弁護士太田宏美の公式ブログ

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イギリス、ウイリアム・キャサリンのカナダ訪問、捜索救難訓練

2011年07月06日 | 海外事情

今、イギリスのウイリアム王子夫妻が新婚後初めての海外公式訪問で
カナダにいることはご承知でしょう。

4日、「赤毛のアン」で有名なプリンスエドワード島を訪問しています。

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以下はAFPニュースから借りてきました。

プリンスエドワード島(Prince Edward Island)のダルベイ・バイ・ザ・シー(Dalvay by-the-Sea)で対潜哨戒・捜索救難ヘリ「シーキング(Sea King)」の緊急着水訓練に参加した。

 英空軍(Royal Air Force)の「シーキング」のパイロットでもある王子は、カナダで開発されたエンジントラブル時の緊急着水法「ウォーターバーディング」の訓練への参加を、訪問中に志願していた。

 小さな湖の岸辺でキャサリン妃が心配そうに見つめる中、「シーキング」を操縦する王子は水面ぎりぎりの高さでエンジンを切り、無事着水させた。「シーキング」はアヒルのように水面を滑ったあとで、垂直に浮上した。

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この着水訓練の模様のビデオがあります。

是非クリックしてみてください。ここからです。 

読む必要はありません。最初のビデオだけ見てください。
立ち上がるのにちょっと時間がかかるかもしれませんが、待ってください。
うまく成功しました。

さて、こんなことをご紹介するのは、日本ならどうだろうかと
考えるからです。
ウイリアムは王位継承権第2位です。
日本ならそういう重要な地位にいる人にこういう危険なことをさせるだろうか?
きっとしませんね。

イギリスが今も大英帝国的なのはこういう厳しさがあるからだと
思います。

東電も民主党もみな仲良しグループで、お互いに寛大です。
これでは、世界の中で、馬鹿にされてもしかたありません。

責任ある立場にいる人間は、身の危険をも顧みないで、職務を果たす
ということです。
それでも、イギリスでは王室不要論もありますし、
現下の経済状況のもと、王室も節約に努め、
5%カットに成功したというこでした。

こういう厳しさをもっと見習うべきと思います。