受験戦争 その２

ジョーはとにかく理系がぜんぜんあかん。
九月の塾の面談では、理科のコマを増やしてくれと頼んだけど、その必要はなく、その分自習に来いと先生に言われた。
数学はぜんぜん成績が上がらないので、親としては結果責任を問いたいと言うたけど、そこもあんまり聞いてもらえず。
なんか塾の先生には先生なりの作戦みたいなのがあって、それは一応、軽くは説明はしてもらった。
このころから模試の成績は上がってきてたと思う。

んで、学年末の定期試験になるんやけど試験の前日に学校で友達とアダルトサイトみてたとかで、呼び出し。
僕は出張中だったので妻が対応。
何をやってるんだか・・・前日に呼び出す学校も、アクセスしてしまえるセキュリティもどうかと思ったけど。

そうこうしているうちに、前期試験と滑り止めの私立のD高校の受験。
この私立の高校は普通のコースと、大学進学コースがあって、成績がよければ進学コースに受かる仕組み。
で、受験近くになるも、なんとジョーとちーがなんか咳をしているなと思ったら、
ユーが高熱発熱。病院に行くと、インフルエンザ。
先生に事情を説明すると、ジョーに予防でタミフル飲めと。
子供にそんなことさせるのは気が引けたけど、先生いわく、親であるあんたが決めろと・・・飲ませたわ。
で、とりあえず私立の方は進学コースで合格。
地元でもそこそこ有名で、最近進学に力を入れだしているので、大学のことを考えたらそこまで悪くはない。
むしろ、公立より手厚いサポートが期待できる部分もありそう。
ただ、実績は志望校のA高校の方がぜんぜん上だし、なんといっても授業料は年間100万くらいはかかりそう。
私立はだいたいどこもそんくらいかかるイメージ。

で、志望校の前期は無事に落ちて、いよいよ、中期の本番。
ただ、前にも書いたように、我慢できず？遊びにいって（本人曰く、勉強だったけど）、コロナに感染。
ちょうど一週間前だったので受験は可能だけど、伸ばすことも可能と中学の先生も言うてた。
小児科の先生は気合でうけろと言ってたけど。
で、受験。
自己採点は、やっぱり数学と理科がかなり悪く、得意だった英語もとりこぼしがあった。
けどまー、そこそこはできたと言うてた。
親としてはもうここまできたら神頼みくらいしかできることがないので、あちこちの神社で拝み倒したわ。

ネット上の高校受験掲示板とかで、合格点をみていると、過去の例からするとギリギリ足りるか足りないか～。
あとは今年の全体の出来と倍率次第～みたいな、待っている方としてはなんともなんともな状態に。

で、発表はネットで公表。
会社で大事な打ち合わせが入ったけど、発表の時間前に終わり。
ネットで何回もリロードするけど、なかなかアクセスできない。
っと思ってたらジョーから「合格した！」と。

ちょっと信じられなかったけど、うれしかったね。
グループLINEで妻とも喜んでました。

多分、合格者の中で成績は最下位近辺で、本人もその自覚はあるみたい。
だけど、やれば学力は上がる力は持っているみたいやし、しっかりついていって、いい大学に入ってほしい。

ちなみに志望校受かったら10万円あげると約束してたので、即日キャッシュであげといた。

おめでとう。
よく頑張りました。

親戚の中ではジョーが一番年上になると思う。
自分の方も妻の方も。
とにかく、受験は親も消耗します。
送り迎え、授業料、夏期講習、冬期講習、面談。
あと、内申点ってあとから上げるのは難しい。
中学に入ったら最初が肝心。

子供を受験させるつもりならある程度、覚悟しておいた方がいいし、
こういうの嫌なら中高一貫とか一気通貫の私学は価値があるのかな～っと思ったり。