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心は、青春!

「青春とは、人生の青年期ではなく、向上心を持ち努力を続ける心の在り方!」と言うサムエル・ウルマンの詩に感銘を受け命名。

カメラ遍歴Vol.04 Nikon D1X

2010-08-04 05:49:58 | カメラ
私が仕事で真剣にデジタルカメラのデータを調整したのは、1998年の春でした。

時間的な都合で、川奈で撮影、極力短時間でのプリント仕上げが求められました。
当時、200万画素のデジタル一眼が、200万円でしたがこれをK社より2台借用、同社の熱転写型のプリンターで出力を試みました。

しかし、色と言うにはほど遠い「デンプン写真」の様な仕上がりに途方に暮れました。
幸い同社には試作段階のデジタルカメラがあり、これを借用することも出来ました。
600万画素、販売予定価格600万円とのことでした。

これはまずまずの階調と色彩を感じさせてくれるレベルでしたので、色の調整に没頭。
或る程度の仕上がりは出来たのでは無かろうかと思いました。


その後、日本のカメラメーカーからデジタルカメラが発売されては消え、又発売と、デジタル一眼の黎明期が続きました。

会社でもそろそろ一台を買う必要があると買い求めたものが、信頼のあるNikonでした。


2001年の発売、530万画素、1.1kgの身重。 61万円は当時としてはかなり安いかも?!

しかし、当時見本としていたカラーネガからのプリントには太刀打ちできる仕上がりには成りませんでした。

業界やカメラマンさん達と情報交換をして、レベルアップを目論みましたが、当時のカメラメーカーの返答は、「10年待って下さい!!」


この結果、カメラメーカーには、フィルムは作れないんだ!と確信する私となりました。
(デジタルカメラは、カメラ + CCD + 画像処理エンジン のトータル性能で評価されます)

その後、ニコンさんはソニーさんに全面的な協力を仰ぎ、今日の巻き返しとなったのでしょう。


2010年8月3日午後1時過ぎ。

風が強く、街路樹の葉裏を見せる程でした。

雲が散りじりになって心地よさそうですが、実は! じりじりととても暑い一日でした。


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カメラ遍歴 Vol.03 Nikon F100

2010-08-03 05:56:06 | カメラ
アナログフィルムの時代には、ニコンに優るカメラは無いと信じてきました。

ニコンF、ニコンF3と使ってきて、F5が出たならば検討しようと手ぐすねを引いて待っていました。
けれども私のイメージしたF5とは似ていないF5に落胆、ニコンを諦めかけていました。

しかし、お客様のネガ画像に素晴らしい写りをするレンズを見つけました。
それは、AF-S 28~70mm F2.8でした。

そして、重厚すぎるF5に意見が寄せられ、F100と言う新機種を発売されていました。

これだ! と飛びついたのがこの組み合わせでした。


通常それまでの広角レンズは、周辺へ向かって解像度が低くなり、コントラストが下がります。
所がこのレンズは、周辺へ行っても中心部と同等のシャープさで、色、コントラストも見たことのない分離をしていました。


この恐るべきレンズは、大のお気に入りとなり、多くの結婚アルバムや記念写真を撮りました。 八ッセルブラッド503c + プラナー80ミリと六切りプリントで比較、35ミリの方が階調もシャープさも圧倒したことは忘れられません。


欠点は、私にとっては少し大きすぎて、重いことです。



このストロボと特製のミニ反射板を使い、光の回った画像を作ることが出来ました。

(特製の反射板は、本職のカメラマンさんに、無理を言って、一つ戴きました)


Nikon F100 + 28~70ミリ F2.8は、私の一番お気に入りのアナログ35ミリカメラです。


バウンスライティングとフレーミングを懸命に学びながらの撮影をしていました。
特に、富士フイルムのPro400フィルムと印画紙は同じくフジのPGの組み合わせは、黄金の組み合わせと自画自賛していました。

特性曲線とカラーバランスを精査して、面白い組み合わせで、お客様にも好評でした。


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カメラ遍歴 Vol.02-Nikon F3

2010-08-02 05:44:49 | カメラ
写真一筋の道のりで、その時々の最適なカメラを求めてきました。

レンズやフィルム、現像液やプリント方法、暗室用機材まで検証、ベストプリントを得る手段を検証してきました。

当然ベストと判断しても、個人レベルでは金銭的な問題で、ベターな製品を選択することもあります。

私の若い頃は、ニコン イズ ナンバーワンというイメージが強く、CANON is Betterであったように思います。

今なお評価の高いデザインと信頼のあるのは、F3ではないでしょうか?!



1980年の発売、前面の赤いラインが評判だった。



今のデジタル一眼のAPSサイズくらいの大きさ、レンズもフィルターは52ミリが基準という時代だった。

手触りやシャッター音、ホールディングの良さは抜群で、頑丈さは特筆ものだった。


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カメラ遍歴 Vol.01 NikonF.。 カメラ何台お持ちですか? 

2010-08-01 12:57:37 | カメラ
最近「カメラを何台お持ちですか?」と聞かれることが続く。

正確に数えたことが無く、「そうね、大体ね・・」と言っている内に、桑田佳祐さんが歌手活動を中止、喉頭ガンの治療に専念されるとのニュースを見た。
(脈絡は全くありません、・・・・・。)

冷静に考えてみると、保管方法が余りにもいい加減な現実に、危機感を覚えています。

これを機会に、新しいカテゴリー「カメラ」を擁立、記録としてアップ保存します。


    先ほど、ネットで調べて発注した「防湿庫」。165Lとの案内なので、届き次第使ってみます。
    
                  申し込んだ製品画像、ネット上での画像を借用しました。



そして、持っているカメラの台数、アップしながら数えて行きます。

最初は、学生時代に買ったニコンF。1959年発売、購入は1967年だったか・・・。 


使い続けていましたが、超音波モーターを使ったキヤノンEOS750が素晴らしく、おもちゃ箱へ入りました。
(このカメラによってニコンの名声が一段と高まりました。)一番の問題は、故障しないため追加購入が極端に少なかったらしい。

購入後、40年超ですが未だシャッターなど快調です。


高校の頃、見かけたパンフレットにこんなイメージの写真が使われていました。

鋭い直線と三角錐が織りなすイメージは、鮮烈でした。

しかし、初任給が19,800.-と言われた頃、67,000.-は余りにも高額でした。
私は、当初手が出ずに、ミノルタSR-T101を使っていましたが、ファインダー精度の違いに驚き、製造中止との情報に、探し回って入手したほぼ最終期のブラックボディです。


NikonFは、視野率100%のファインダーで、スクリーン交換可能というダントツの高性能、高信頼。

(ペンタプリズムとフォーカシングスクリーンを外しています。)


フィルム装填するためには、裏蓋を外すという作業が必須。バラバラにしても、組み合わせれば初期性能は維持できるという。



今のカメラに比べると、非常に小さく、バッテリー不要と言うのがむしろ新鮮。


「一流のカメラによる、一流カメラマンの一流の写真」と言う言葉が記憶に残る、よき時代でした。


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