4曲目の後半は、初めて会った時の詩です。
夢という言葉がキーワードになっていきます。
それぞれ、違う意味が込められていきます。
「君にかく あいみることの 嬉しさもまだ
醒めやらぬ 夢とぞおもう」 貞心尼
あなたにこうしてお会いしたことの嬉しさは、
いまだ覚めやらず、これは夢なのかと思います。
この夢は、眠っているときの夢、
醒めてしまうとなくなってしまう夢です。
「これは夢なのかと思います」とは、不安な気持ちがうかがえます。
憧れの良寛に会ったのですから、幸せの絶頂でありながら、この幸せがいつまで続くのかという気持ちもあったでしょう。
それに対して、良寛は
「夢の世に かつ 微睡みて 夢をまた
語るも夢も それがまにまに」
夢の世に = 現実の世界だって夢のようにはかない
夢をまた = 貞心尼との出会いは、微睡の中の夢(しあわせ)
語るも夢 = あなたに、語ってることも夢のようだ
それがまにまに =それはそれで夢のままで良いのでしょう
「それ」も夢のことですが、ここまでくると通り一辺倒の言葉では表現できないので、あえて夢でではなく、”それ”ということばで表現しています。
何回も出てくる、夢がキーワードになります。
そして、”夢”を良寛が漢文詩で表現したテキストを織り込み、説得力を与えてます。
4曲目、「相聞Ⅱ」は8分以上の大曲。
二人の心の動きを緊張感を持続させて表現できるようにしたいです。
by 練責
夢という言葉がキーワードになっていきます。
それぞれ、違う意味が込められていきます。
「君にかく あいみることの 嬉しさもまだ
醒めやらぬ 夢とぞおもう」 貞心尼
あなたにこうしてお会いしたことの嬉しさは、
いまだ覚めやらず、これは夢なのかと思います。
この夢は、眠っているときの夢、
醒めてしまうとなくなってしまう夢です。
「これは夢なのかと思います」とは、不安な気持ちがうかがえます。
憧れの良寛に会ったのですから、幸せの絶頂でありながら、この幸せがいつまで続くのかという気持ちもあったでしょう。
それに対して、良寛は
「夢の世に かつ 微睡みて 夢をまた
語るも夢も それがまにまに」
夢の世に = 現実の世界だって夢のようにはかない
夢をまた = 貞心尼との出会いは、微睡の中の夢(しあわせ)
語るも夢 = あなたに、語ってることも夢のようだ
それがまにまに =それはそれで夢のままで良いのでしょう
「それ」も夢のことですが、ここまでくると通り一辺倒の言葉では表現できないので、あえて夢でではなく、”それ”ということばで表現しています。
何回も出てくる、夢がキーワードになります。
そして、”夢”を良寛が漢文詩で表現したテキストを織り込み、説得力を与えてます。
4曲目、「相聞Ⅱ」は8分以上の大曲。
二人の心の動きを緊張感を持続させて表現できるようにしたいです。
by 練責
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