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ガルツスタッフの楽しい釣り発信ブログ

New Float Boxea(ボクシー)!

2016年06月18日 15時39分08秒 | レポート
皆さん、こんにちは。沖縄のテクニカルスタッフ親富祖です。

今回は南西の風のため、北回りで慶良間諸島へ釣行してきました。

野崎の左というポイントへ渡礁しました。

磯の状況は背を岩山にし、釣り座海方向は慶良間の磯にしては水深が浅く8.0m~13.0mと
周辺に岩礁が広がり、沖へゆっくりスロープ状に深くなっており、所々に見える岩礁の切れ目や
釣り座の真下は磯を巻くように割れ目があります。

魚を掛けた時のやり取りをしっかりイメージし、ラインブレイクに持ち込まれないように
注意しなくてはいけません。

使用したマキエは私の定番になりつつある組み合わせで、マルキュー・グレパワーV9
お徳用1袋と爆寄せグレ2袋、オキアミ12キロを使用しました。

釣り場の状況はいつも変化しますので、エサ取りが多い場合、潮流が速い場合・遅い場合、
遠投したい・足元へパラパラ撒きたいなどの状況を今回使用したマキエの分量を状況に
合わせ調整しています。

【タックル】
竿 :2.25号-53
リール:3000LBD
道糸 :フロートタイプ4号
ハリス:フロロカーボン4号
針 :尾長6~8号
ウキ :BoXea ボクシー S-0・S-G2




今回は渡名喜の磯へ行く予定が当日中止になり慶良間の磯になったため渡名喜磯用の
太めタックルになっています。

釣り座からマキエを撒くとエサ取りだらけ、しかも良型の魚も確認できない。
水深が10m程でしたのでタナを8m程に設定しゆっくり半誘導で仕掛けを入れ、
サシエとマキエを同調させていると4m程仕掛けが入ったところでボクシーが、
少し海面に入るようにスゥー!と動いたと同時に合わせると朝1の期待とは
裏腹にオヤビッチャ…

しかし、ボクシーは当たりが分かりやすく使いやすい!

私の感覚では、初めてボクシーを使用する方は半誘導仕掛けで2B,B,G2から
使用されることをお勧めします。

浮力のあるウキを使用することで、ウキのなじみ方・仕掛けの入り方・アタリの出かた、
仕掛けがしっかりなじむと仕掛け方向へウキが向くので上潮と下潮の変化や仕掛けの角度
などを確認できると思います。

潮流への乗りやすさと、従来の円錐ウキと横ウキが融合したウキなので糸通りも良く、
縦に入る感度も斜め下に入る感度もしっかり体感できます!

そのあとに0・00・000を使用することでウキの動きがもっと理解でき、魚と出会える
楽しい釣りができると思います。

そんなボクシーを使用していても良型の魚が居なければやる気がでません。

今回の磯には当分行かないでおこう…と思ったときに海面で微かにボコッ!ボコボコッ!
とボイルまではいかないが明らかにカツオの捕食だと判断し、反応があったところに
仕掛けを投入しオキアミを多めに仕掛けへ被せるように撒き、反応を待っていると
ウキが縦にスパッ!と入る!

フッキングを入れやり取りをしていると…カツオじゃない。

ビックドラキュラ(アカモンガラ)でした。

さっき確認したのは、この魚のわけがないと思い再度海面の変化箇所を探し出し
仕掛けを投入後マキエを被せる。

すると今度は斜め下方向にウキがシュンッ!と入ると同時にフッキングを
入れると沖へ走る!

やり取りからカツオと確信し優しくやり取りをし、カツオを下の釣り座にいる
友人にタモ入れしてもらい確保!

カツオが食べたかったので嬉しい1匹です。



その後、カツオは居なくなり無の海。
それでもマキエを撒き続けているとマキエを拾っているエサ取りの下に岩礁の切れ目から
良型の魚が1匹出てきてエサを拾っているのを発見し、そいつを狙いマキエでエサ取りを
集め仕掛けを潮上へ入れ、マキエが底付近に伸びる帯に合わせサシ餌を同調させていると
ウキが一気に消し込み、岩礁の切れ目めがけて真下へ何度も突っ込む!

糸を出さずに抑え込み、底付近で何度か岩礁にスレてハリスが傷つきながらも
50cm超えの良型クチナジを釣り上げました。



今回の慶良間釣行は良型の魚がほとんど確認できず、オヤビッチャ・ドラキュラ
(アカモンガラ)のパラダイスで残念でしたが、食べたかったカツオを釣り上げる
ことができ刺身と炙りで美味しく頂きました!


夏に備え、快晴での釣行時には暑さ対策をして快適な釣行を楽しんでください。



ガルツテクニカルスタッフ  親富祖仁司


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