忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

「なんでやねん、おかしいやろがい」が言えるリーダーが誕生したのかも、な。

2023年10月27日 | 随感随筆
「かけそばをください」‐――で日本人の多くが泣いたらしい。ずいぶん前だが、みんなこの手の話が大好きで1988年には書籍化され、1992年には渡瀬恒彦で映画にもされた。キャッチフレーズは「読む人誰もが涙するという幻の童話」とのことだったが、私も含めて泣かない人も結構いた。タモリもそうだった。タモリは「150円あればインスタントのそばが3つ買える」と言い「涙のファシズム」だと馬鹿にしたが、この話は単純 . . . 本文を読む