哲学的な何か、あと心の病とか

『人生とは何か、考えるほどにわからない。というのは実は正確ではない。わからないということが、わかるのである。』池田晶子

靖国神社の参拝問題について

2013年10月10日 | 哲学・心の病
飯島氏が靖国神社参拝について発言し、それに対して中国は、反対声明をした。
報道によると、

『飯島勲内閣官房参与が7日、安倍総理の靖国神社参拝について、「秋の例大祭には何としてでも参拝してもらいたい」と述べたことについて、中国の外務省は「断固反対する」と強くけん制しました。
これは、飯島参与が7日、大阪市内で行った講演の中で、安倍総理の靖国神社参拝について、「秋の例大祭には何としてでも安倍晋三という政治家として参拝してもらいたい」とした上で、「首相が例大祭に行っても、遠くない時期に日中首脳会談は実現する」と発言したことに応じたものです。
「日本側が靖国神社問題において、新たなトラブルを起こしたら、必ずより深刻な結果をもたらすことになる」(中国外務省 華春瑩報道官)。
中国外務省の華春瑩報道官はこのように述べ、「日本の指導者がいかなる形や身分で靖国神社に参拝しても断固反対する」と、安倍総理の靖国参拝を強くけん制しました。
また、「この問題は中日関係の基礎にかかわる原則的な問題だ」として、「間違いを重ねないよう希望する」とこれまでの主張を繰り返しました。』

ということである。

では、なぜ中国は靖国神社参拝に反対しているのだろうか?
そこで、Wikipediaで調べたら、

『中華人民共和国政府は、「A級戦犯が合祀されている宗教施設に首相が公式参拝すること」を問題視している。
中国政府は国際的および国内的に「日本の侵略戦争の原因と責任は日本軍国主義にあり、日本国民には無い。しかし日本軍国主義は極東国際軍事裁判で除去された。」と説明している。
また1972年(昭和47年)の日中国交正常化の際の共同声明では「日本側は、過去において日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する。」とも記載されている。
このため中国から見て「日本軍国主義の責任者の象徴」であるA級戦犯を、現在の日本の行政の最高責任者である首相や行政府の幹部である閣僚が「美化または肯定」するのは「歴史問題」となり、認めがたいからである。』

ということだった。

【私の提案】

私は、「どのような形の靖国神社参拝にすればいいのか?(例えば、A級戦犯を合祀しなければいいのか?)」、「どのような形の靖国神社参拝でも反対であるならば、どのようにすればいいのか?」ということを、中国と韓国に、聞いてみたらいいのではないかと思っている。

そして、お互い語り合って、三国の国民の大多数が納得できる方向で、この問題を解決するべきではないかと思っているが、現実的には実現性はないだろう。

しかし、「他国が干渉することではない」という態度よりは、「ご意見をうかがいたい」という姿勢の方が、この問題解決のきっかけになると私は思っているのだが、他の方のご意見も聞いてみたい。


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