GARTZ ENJOY FISHING

ガルツスタッフの楽しい釣り発信ブログ

久しぶりの防波堤釣り!

2017年05月13日 15時18分25秒 | レポート
3月はニングヮチカジマーイで風がグルグル回るため釣り場に困ります。
そういう時には防波堤釣りへ行きたくなります(笑)

友人と防波堤のテトラポッド(以下テトラ)上から釣りを行うことにしました。
テトラでの釣行は危険で、足元が滑りやすいのでしっかり安全具を着け、十分に
注意し、複数での釣行を行うようにして安全に楽しんでください。



今回の釣り場はテトラが足元だけではなく、沈みテトラが沖へ2段に分け10m程入っており、
魚をテトラの上で掛けるか、沖で魚を掛けて早めに浮かして魚を釣り上げるかを魚の状況で
判断し、テトラへ道糸・ハリスが接触することを想定して仕掛けを考えてみました。

【タックル】
竿 : 2.50号-53
リール: 3000SH-LBD
道糸 :4.0号
ハリス:4.0号
針 :尾長3号~4号

ウキ :gartz・匠グレB
サポートアイテム:gartz・GPC S


釣り初めは状況確認のために手前の沈みテトラが最初に落ち込む一段目の際を狙うことにし、
ウキを0号でタナを3mに設定し釣行開始です。

仕掛投入早々にテトラの中へ引き込む潮が強いため、仕掛が吸い込まれうまく仕掛けを
送ることができません。

そこで潮流れもあったため、ウキを匠グレBに変更し下部へGPCを取り付けて潮を掴ませ、
ガン玉を打ち、仕掛けをしっかり入れて仕掛けを斜めにし、角度を作り出すことで魚が
サシエを捕食しやすい状況、警戒心が軽減する状況を作っていくことが大切だと思います。

このように吸い込み潮があり、自分が求める仕掛けの入り方や流すコースが0号ウキなど
負荷の少ないウキで難しい場合は、負荷の少ないウキにこだわらずウキをB・2B・3B・4B・5B
と潮の流れる速さ、仕掛けを入れる深さ(タナ)など海の状況で使い分けることで、仕掛けを
斜めにしっかり入れてあげることが可能になることが多いので、是非負荷のあるウキも
いろいろと使用し、自分のイメージ通りに仕掛け送り込み釣りを楽しんでみてください!

テトラ際を流しているとウキを抑え込む当たりを確認したためフッキングを入れ、
魚が沈みテトラへ入られないよう強引に竿を曲げ寄せてきて浮いてきたのは
オキナメジナでした!



沈みテトラ上でのやり取りは一瞬なので、魚を掛けた後はどこに魚を誘導し取り込むかを
事前にイメージしておくと、やり取り中の迷いがなくなり、イメージ通りに魚を取り込むと
嬉しさ倍増です!

オキナメジナは意外に歯がギザギザしているので針を外すときは気をつけてください。



サイズアップを追加したく沖側の沈みテトラを狙い、タナも6mに変更し仕掛けを丁寧に
流していると、今度はウキがスパッ!と入りやり取り開始!

サイズも大きそうで、なかなか浮かずガンガンテトラへ潜ろうとするのを交わすも、
最後の沈みテトラに潜られ魚を釣り上げることができませんでした。

魚が全然浮いてこないので、思い切って投入ポイントを変更してみました。

タナを浅くして狙うのではなく、仕掛けの投入ポイントを沈みテトラのもっと沖へ変更し、
タナを15mと深くしてマキエを仕掛けに合わせ打ち流していると、ウキがゆっくり入り、
一気に消し込んだと同時にフッキングを入れ強引に竿を曲げリール素早く巻き取り、
テトラに道糸・ハリスが当たりながらも上がってきたのはタマン!



道糸は、やはり傷だらけでボロボロになっていました。
今回のロッドも短時間で強引にやり取りをやるためにダイワDXR尾長2.5号を使用し
楽しく魚と綱引きができました。



今回、テトラの釣りということでウキは匠グレを選定しました。
匠グレは、パイプ入口径φ3.0mm、出口径φ2.1mmでライン通りが良く、細やかな感度も
持ち合わせるので今回のような太仕掛けでもスムーズに仕掛けが入り小さな当たりも
確認でき、遠投もできますのでおススメです。



テクニカルスタッフ 親富祖 仁司

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