７月21日、山口県岩国市の某波止に、グレを狙って釣行してきました。
朝５時半に目的の波止に到着し、初めての場所なので1度全体の環境を
確認した後釣り座を選びました。
波止の内側には、かなりのチヌが浮いていたので、万が一グレが釣れなければチヌを狙おうと
思いながら準備に取りかかります。
この日の仕掛けは、ウキにグレ流技の0－、ウキ下にスティックマーカーミニを装着し、
ハリス1ヒロ半をガン玉なしで、グレ針4号だけの軽めの仕掛けでスタートします。
まず撒き餌をパラパラと撒き、撒き餌に被せる様に仕掛けを投入し、もう一度撒き餌を
２杯だけ投入して様子を見ます。
水中にグレの姿が見えないので「すぐには釣れないのかな？」っと思った瞬間、
ゆっくりと流れていたウキが一気に沈んでいきました。
慌てて合わせてみると、グレの引きを竿と腕でしっかりと感じ、ゆっくりと楽しみながら
取り込んだのは、29cmの口太グレでした。
まさかの1投目で釣る事が出来たので、「幸先が良いのでは？」と思いつつ、同じポイントに
撒き餌と仕掛けを投入してみると、さっきまで魚の姿が見えなかったはずがボラにグレに
アジに小型のチヌ等が、撒き餌に群がって来ました。
魚が多くなったので撒き餌を打ち分け、仕掛けを撒き餌より少し離して投入し、
餌取りの下にいるグレを狙いますがグレのタナが浅いためか、すぐにタナを抜けて小チヌや
チャリコが釣れてしまいます。
そこで打ち分けるのをやめて、再び仕掛けと撒き餌を重ねて投入すると、すぐにボラが
寄って来ましたが、つけ餌を無視してくれたのでその下にやって来たグレが、
つけ餌を食ってくれた。
すかさず合わせて、楽しみながら取り込んだのは28cmのグレでした。
その後、同じやり方で25～27cmまでを3枚追加した辺りから潮の流れが悪くなったので
波止の先端に移動しました。
釣り座を変えたタイミングで下げ潮になり、グレの食いが落ちるかな？と思ったので、
ウキをWGPの00に変え、渋い当たりを拾える様にしました。
しばらくの間は魚が見えなくて反応がありませんでしたが、ボラが数匹やって来ると、
その下に2～3匹程グレが見えました。
ここでも同じ様に仕掛けと撒き餌を投入し、ラインを張って、仕掛けに張りが出来る様
にして待っていると、水面下で浮いていたウキがゆっくりと沈んで行き見えなくなった瞬間、
穂先を引ったくる当たりが来ました。
グレであってほしいと思いながら合わせると、元気に走り回るグレの引きを竿を通じて感じとり、
楽しんで取り込んだのは、28cmのグレでした。
その後、潮が止まってしまい、グレの姿が全く見えなくなったので、ウキをゆっくりと
沈めて行き、グレがいる場所を探っていくと、またも穂先を引ったくる当たりが来ました。
グレだと思いながら合わせると、なにやらグレより力強い引きが来るので、もしやと思って
浮かしてみると、38cmのチヌでした。
その後は全く反応がなくなり、暑くもなってきたので、お昼前に納竿しました。
今回、初めて使ったグレ流技の0－は感度はもちろんですが、0よりも浮力が小さいので、
より繊細な仕掛けを作る事が出来る為、渋い当たりを明確に取る事が出来ます。
皆様も暑さにお気をつけて、夏の釣りを楽しんで下さい。
広島県廿日市市在住
岡 寛和
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