西洋と東洋の狭間

何かにつけ軌道修正の遅い国で有るが一端方向転換すると、凄い勢いで走り出し今までの良き所まで修正してしまう日本文明

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第88回全国高校野球選手権大会、最終戦、再試合

2006-08-22 16:59:15 | スポーツ
第88回全国高校野球選手権大会、最終戦、再試合となる。
前日、15回1対1の引き分け、再試合となり、37年前、我々より少し先輩の年代である、青森、三沢高校、大田投手対愛媛、松山商、井上投手との球史に残る熱戦を当時、和歌山の白浜で1週間、海へ遊びに行ったのですが、泳ぐのを忘れるぐらいラジオで聞き入っていた事を、思い出しました。
お蔭で、再試合は、海に出向かず、部屋でテレビを見てしまいました。

8月20日、早稲田実(西東京)1-1駒大苫小牧(南北海道)
さて、3連投の斎藤佑樹選手(3年)は再三のピンチをしのぎ、8回の1失点だけで178球、7安打、4四球2死球、16奪三振完投。最終15回にこの日最速の147キロをマークする熱投で、夏3連覇を目指す駒大苫小牧・田中将大選手(3年)と球史に残る投手戦を繰り広げた彼は今春センバツに続く2度目の引き分け再試合。準決勝以降、王監督から届いたメッセージは「気力のみ」。勝負の世界を知り尽くした偉大なOBの言葉を、王監督が背負ったエースナンバーを継承した斎藤がピッチングで示してみせた。8回駒大苫小牧に1点先制されるも、その裏、桧垣の二塁打を足場に1死三塁の好機をつかみ、4番後藤の犠飛で同点とした。延長11回、斎藤は1死満塁のピンチで、駒大苫小牧が仕掛けたスクイズを見抜いた。とっさにスライダーをバウンドさせてバントを外し、三塁走者をアウトにした。「(捕手の)白川がよく捕ってくれました」そして15回表、4番本間篤選手に真っ向勝負を挑んだ。初球ストレートが、この日最速の147キロを計測され超満員5万人で埋まった甲子園が、地鳴りのような歓声に包まれた。前の打席まで得意のスライダーで打ち取っていた相手主砲に、最後は5球連続でストレートを投じていった。147キロ、143キロ、147キロ、146キロ、146キロ、カウント2-3、最後は133キロフォークで空振り三振に仕留めた。「打ち返したかったが駄目だった」と本間選手、まさに熱くなるのを覚えた瞬間でもあった。
18日の準々決勝(対日大山形)で9回144球、準決勝(対鹿児島工)で9回113球、この日15回178球を投げ、3日間で合計435球を1人で投げ抜き、奪った三振は1大会歴代2位の通算65になった。かなりの疲労はあるだろうが、彼の体のどこにこんな力が残っていたのだろうか。又見た目と異なる強靭な精神とクレバーさは底知れぬものさえ感じられた。
昨秋の明治神宮大会準決勝での初対決で、149キロ直球でスイスイと三振を奪う怪物に「すごい投手」と圧倒されたが、今回は「男と男の勝負ですから」と、珍しく熱い言葉を口にした様に、壮絶な投げ合いになった駒大苫小牧の「怪物」エース田中への闘争心が、斎藤の気持ちをさらに強くした事になったのであろう。

駒大苫小牧・田中も相手エース斎藤と、1歩も引かない投手戦を繰り広げた。「マウンドに上がったら絶対に先に下りたくない」その気構えを胸に3回途中から救援登板し、こちらも8回の1失点のみ、12回2/3を7安打、3四球、10奪三振の力投で、15回まで165球を投げ抜いた。試合が動いたのは8回。駒大苫小牧は伏兵の2番三木が、バックスクリーンへ大会58号を打ち込み、1点を勝ち越し、3回途中から登板した田中のスライダーは「想像以上だった」(小柳三塁手)。同点にこそ、追いついたものの追い越すことはできなかった。田中から7本のヒットを打ったものの、10三振を奪われ、その後1-1の延長9回から12回は3者凡退。13回裏には駒大苫小牧あわやサヨナラ負けの場面を迎えた。2死二塁で暴投し、走者を三塁に進めた。2人を四球で敬遠し、満塁策をとった。「敬遠でボール球を続けて投げるときも気持ちを切らさないようにした」。最後は得意のスライダーを丁寧に配し、二ゴロにくぐり抜けた。
15回裏2死一塁。田中が早実の4番後藤に勝負を挑んだ。1ボールから126キロスライダーで遊飛に仕留めた。こちらも地鳴りの様にわき起こる拍手と大歓声の中、右手で帽子を取り、ゆっくりとマウンドを下りた。「15回までいくんじゃないかな、と思ってました。とりあえずひと区切りつけ、ほっとしてます」。激闘を終え、和泉実監督(44)は「田中君の直球は球速以上に速く、力強かった。作戦を考え直します」といった。勝てなかったが負けなかった。彼の底力を思わせる140キロ台の重い直球と高速スライダーで厳しいコースをつき、早実打線に的を絞らせなかった。
センバツ出場辞退の悔しさを胸に秘め、決勝までたどり着いた今回は風格さえ感じられ、 延長13回表2死二塁では三ゴロに倒れたが「公式戦で初めてです」という、一塁へのヘッドスライディングでチームメートを鼓舞した様に、粘り強く、ひと回り彼を大きくさせたものでもあった。

試合時間は3時間37分だった。
延長では先にも述べました様に、69年松山商(愛媛)-三沢(青森)以来37年ぶり2度目の決勝引き分け再試合。早実は今春センバツ2回戦の関西(岡山)戦でも延長15回引き分け再試合を経験。甲子園で年間2度の引き分け再試合も史上初。
その時は再試合で投げ勝ったものの、続く準々決勝の横浜戦で力尽きた2度目の引き分け再試合。斉藤選手は連投を克服する今大会でもあり、「仲間も守ってくれる。明日も楽しみます」と冷静に話した。そして駒大苫小牧にとって3年前の降雨ノーゲーム以来2度目の再試合となる。三谷選手は「あの試合は負けた。今度は全力で勝ちたい」と話す。再び73年ぶりの3連覇へ挑む一戦。


8月21日、早稲田実(西東京)4-3駒大苫小牧(南北海道)
37年前の69年(昭44)決勝戦は、剛の大田、軟の井上両投手の稀に見る投手戦となり、この松山商-三沢は今でも語り継がれる大激戦であり、この試合をリアルタイムで見れた事は高校野球ファンとして最高の喜びでもあった。
三沢の剛腕太田投手は序盤から制球に苦しみ、再三走者を出したが、262球を投げ抜き、バックの懸命の守りもあり得点を許さない。
松山商・井上投手はカーブを有効に使って打たせて取る投球、延長15、16回と続けて満塁の走者を背負いサヨナラ負けの大ピンチ。ここを、スクイズを外すなど冷静な判断力で何とか切り抜け、232球を投げ抜いた。
試合時間、4時間16分。0-0のスコアでは判断できない、一進一退が続く、まさに、手に汗握る壮絶な展開であった。
太田は翌日の再試合も1人で4日連続45イニングを投げ抜いたが、1回に本塁打で2点失うなど4失点。松山商は、井上を1回と1/3から中村にスイッチ、それが奏功して、三沢の反撃も及ばず、松山商が4-2で4度目の優勝。ほとんど真っ黒になったユニホームが激闘を物語っていた。
大田選手は、その甘いマスクから甲子園の初代アイドルとなり、以後プロとなり、ドラフト1位指名から近鉄、最後は阪神に至り引退、最近までは、解説業をされておりました。
一方井上選手は、明大進学後、自分に接してくれた記者の温かさに、感動し憧れ、現在も高校野球等の記者活動をされております。

古豪・早実が創部102年目でついに夏の頂点に立った。駒大苫小牧との決勝再試合を4-3で制し、1915年(大4)の第1回大会出場から27度目の挑戦で、悲願の夏初制覇を達成した。第1回大会(15年)から参加し、王貞治氏・プロ野球ソフトバンク監督らが輩出した早稲田実。第11回(25年)と、荒木大輔氏(西武コーチ)を擁した第62回(80年)の2度、準優勝に終わった。その壁を越えた。「大先輩たちが成し遂げられなかったことをできてうれしい」。斎藤選手が喜ぶ。
早実のエース、斎藤佑樹選手(3年)前日20日の決勝で延長15回、178球を投げた後は、ハリ治療と高酸素濃度カプセルに1時間入って疲労回復に努めた。その効果によるものなのか、延長15回引き分けの疲れも見せず、試合前は「不思議なくらい肩が軽い」と言ってのけた。この日も序盤から右投手の生命線である右打者への外角直球をていねいにコースに集め、スライダー、フォークを軸に内外角の低めを丁寧に突く自分の投球を貫いた。早稲田実は1回、2死一、三塁から船橋の適時打で先制し、2回にも川西の適時二塁打で1点を追加。6回、7回には、四死球で得た好機を生かして加点した。守りも5回まで3安打7奪三振と前日の9回から12イニング連続のゼロ行進。ピンチにも動揺が表に出ない理由を斎藤は「仲間を信じる心が余裕を生んだ」と明かす。6回に本塁打を許し1点差に追い上げられると、すかさず野手から「1点ぐらい取り返してやる」と声が飛んだ。その裏、言葉通りに味方が捕手白川の適時打で1点を加えた。だが、駒大苫小牧の選手は、誰もあきらめていなかった。9回は2ランを喫した。
「田中将大が頑張ってくれている。なんとか塁に出ないと」。中沢竜也君は、こんな思いを込めて打席に入った。スライダーをフルスイング。打球はバックスクリーン横に飛び込み、1点差に詰め寄られたが気力を振り絞った。9回2死、打席には2日間、ともに激闘を演出してきた田中。4球目はこの試合最速の147キロを計測した。ファウルで粘られた7球目。「最後は一番自信のある真っすぐで」とこん身の144キロ速球で空振り三振に斬り、大会のフィナーレを飾った。 
記念すべきこの日は、118球、6安打、無四球、13奪三振の力投で3失点完投し、斎藤はこの2日間、一人で296球を投げ抜き、18日の準々決勝からスライダーとのコンビネーションで6試合連続完投しかも4日連続完投で、今大会7試合、69イニングをほぼ1人で投げ切る鉄腕ぶりを発揮した合計948球の熱投で見事投げ抜いた。又、奪三振は4試合連続の2ケタで合計78個として、歴代単独2位に浮上し、春夏通算104奪三振(歴代2位)も記録した。新たな歴史をつくり、数々の記録だけでなく、記憶にも残った男に成長した斎藤佑樹。  

駒大苫小牧は大会史上、73年ぶり2校目となる3連覇がかかった試合だった。3大会連続で決勝に進んだのは、7~9回大会の和歌山中(現桐蔭)、3連覇した中京商、65~67回の桑田真澄(巨人)と清原和博(オリックス)両選手を擁したPL学園(大阪)、そして駒大苫小牧だけ。しかし決勝戦の敗戦により甲子園大会連勝は「14」、駒大苫小牧の公式戦連勝も48(1分け含む)でストップした。
初回途中から登板した駒大苫小牧のエース田中将大選手(3年)は7回1/3、84球を投げ、4安打、2四球1死球、4奪三振も2、6回は130キロ台後半の直球を、7回は120キロ台後半のスライダーを運ばれ、3失点を喫し、この日の最速は自己記録に7キロ及ばない143キロであったが力投した。疲労との闘いでもあり、夜の通常の40分のマッサージに、この日朝、さらに20分追加。張りのある右肩から後背筋にテーピングを施し、初回途中でマウンドに立った。「最後の力を振り絞ったが、力が残っていなかった」という。駒大苫小牧は6回、三谷のソロ本塁打で1点を返した。9回表には中沢の2点本塁打で1点差に詰め寄ったが、2死走者なし、打席の田中は早実のエース斎藤に「男と男」「力と力」の勝負を挑んだ。ファウルで2球粘った7球目。144キロの直球に、銀色のバットが空を切った。北の怪物、力尽くも全身全霊のフルスイングだった。
聖地に響くサイレンが最後の夏の終わりを告げた。「自分のスイングができました。見逃しじゃなく、空振り三振で悔いはありません」。マウンド上でNO・1ポーズを掲げる早実ナインに背を向け、ゆっくりとダッグアウトに向かい、静かにバットを置いた
186センチ、83キロの強固な体の両肩にテーピングを施し、今大会6試合計52回2/3を投げ、54三振を奪った。又、南北海道大会から計13試合通算101回2/3。1407球を投げ、126三振を奪って。最後まで涙は見せなかった。「相手の方が一枚上でした」と最後の夏でNO・1投手の座を斎藤に譲り、アクシデント等から怪物らしさを取り戻せないまま、田中の夏が終わった。
「たくさんの人たちの応援が力になりました。感謝の気持ちでいっぱいです」。
春夏の甲子園通算で計12試合8勝0敗の成績を残し、斉藤選手同様記録にも、記憶にも残る、エースであり、今秋ドラフトで1位入札競合必至の逸材は、次なる挑戦はプロの舞台だ。

田中君が、泣き崩れる本間篤史主将の左肩をいたわるように抱き、声をかけた。  
「よくやった」
香田誉士史監督は「最後の最後まで一体となったプレーが見られ、本当に良かった」と、選手の健闘をたたえた。
ピンチにも表情を変えなかった右腕が優勝にひたすら泣いた。「疲れはあった。でも人生最大の幸せな一日です」。昨夏、西東京大会準決勝で感情の起伏を突かれて打ち込まれコールド負け。以来、どんなことがあってもポーカーフェースを決めてきた。
80年夏の決勝で涙をのんだ早実OBの西武荒木大輔投手コーチ(42)は「相手が相手だから簡単に勝たせてくれるとは思わなかったけど、最後も早実らしい粘り強い戦いだった。決勝戦という大舞台で力を存分に発揮してくれた。僕らが目標にしていた夏の全国制覇を成し遂げてくれてうれしい。彼らの頑張りを早実OBとしてすごく誇りに思うし、優勝が決まった瞬間は、早実の卒業生で本当によかった」と心から祝福のコメント。
スタンドに人気が消えたころ、両校ベンチ前で胴上げが始まった。「同世代で一番いい投手」(斎藤)、「最後まで力を残すところにすごさがあった」(田中)。相手エースをたたえた2人の姿も、それぞれの輪にあった。 
再試合になった為でもあるかもしれませんが、決勝戦、再試合共に、何時もの高校野球以上に時代を超越した37年前と同じ夏の太陽を私は感じる事が出来ましたのは、今大会出場校、特に決勝戦の両校には、高校野球の原点でもある姿を久々に見られた事が、清々しさにも似た気持ちに表れていた様にも思える。

今大会、特筆されるのが本塁打の量産。通算60本。数々の本塁打記録を更新した。
投手との力関係もあるが、筋力トレーニングや打ち込みでスイングスピードの速さ、道具の進歩、技術の向上等で終盤、一発で流れを変える試合が多く、展開の面白さはあるが、四死球376、失策数125、ともにここ5年で最多を記録し、投手の制球不足に加え、内野手の悪送球が目立ち特にタイムリーエラーは避けたいものであるが、決勝まで勝ち残った斉藤、田中両投手は打高投低の、中スライダー・ストレートを絶妙にコントロールされ、素晴らしいピッチングであった。
又、来春から低反発球が採用されるそうあるが、より引き締まった試合となり、集中力と守備力が必要とされるが、良い意味での変化に期待したい。
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亀田興毅 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチとその他の世界戦

2006-08-03 04:52:04 | スポーツ
昨日の亀田選手のタイトル奪取はまずは、良かった事ではありました。内容は、正直良くてドローの様にも思えましたが、以前のヘビー級の採点方法であったのが、幸いしたのではないでしょうか。しかし、あの若さで、1ラウンドにダウンを取られ、精神的にも厳しい状況ではあったにも拘らず、最終ラウンドまで踏ん張った事は、立派であり、今後の彼の大きな財産にして貰いたいと思います。
ライトフライ級では、選手層も薄く、フライ、バンタムになれば強豪が多く、油断は出来ない戦いが待っている事は間違いはないでしょう。特に中南米のボクサーは、バネとスピード、リズム感があり、パンチャータイプの選手はウィービングやダッキング等も上手く、バランスが良い為、何処からでもパンチを打ち続けて来るであろう事から今回の様な、足を使わない接近戦での亀田選手の戦い方で、ボディへのパンチは効果的ではありましたが、反面単調な正面での攻撃や防御になれば危険な事になりかねないと考えます。
過去絶対不利と思われた日本選手の世界タイトルマッチで見事勝利した試合では、黄金バンタムのエデル・ジョフレVSファイティング原田、歴代フェザー級最強チャンピオンといわれたビセンテ・サルディバルVS柴田国明が記憶に残っていますが、亀田選手にもスタミナ面の強化も含め、最強の選手を倒してこの様な先輩を越えて今後のこのクラスでの防衛を重ねて頂きたいと願っております。

以下の記事は、亀田弟の試合後に。以前あるブログにコメントしましたものです
私も試合を見ましたが、最近の世界及び日本の状況は分かりませんが、以前の世界レベルの観戦記憶から思いますに、弟の方は荒削りで、それよりも対戦相手のお粗末さが問題で、無駄な動き、スピードの無さ、ワンパターンなスタイルからのオフェンス・ディフェンス面の技術の無さが試合の盛り上がりを消してしまいます。又、今後の弟の試合でのディフェンス面での教訓にもならないマッチメークの問題が、先の事を考えると影響が大きい様に考えます。
兄は戦績面では素晴らしくまずはソコソコにはあると思いますが、ハッキリ未だ未知数ですね。それは、やはり今までの対戦相手が骨のある選手が私の見る限りでは、いないのではないでしょうか、やはり真の世界トップレべルでは、当然、自分のパンチ力・技術に基づいた勝ちパターンと相手の弱点を見据えた嫌な戦い方をしてくるはずですので、その様な恐怖を感じる相手で自分の流れに持ち込める事が出来るのか、またスタミナを維持出来るのかが課題となるでしょう。
それから、ホームタウンデシジョンでは、日本国内の世界戦での判定はなんとか勝利が多い感はしますが、明らかにおかしいと思えた試合は、フェザー級で柴田国明対エルネスト・マルセルのドロー試合でマルセルのリーチを活かしたバランスのいい何処からでも放つスピードのある強烈なパンチに、攻撃どころかディフェンスもままならなかった試合は試合後の両者の状態が物語っていましたし、何より柴田選手本人が知っていたと思いますよ。この、マルセル選手は母親の反対でボクシングを引退、タイトルを返上した変った経歴の選手でした。又、海外では原田とジョニー・ファーメションの試合が誤審と今でも思っています。長々とコメント申し訳ありませんでした。
 

次に、シュガー・レイ・レナードの時代から人気が追いやられ、そしてマイク・タイソンで少しは盛り上がったヘビー級の試合ではありましたが、やはりしばらくは、鳴りを潜めていましたが、最近面白くなってきた様にも感じられ、あえて記載いたしました。
ヘビー級には大きな選手であるウラジミール・クリチコ、現IBF/IBO統一世界ヘビー級チャンピオン、戦績49戦46勝41KO 3敗。ビクター・クリチコ、前WBC世界ヘビー級チャンピオン、戦績37戦35勝33KO 2敗(身長202cm、リーチ200cm)兄弟の活躍等、新しい風が吹いており、何故なら過去、ヘビー級では大男の世界チャンピオンは大成が出来ず、代表的なチャンプとしましては、アメリカ白人のジェス・ウィラードは2m近い大男であり、黒人初の世界ヘビー級王者ジャック・ジョンソンを26ラウンドKOで倒し、タイトルを奪ったことで、一躍全米のヒーローとなるが、当時白人がどうしても勝てない上にオーストラリア出身の白人女性と結婚をする事で多くの白人社会を敵にしてしまった、ジャック・ジョンソン(同姓同名の元サーファーでミュージシャンの方ではありません)に勝たせる為の八百長試合の疑いがかかったタイトルマッチではあった。(この事の真相はジャック・ジョンソンの伝記映画「ボクサー」にも描かれ製作されており、当時の社会問題を描き必見の作品でもあります)やがて2度目の防衛戦で、デンプシーのパンチにめった打ちにされた末、3ラウンドに倒される。この試合は「トレドの惨劇」と名付けられ、近代ボクシング史上最も凄惨な試合とされる。戦績36戦24勝21KO 7敗1分4無判定。
ジャック・デンプシーは「マナッサの巨人殺し」「拳聖」などの異名を持ったアメリカ白人のボクシング世界ヘビー級王者。本名はウィリアム・ハリソン・デンプシー(William Harrison Dempsey)。
185cm、85kgとヘビー級では大きいとは言えない体ながら並みいる大男たちを破壊的な強打で次々とマットに沈めていき、ジーン・タニーとのロング・カウント事件やジョルジュ・カルパンチェとの史上初のミリオンダラーゲートを成功させた様に、数々の話題を提供し、人気は大統領を凌ぎ、後に女優と結婚する。戦績83戦 62勝 50KO 6敗 9引分け 6無効試合。
二人目の大男、プリモ・カルネラはイタリア生まれのプロボクサー。ニックネームは動くアルプス、身長198cm・体重118kgの体格であったが、10cm近くも背の低いマックス・ベアに一方的に殴られ続けた結果11R TKO負けをしました様に、ウィラードと共に何か弱い面を出す傾向がある様でした。
その後は防衛25度の世界記録を持ち、ジョンソンやアリとは異なり、白人社会に自ら溶け込み、当時ナチス・ドイツとの仮想の戦いとされたドイツの前世界ヘビー級チャンピオンのマックス・シュメリングとの戦いをし、アメリカの国民的英雄にもなったジョー・ルイス、本名はジョセフ・ルイス・バローで、ニックネームは「褐色の爆撃機(The Brown Bomber)」身長187cm、体重89kg、戦績70戦 67勝 53KO 3敗。
映画ロッキーのモデルとなる、「ブロックトンの破壊者」の異名を持ち、ロッキー・マルシアノ180cm・83kg、本名はロッコ・フランシス・マルケジャーノという名前からも分かるとおりイタリア系アメリカ人である。(実在のロッキーは映画より強力なボクサー)破壊的パンチ力・タフネスを兼ね備え、6度の防衛後、「もう戦う相手はいない」という名ゼリフを残しヘビー級史上唯一無敗(49戦49勝43KO無敗)で引退し、1969年8月31日、飛行機事故にて他界。
近代では、カシアス・クレイ後のモハメド・アリ の様にヘビー級に、かってないスタイルのフットワーク・スピード・スタミナ、ジョージ・フォアマンの様なパワー・パンチ力、マイク・タイソンのスピード・パンチ力、等85~100kgの体重で、他の選手より優れたものを兼ね備えたチャンピオンが歴史とスタイルを創ってきたのですが、最近では、旧共産国の東欧諸国やロシア、ウクライナ出身(クリチコ兄弟)の大きな選手がアメリカ黒人優先のヘビー級を崩し、活躍しており、現在最強となる、ニコライ・ワルーエフ, 戦績45戦44勝 32KO 1NC 無敗 は、ロシア連邦のサンクトペテルブルク出身の現WBA世界ヘビー級チャンピオンとなっている。全階級を通じボクシング史上最長身(213cm)、最重量(147kg)リーチ( 216cm)の巨人王者で、過去の常識を覆した代表的な選手でもある試合を是非観戦したいものです。


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W杯・ドイツ大会、決勝戦(イタリアVSフランス戦)1-1/PK5-3

2006-07-10 13:38:11 | スポーツ

W杯2006ドイツ大会も無事終了し、試合は1-1のままイタリアがフランスをPK戦5-3で下し、94年大会の屈辱を晴らし82年大会以来となる通算4度目の優勝を飾った。
本大会はジダン、フィーゴ、ベッカム、ロナウド、中田、他、世界の代表として活躍した選手達の引退や代表として今大会を最後にする又は噂される選手で、一つの時代が終わった大会でもあった。

試合全体としての流れ、及び感想では、ジダンのドリブル突破は少なかったが、精度の良いFKや上手いパスまわしから、攻撃の起点としての存在感はさすがで、フランスの攻撃の流れを作る立役者であり又、以下の選手達のパスまわしからも攻撃への確立がなされた。アンリのドリブルからイタリアディフェンス陣をかわし、ペナルティエリア内への進入やフランスの新星リベリーの左右、中央とスペースに走り込むスピードと驚くべき運動量、ドリブル、キープ力、マルダの右のスペースやエリア内への走り込みやドリブル等、無駄の無い攻撃が目立った。しかしキーパー、ブッフォンの好セーブを軸にカンナヴァーロ、ザンブロッタ等のイタリア・ディフェンス陣伝統のカテナッチオの健在からも阻まれ追加点には至らず。
一方イタリアはピルロのFK,CKを起点にマテラッツィやトッティ、トーニに合わせるも、マテラッツィのヘディングシュートが決まった以外は、フランスのディフェンス陣に阻まれる。又、トッティを起点としての攻撃も機能せず、スルーパスやアーリークロスを受けたトーニの惜しいシュートもあったがこれも、得点には至らなかった。
結果、延長戦に入り、ジダンの退場までのフランスの攻撃のかたちは良く、アンリ、マルダのドリブルやパスからのリベリー、ジダンの惜しいシュートが見られたが、1-1のままPK戦の決着となる。
イタリアが3枚の交代枠カードを切った内容に比べ、リベリーの交代からアンリの負傷、ジダンのレッドカード等、アクシデント退場により、精神的主柱不在となった事はフランスチームへの影響としては大きく、PK戦も何か精彩なく、5-3により少し後味の悪いイタリアの優勝となったが、イタリアの流れから得点を許さない試合内容から、チームとしての勝利は攻守としてのバランスが非常に良く、素晴らしい戦いの軌跡を残したと言える。

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中田・英選手は引退なのか!

2006-07-04 19:17:28 | スポーツ
中田英選手の突然の引退は、驚きました。
※以後の記載は素人で中田英寿選手の事も知らないのですが、個人的に好き勝手な素人考えを申させて頂きました。間違った事も多々あるとは思いますがその点はご容赦願います。

努力はしたと想像しますが、日本代表のW杯での、あの結果は、いくら中田選手が「頑張りぬいた」姿を見せたとしても、全てが結果のプロですから、厳しい事と思います。
だからこそ、今後の海外移籍や現所属チームへのアピールには、少し威力がない様にも思え、現状より良い条件の移籍の可能性も少なくなる様にも考えられます。(29日の報道には、チャールトンからのオファーがあったらしいのだが)
又次のW杯を含め、その他の国際試合を戦ってゆく過程において、一つの理由として年齢や、それに伴う体力の低下も考慮しなければならないが、もう一つの理由としては、それ以上に日本代表選手の世界レベルの限界も本大会で感じたのでは、ないだろうか。
厳しい、言い方をあえてするならば、確かに日本は強くなっている事は事実ではありますが、世界レベルでの試合で「ここぞ」の時に決められない、護れない、と課題が持病の様に指摘されている点(そこは世界の強豪チームではやり遂げている事であって)で解消されていない事を推察するに、第一には絶対世界レベルでの学習能力が無いものなのか(キツイ言い方で勘違いされては困るのだが、実力が各自持ち合わせているのに対し、特に大事な世界大会での試合において、相手の実力を考えての一歩先のプレーの組み立てをしない事、或いは我武者羅に挑む心。これは、あの中田英選手がW杯予選の試合にも意思表示した様な姿にも感じられた事ではないでしょうか。又それと同時に残る選手への身をもってのスピリッツを見せた姿にも思えたのは私だけでしょうか。)、第二に、果たして技術的体力的に今が限界なのか、次の世代も未だ国際試合の経験不足である現状からも、左程多くを望めない。それはチームで戦うサッカーでは試合をコントロールする役割りを担うもの(指令塔として「トップ下」や「ボランチ」昔で言う、ディフェンシブ・ハーフ)には、辛い結果が見えてくる。
ならば、中田選手自身、選手以前に、頭の良い人間でもある訳ですので、今までのヨーロッパでの太いパイプや、言葉の障害が無い点、そして国内や国外のネームバリュー、最後は何といってもサッカーを知っている事から、ビジネスチャンスを先にまわすより今が旬なのかもしれないのではないでしょうか。
いずれにしましても、わが国スポーツ界では稀有な存在であるのは確かな事ですので、あっさりと彼の今後を期待し、応援しようではないか。
また、応援するサッカーファンの願いからも、旧日本代表の選手達、次世代の選手達の本当の意味での奮起を望みたい。
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W杯・ドイツ大会、ベスト4出揃う

2006-07-02 09:57:20 | スポーツ
サッカーの第18回ワールドカップ(W杯)ドイツ大会第21日は1日、準々決勝の残り2試合を行なわれた。
(※以下記載文章は各種記事を参照)

イングランドは3大会ぶり3度目の、ポルトガルは40年ぶりの4強入りを懸けた戦い。
W杯での対戦は過去2度。最初の1966年大会の準決勝もこの日のように競り合いとなったが、イングランドがB・チャールトンの連続ゴールで2点をリード。反撃をポルトガルのエウゼビオのPKによる1点に抑え、逃げ切った。イングランドはこの大会で地元優勝を遂げた。40年たった今大会も、因縁の多さで注目を集めた。2年前の欧州選手権でも準々決勝で対戦し、ポルトガルがPK戦勝ち。その試合ではルーニーが今大会前同様、右足を骨折、イングランド敗退の呼び水になった。イングランドは4年前の日韓大会でも、ポルトガルのスコラリ監督が率いたブラジルに同じ準々決勝で敗北。そのスコラリ監督はイングランドの今W杯後の次期監督候補に一時内定しかけた関係でもある。

前半、立ち上がりは、イングランドが積極的な守備からボールを奪い、試合を有利に進めるもシュートに結び付けるまでには至らず。一方のポルトガルはフィーゴからロングパスを受けたCロナウドがドリブルで切り込んでチャンスを作り、ミドルレンジからシュートを放ったものの、キーパーにセーブされる。イングランドはジェラードやランパードが積極的にボールに絡もうと奮闘していたが、クロスが味方に渡らなかった単発の攻撃に留まり、決定的な得点チャンスは生まれない。前半は中盤での激しい攻防となるも、お互いになかなかFWの選手にボールが入らず、前線でいい形を作ることができなかった。両チーム相手守備を崩し切るには至らず無得点で折り返す。

後半に入ると試合は激しい攻防となったが、主将のベッカムが右ひざを痛め、イングランドはベッカムに代えて右ウイングのレノンを投入し、3トップの布陣で勝負を懸けてきた。ところが、リズムが生まれかけたところで、試合の流れを左右した後半17分のイングランドFWルーニーの退場。カルバリョの粘っこいマークを振り切ろうとし、もつれた際に左足で相手を上から踏みつけた行為による。短気からの愚行ではなかったが、直後にマンチェスター・ユナイテッドの同僚、ロナルドを小突いたのも、アルゼンチン人のエリソンド主審が胸から取り出したカードの色が赤色なった理由になった可能性として考えられる。10人になったことでそれまで機能していた積極的な守備が鳴りを潜めたイングランドに対し、数的優位に立つポルトガルが左右のスペースを使い、攻めあがるが、それでも強固なイングランドDFを最後のところで破ることができず。又イングランドも速攻で何度か好機を迎えたが同じく得点を奪えず90分間を終了する。、延長戦でイングランドはランパードやハーグリーブズの攻撃参加で見せ場をつくり、ポルトガルもやはり左右のスペースからの速攻で、ともに何度か好機を迎えたが、結局120分を終了し、延長戦でも得点は奪えなかった。必死の攻防は見応えがあっただけに、ルーニーの退場が残念であった。

イングランドは2年前の欧州選手権準々決勝でも壁となって立ちはだかったポルトガルのGKリカルドに4人中3人が止められて万事休す。神経戦を乗り切れるスタミナは残っておらず、5人目は蹴る機会さえなく、W杯でのPK戦はこれで3連敗となりベスト8にとどまり、サッカーの母国の40年ぶり優勝の悲願は夢となる。
大会前史上最強メンバーと言われ、優勝候補の一角にも挙がったが、開幕前にルーニーが骨折、大会に入ってからもオーウェンが負傷離脱と誤算が続いた。最後もルーニー、ベッカムとチームの顔を欠く中で無念の結末となった。
一方、ポルトガルは3位となった1966年大会以来、40年ぶり2度目の4強入り、準決勝進出を果たし悲願の優勝に一歩近ずいた。


もう一試合、フランスが初優勝を果たした1998年大会決勝の再現となった好カード、優勝候補筆頭の前回優勝国ブラジル-前々回優勝国フランスが準決勝目指し戦った。

前半45分 前半総括 序盤はブラジルがボールを支配する。ロナウジーニョがボールの供給役となり、右サイドを中心とした攻撃を展開。しかし前半15分を過ぎた頃からフランスがブラジルを圧倒し始める。今大会終了後の現役引退を明言している司令塔のジダンはキープ力を活かしたボール運びを披露し、そのジダンを中心に攻撃を仕掛けるフランスが、ボールポゼッションで上回るなどリズムよくブラジルゴールに迫ったが、ブラジルも最後のところでそれを許さず、お互いにフィニッシュまでつなげることができず、前半は両チーム得点のないままハーフタイムを迎える。

 後半に入って試合は動きを見せた。後半12分、フランスは左サイドでFKを獲得。ジダンの左FKをゴール右でフリーになったアンリが右足ボレーで決めた。その後、ブラジルは守備的MFを3人に増やして、ロナウジーニョを前線に上げる布陣の変更が逆効果。終盤にアドリアーノ、シシーニョ、ロビーニョを投入し、前線の枚数を増やして攻撃が活性化したが、交代も遅く決定的チャンスをつかめないまま終わった。フランスは前半からマケレレ、ビエラの精力的な動きで中盤を支配したことや、終盤にはキーパーのバルテズが好セーブを連発してシュートを止め、ブラジルの攻めを封じ、そのリードを最後まで守り切り、準決勝進出を決めた。
特にジダンは動き、ボール際、パスの精度も最近になく素晴らしいものであった。

フランスは優勝した前々回の1998年大会以来5度目、ブラジルはW杯での連勝が11で止まり、4大会ぶりに決勝進出も果たせなかった。
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W杯・ドイツ大会、本戦(日本VSブラジル戦)1-4

2006-06-23 09:40:12 | スポーツ
W杯・ドイツ大会、予選リーグ最終戦、対ブラジル戦は後のない追い詰められた日本の精神状態、又勝たなくてはならない戦術からも予想された通りの結果となりました。この事は初戦が絶対勝利と関係者が言っていた事からも、予選突破の筋書きのくるいがすでにオーストラリア戦の敗退から生じ、日本代表チームに重く圧し掛かったものが要因の一つと考える。
この試合が、決して今の日本の実力とは、考えられないのであり、これが前回のフランスやイタリアにも言える様にワールドカップの恐さではないだろうか。
あえて、今日の試合の勝手な反省をするならば、連日の暑い中での試合の影響が少なからずあったのか、大事な試合の割りには、動き、スピード、精度が落ちていた様に思われた。
そんな状況下で、前半戦こそ危ない場面はあったが、先制点もあり、同点にはされたが、互角に近い戦いを進めていたと思われたのだが、ポゼッションサッカーでは身体能力や個人技に優るブラジルに、日本が同じ戦術では到底勝ち点を取るまでは、無理な事と思われ、後半戦は日本がしなければならないサッカーを逆にブラジルにさせてしまった感がした。
日本のディフェンス面では、中盤で奪われ、ラインを引きすぎるところからプレスをかけるも、個人技からドリブルで抜けられたり、マークが徹底されていない為、裏を取られ、簡単にしかも精度の良いクロスやスルーパスからシュートされる。
引き気味からの攻撃ではカウンターも効果的だが、サイドへの上がりは出来ない上、FWへのポストプレイもつながらない。しかし、サイドからのパスやドリブルでの上がりはあったのだが、今回スピードがあり、且つ厚いブラジルのDFは崩されなかった。

以上の様な、個人的な感想ではありましたが、ただ焦りからか、日本の良さでもあるコンパクトで早いパス回しからの攻撃やラインの裏をつく早い攻撃が見られなかったのが残念ではあったが、まずはジーコ監督、代表選手達、スタッフにはご苦労様でした。
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W杯・ドイツ大会、本戦(日本VSクロアチア戦)0-0

2006-06-19 04:16:24 | スポーツ
W杯ドイツ大会予選リーグ、第二戦、決勝トーナメント進出に望みを賭ける為、対クロアチア戦に挑む試合が、ニュルンベルグ・フランケン競技場でおこなわれた。

前半戦、暑さからの体力の消耗を考えたのか、相手ディフェンスの裏へ抜ける様なパス、と同時にサイドからの上がる場面は見られなかったが、そんな中、敵陣深い好位置(ペナルティーエリア右角付近)からのF・Kを奪い中村直接ゴール狙うも味方、高原に当たる。又同じく、中央25mからのF・Kもアレックスに当たりゴールならず。
攻撃の流れからは、中田英のセンタリング、小笠原や意外とクロアチアDFのマークが少なく比較的フリーで受けれた加地のクロスもクロアチア・DFにクリアーされる。
又、今回積極的な中盤からの上がりで、中田英の枠を捕らえた強烈なミドルシュートやその他同じく小笠原、アレックスのミドルシュートも見られたが、相手ゴールキーパーの好セーブやキャッチにて得点にならず。
日本のディフェンスでは、自陣ペナルティエリア内でプルソにかわされた宮本の反則行為によるP・Kをスーパーセーブした川口のその他の好セーブの活躍は非常に闘志を奮い立たせるものであったが、相手F・Wのミスにも助けられたのは事実であり、日本のプレスディフェンスが甘かった事がその要因とも言える。

後半戦、福西と稲本のメンバー交代。
アレックスのドリブルから小笠原へパス、そして小笠原のクロスもカットされる。
ドリブルで駆け上がった加地と高原のワンツーで抜け出し、フリーの柳沢へのセンタリング、本試合最大の決定的チャンスも柳沢ミスシュートに終わる。
中田英ミドルシュートはキーパーの好セーブ、ゴール25mからのF・K中村直接狙うもゴール上に外れる。
柳沢と玉田のメンバー交代。
玉田のドリブルから中村とのワンツー、アレックスのクロス、小笠原のペナルティエリア左角からのF・K、稲本のミドルシュートもゴールには結びつかず。
中田英のペナルティエリア内へのボールも小笠原トラップミス、中村の左サイド裏玉田への柔らかいループパスから中央の高原に出すが、これもクロアチアDFにカットされる。
又、相手ディフェンスの裏へのアーリークロスもキーパーとの間を衝く精度にやや欠けるが、フォワード陣の動きの悪さも手伝い、キーパーと一対一の勝負までにも至らず。
高原と大黒のメンバー交代。
アレックスのペナルティエリア内ドリブルからのシュートもクロアチアDFにクリアーされる。
試合終了の笛、スコアーレス・ドローに終わる。

交代した稲本はディフェンス、相手ボールのカットやインターセプト、シュートと彼らしいサッカーをやや見せ、又動き、精度は落ちるも中田英、中村、アレックスの積極的な動き、そして川口の、相手FW・MFのシュートミスに助けられるも緊張のいとは途切れる事は無く、好セーブもあり、勝ちに行く姿勢を見せていたが、ディフェンス陣は前半戦と同じくプレスも甘く、後半はスピードが無く相手カウンター攻撃にも突破される場面が多く見られた。

又、前・後半戦を通じてのフォワード陣は、クロアチアのディフェンスの護りの堅さもあるが、得点には至らず、クロアチアフォワード陣の様なボールを受ける動き、突破するドリブルからのシュートまで至る流れもほとんど見られず、当然ボールに絡む数も少なく、あえて厳しい見方をすれば、決定力不足は否めない様に思われる。
しかし、日本の日中最中に続く試合から選手の疲労も残り、特に前試合、素晴らしい動きを見せた中田英の最後の数分間は運動量の多さの影響なのか、さすがに疲れており、次の試合への影響が心配される。

第三戦対ブラジルには、文字通り背水の陣で挑まなくてはならない、厳しい状況は変わらないが、確かに強いブラジルではあるが、以前の様にあまり各国との差は無い事も事実であり、展開次第では金星もありうると信じる。
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W杯・ドイツ大会、本戦(日本VSオーストラリア戦)1-3

2006-06-13 01:44:58 | スポーツ
詳しくは書くまでもなく、非常に残念な結果でした。

暑い中の消耗戦で厳しかったが、ただ全試合時間を通じて、第一に言えるのは、中田英の攻守の運動量は、他を圧倒していたと思えるものであった。
色々注文を付けるだけの責任と自信があった事は、負けた試合ではあったが、日本のあらゆる面での司令塔と決定づけるものであった。

内容的には日本の前半は運動量はあったのだが、後半は止まっている選手が見えた様に運動量は落ちていた。又中田英のディフェンスラインの裏へのパスやクロスはあったがゴールには結びつかず、駒野もパスを受けよく動いていたが、センターリングやクロスの精度がこれも今ひとつ良くなく、アレックスや高原、柳沢もドリブル突破をするも肝心のゴール際では何故か以前の日本代表の悪い面であった、思い切りのなさからなのか余計なパスが多かった感じがした。やや早いパスまわしも少しは見えたがミスが目立ちスピードは暑さの為か、オーストラリアを慌てさせるほどにはいたらず、ディフェンス面でも川口のファインセーブやキャッチはあったが、プレスディフェンスは甘かった様に見え、むしろ高い位置でのプレスが効果的には機能はしていなかった。

後半オーストラリア左サイドからのスローインを川口が何故ディフェンスがいて、しかもパンチングしか出来ない(キャッチが必然の条件)位置まで出たのかが疑問に残る、又福西の後半走り込んでのシュートが絶対ゴールを外した事、やはりこれが今回の試合を物語る日本の実力なのか。

いずれにせよ、かなり厳しい日本の状況になった事は事実であり、ここは素直にオーストラリア精神面の強さと実力を認めよう。
又、頑張った選手達の為にも、負け惜しむ事ではなく、あきらめず今後の奮起を期待しようではないか。
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W杯・ドイツ大会(最終親善試合日本VSマルタ戦)

2006-06-05 04:56:36 | スポーツ
日本時間PM10:04に最終親善試合日本VSマルタ戦のキックオフ。
先日のドイツ戦の疲れが残っているので在るのかもしれないが、あえて厳しく感想を申しますと、あまり上がってこないマルタに対し落ち着いて攻めを組み立てられた試合ではあるが、マルタが退いている為にドイツ戦の様な裏のスペースに綺麗に決める展開は少なくなるのもある意味想像出来るのだが、全体的にも運動量も落ち、雑な精度のないパス、シュートが目だち、以前からの課題が見えた内容であった。
又、実戦から離れている為か、先発メンバーからの交代で出て来た選手がほとんど機能していない面があり、この試合に限っては先発メンバーとの格差を感じられた。
前半2分に、相手のクリアーボールを拾ったアレックスの低いクロスを玉田が左足でゴール左のボレーシュートを早くも決めるが、以後同じくアレックス等のクロスに大黒も反応するがキーパーのキャッチ及びクリアーや左ポストに当たるシュート等でチャンスを決める事が出来ない。
又、アレックス、玉田、駒野のミドルシュートや中村の2次攻撃を含んだFCも相手キーパーのキャッチ等で決まらず。逆に相手のカウンター攻撃等で危ない場面があったが、駒野、大黒のクリアー、同じく相手のシュート、FKはキーパー川口のクリアー等でなんとか前半を無得点に抑える。

後半戦は坪井、小野の交代により前半の3-5-2から4-4-2のフォーメーションに変わる。中村のCKがニアポストの宮本へ。フリックオンから中央へ送り福西がヘディングするもバーを越える。同じく福西のミドルシュート、中村のCKから二アの福西がヘディングシュートも相手キーパー・ハベルのクリアーで追加点ならず。又、クロスに玉田、大黒のシュートも決まらず。
13分、15分にはアレックス・玉田と中田浩・小笠原が交代、直後中田英のスルーパスを大黒が相手ディフェンスライン裏に走り込むもキーパーにキャッチされる。次に小笠原からの裏へのスルーパスにも反応するもキーパーにブロックされる。マルタもカウンターやドリブルで日本陣内に攻撃を仕掛けるも結果は出せず。
23分に大黒と巻を交代、ジーコ監督も動かない試合の打開を図るも中盤からのパスがなかなか通らず、FK,CKも今一精度が上がらず日本のゴールも遠く、又マルタのシュート、FKも川口がキャッチする等、日本・マルタのゴールキーパーの活躍が目立った試合であり、サイドチェンジからのサイドアタックの攻撃もバックパスからのその様な攻撃を仕掛けるにしても、スペースを作る動きの少なさからドイツ戦に比べ物足りなさがあり、又味方のボールを受ける動きの悪さから早いパスまわしが上手く出来なかった事から速攻への展開でも相手守備陣をあわてさせる程にもならなかった。
勝った試合ではあったが、本戦の息のつけない試合を考えると、ランキング125位のマルタ戦で油断があったのかもしれないが、初戦のやはり全力で挑んでくるであろうオーストラリア戦に向け修正して、良いスタートを切って貰いたいものと考えます。


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W杯・ドイツ大会(日本VSドイツ親善試合の勝手な印象)

2006-05-31 11:49:03 | スポーツ
朝早くから、ドイツW杯に挑む、日本代表の調子を見る為に親善試合を観戦しました。
日本のフォーメーションは3-5-2のシステムで前半戦はドイツにボールを支配されていた感は強かったが、中盤でのプレスディフェンスも機能し、左サイドのシュバインシュタイガー・バラックのドリブルやスルーパスまたヤンセンからのクロスを右サイドの加地が鋭く対応、その為サントス、加地がバックラインに吸収される場面はやや多くなり、サイドの上がりは少なかったが強豪相手での前半は何とか堪えて後半の攻撃に備える意味でもよく凌ぎ、又CKや右サイドからのクロスやバラック、クローゼ、ポドルスキのシュートも相手のミスキックに助けられた事もあったが、中澤始め日本ディフェンス陣のクリア、ゴールキーパーの川口の見事なキャッチでこれもよく凌ぎ切ったと思える。
少ない攻撃ではあったが左ペナルティエリアからの中田英のキーパーの足の間を抜くシュートや中村、中田英へのマークが厳しい分前掛かりのドイツ最終ラインの裏を衝き柳沢、高原へパスするも相手キーパーの好セーブにあい無得点ではあったが、日本の速攻に弱いドイツ、ディフェンス陣が見えた前半戦と言える。
ただ前半戦でシュバインタイガーの加地へのスライディングタックルによって右足首を捻挫した事が気にかかる。

後半戦は加地から代わっ駒野の上がりに合わせたパスが目立ち、又シュバインシュタイガーのペナルティエリア前での坪井のブロック等があり、遂に後半11分中村のフェイントで二人をかわし、後ろから走りこんだ柳沢へパス、更にオフサイドすれすれの裏のスペース走り込んでいた高原にパス、キーパーと1対1になるも冷静にキーパーの頭上を越えるシュートが待望のゴールネットを揺らした。
観戦する立場からは、感激のシーンなのだが日本代表の得点を入れた後すぐ点を取られるパターンの不安がヨギルもドイツの猛攻を凌ぎ後半19分再度、中田英から右サイドの駒野へパス、駒野からゴール前に張っていた高原へパス、高原は反転し2人のディフェンスをかわし角度の無い所からゴール左へシュート、ボールを突き刺した。
ここまでの戦い振りは素晴らしいの一言に尽きる、まず第一は、セットプレイからの得点ではなく、攻撃の流れからの得点であった事、次にフォワードが多彩なシュートで得点を上げた事が、今までの日本代表にやや欠けていた部分に、明るい展望が見えた内容であり、精度の良い早いパスまわしも最近の数試合では最高に良い状態に見られた。
このゴールから、ドイツの焦り(イエローカード)と必死の攻撃(メンバーの交代)が見えるのであるが、やはり強豪国、日本からFKを取り、後半30分シュバインシュタイガーのFKをクローゼが宮本のショルダーチャージぎみのマークを身体能力の強さを活かしゴールする。
日本も高原から大黒に交代するも、後半34分日本のペナルティエリア右前からのシュナイダーFKをシュバインシュタイガーがヘディングで合わし同点ゴールを決めらる。
柳沢から玉田への交代直後の後半37分、中田英の縦へのスルーパスが裏に走りこむ大黒に絶妙に渡るもキーパーのブロックにあう。
後半39分にも右サイドの中村からゴール左の中田英にパス中田は胸でゴール前の大黒にパスするも、相手のややトリンピック気味な行為でゴールならず。又福西がPKをもらえる様な相手の反則があった場面もありましたが、審判の判定には、今後の本戦も敵地と言う気持ちは忘れてはならない。

攻撃面での強豪ドイツに示した力は、見事でした。しかし身体能力のあるチームにはゴール際での一対一にならない様な対応を先に展開しておく事が必要と同時にディフェンス時での遅れも致命的になる事から、油断無き攻守のスピードを活かした日本本来のサッカーを期待し、本戦の応援に望みたいと思います。
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