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積み重ねるということ
日々の出来事です




本日も朝から雪が降り続け昨日に増して積もりました。
会社の敷地内も大変なことになっています。

自社の車で平成27年 FRR90 フォワード20万キロ。
運転手さんから電話が鳴り休憩中の仮眠から覚めるとエンジンチェックランプが点灯していたそうです。
 
そして現行型のフォワードはマルチモニターで故障コードが見れるようになっています。
表示されていたコードがP2458 DPD関連のコードでした。
このように故障コードだけでも情報として分かれば走ってもよいかどうか等と運転手さんに知らせることができます。
以前ですとランプが点灯しただけで診断機を繋がないと分かりませんとしか答えられませんよね。
これだけでも全然違いますよね。

画像がないのですが色々調べるとDPDの再生温度が低くタイムアウトしてしまうことが分かりました。
強制再生させてみると520度までは上がるのですが40分経っても終わらずタイムアウトで途中終了。


この4HK1のツインターボ車で多いのが第5インジェクターのトラブル。
ターボのアウトレットに再生専用のインジェクターを直接装着してあります。
当然定期整備は必要でメンテナンスノートに記載されているのが40万キロ毎だったと記憶しています。
この車は半分の距離なのですが外して点検してみました。


ボルト2本と燃料パイプを外せば簡単に外せます。


先端の状態。  


これでは燃料噴射がうまくいかないですよね。


インジェクタークリーナーを使って洗浄します。


下手に触って詰まると困るのでインジェクタークリーナーに暫く浸けておきます。
外観しか綺麗にできませんが実施しないよりはマシということで。


暫く浸けておくと綺麗になりました。あくまでも外観だけですが。


組み付けて強制再生させてみます。




ここまでは順調。


最初よりも温度が上昇してきました。


最終的には20分で575度まで上がりました。
洗浄前は40分掛かっても520度止まりでしたが半分の時間で再生完了。
もう一度実施してみましたが更に早い時間で再生完了しました。
うまくいったようです。
これで暫く様子をみてもらいます。
インジェクターが排気管直噴になりオイルダイリューションはなくなりましたが上記のようなトラブルが出てきますね。
メンテナンスノートに記載してある位ですからメーカーとしては想定していることでありトラブルとはいわないんですよってことでしょうね。
なので走行距離の多い車は車検時などに定期的に洗浄したほうがよいということです。
クオンのGH11やデュトロのN04Cなんかでも多いトラブルです。
メーカー的にはトラブルとは言わないんでしょうがユーザーにしたらトラブルですよね。
年々複雑になり新機構や訳わからん装備が増えてゆく自動車。
そして明らかに落ちているクオリティと耐久性。
なんだかなって思いますが時代の流れですから逆らえませんね。

除雪で足腰が痛くて痛くて。。。
早く暖かくならないかな。
明日はお休みなので家でゴロゴロしていたいな。

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