葛飾フィルの楽団員募集

去る8/19(木)の役員会と8/26(木)のパートリーダー会でも喫緊の課題として話題になったが、
第40回定期演奏会に向けて、葛飾フィルの欠員パートの大々的な団員募集をかけることにした。

楽団員急募！
となるパートは、ファゴット、トランペット、チェロ！である。

特にファゴットは、長年に亘って団員が１人だけの状態が続いていたので、常に団員募集中
ということにはなっていたのだが、最近、首席を務めてきたその１人の奏者が退団するに至り、
ついにFgパートが欠落してしまうという、オーケストラとして由々しき事態となったのである。
しかも、やめた奏者というのがアマチュアのFg吹きとしてはかなり演奏達者だったものだから、
アンサンブルしてみるとその影響は目に見えて（一聴して？）明らかである。

さて、第40回定期演奏会への出演を前提としたファゴット奏者の募集は、９月末で締め切るが、
果たしてこれに応じてくれるアマチュアのファゴット吹きさんはいるだろうか？
演奏が上手で葛飾フィルの活動に積極的で真面目に取り組んでくださる方を求む！
なんて思うが、ただでさえファゴット奏者は少なく、多くのアマチュア・オーケストラが
このパートの奏者の確保に苦労しているそうだ。なかなか厳しい感じかも。

ほかにトランペットとチェロだが、トランペットは３人だったところが２人になり、
チェロは未だ自前のメンバーだけではプルト数が不足しているといったところ。
弦楽器全員が思いっきりフォルテで鳴らしていても、後ろからスッコーンと抜けてくる
カンカンに鳴らせるくらいのトランペット吹きが入ってきたらいいのにな～。
そんでもってチェロも正確なリズムと音程でしっかりとオーケストラを支えてくれるよう
メンバーが増えて充実してくると、さらに葛飾フィルのサウンドが安定してくるだろうな。

そんな希望も抱きつつ、まずは、この９月に新たな仲間が増えることを祈るのであった。


今日、８月２９日。
葛飾フィル第40回定期演奏会まで、
あと１０５日…


■ 葛飾フィルハーモニー管弦楽団 第40回定期演奏会 ■
　　日時：2010年12月12日(日) 14:00開演(13:30開場)
　　場所：かつしかシンフォニーヒルズ　モーツァルトホール
　　指揮：澤　和樹
　　曲目：ウェーバー／歌劇「オベロン」序曲
　　　　　 シューベルト／交響曲第７(8)番ハ短調「未完成」
　　　　　 ベートーヴェン／交響曲第３番変ホ長調Op.64「英雄」
　　料金：前売1,000円（全席指定、当日1,500円）
　　　　　　★チケット発売予定 9月11日(土)★
　　　　　　かつしかシンフォニーヒルズ・チケットセンター 03-5670-2233
　　　　　　かめありリリオホール・チケットセンター 03-5680-3333
　　　　　　葛飾区文化施設指定管理者ＨＰ http://www.k-mil.gr.jp/
　　プレイガイド：チケットぴあ http://t.pia.jp/ （0570-02-9999(Pコード:111－287)）
　　　　　　　　　　イープラス http://eplus.jp
　　ＨＰ：http://www7.big.or.jp/~katuphil/





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葛飾フィル第41回定期演奏会のメインは？

今日(8/26)の葛飾フィルの練習後は、パートリーダー会を開催しての選曲会議であった。
（今日は厄介な案件で仕事が長引き、練習場への到着は植村先生の弦分奏終了直後だった。）
来年、2011年6月6日(日)の第41回定期演奏会のメインプログラムにどんな曲を演奏するか？

各パートリーダーには、夏休みの宿題として選曲案の提出が求められていたのだが、
パート内で色々と吟味して提案する者もあれば、特になしとする者もあり反応は様々。
提案された曲の傾向を大雑把に分けると、ロマン派と近現代の曲に大別された。
提案理由は、それぞれに考えがあるようだが、弦楽器のメンバーからは提案される曲は
古典派やロマン派に偏る傾向があり、管楽器のメンバーからのそれは逆の傾向にある。

前者ではシューマンやブラームス、メンデルスゾーン、ドヴォルザークといった作曲家の
シンフォニーが並び、そのほとんどの曲が、葛飾フィルの定期演奏会で過去にとりあげた
ことのある曲であったが、後者では、プロコフィエフやショスタコーヴィチ、ファリャ、
ストラヴィンスキー、バーンスタインといった作曲家のシンフォニーやバレエ音楽などで、
逆に、葛飾フィルの定期演奏会では取り上げたことのない曲ばかりであった。

私の選曲の基本は、過去に演奏したことのない曲を取り上げるということ。
また、同じような傾向の選曲やプログラムを何度も続けないこと。

葛飾フィルの定期演奏会のメインプログラムは、第40回がベートーヴェンの英雄交響曲、
第39回がチャイコフスキーの５番交響曲、第38回がブルックナーの４番交響曲、
第37回がシューマンの１番交響曲…といった感じで、ここ数回は、ロマン派やそれに近い
スタンダードが並んでいる。
そろそろ、毛色の変わった曲を取り上げたいところだ。


何人かのパートリーダーから、ブラ４がやりたいとかストラヴィンスキーがやりたいとか、
色々意見が出たが、私からは、第41回の指揮者田中祐子氏が、近現代曲に意欲的なことや、
去るブザンソン国際指揮者コンクール(彼女はセミファイナルまで残った)の東京予選で
ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」の指揮姿を拝見して感銘を受けたことなど話し、
とにかく近現代曲、今回の候補の中からは、プロコフィエフの５番交響曲を採り上げたら
面白いのではないかとの提案をしてみた。
勿論、彼女がよしとするかわからないし、葛飾フィルにはちょっと背伸びの曲とも思う。

指揮者の意向は相談してみないとわからないから、まあ、それは横に置いておいて、
問題は、プロコの５番である。

この曲、かなりの難曲だ。
ヴァイオリンなんか、弾くだけで精一杯かもしれない。
実は、以前、あるアマオケの演奏会にエキストラ出演した機会に弾いたことがある。
その時はセコバイを弾いたが、ところどころホントに難しくて舌を巻いた。
が、お隣のストバイは、それどころではない超絶技巧の連続だ。
地道に練習を重ねれば報われるのだろうが、こりゃ大変だと目を回した記憶がある。

でも、結構オモシロイ曲だ。
こりゃホントに大変だと思ったところが、聴いていて実に楽しい。
きちんと弾けたら愉快爽快ホンマかい？って感じである。（なんのこっちゃ？）
こういう曲は、客観的には難曲だし、難しいから嫌だと思ったら、まず弾けない。
ところが、人間というのは、どんな難しいことでも心底やってみたいと欲したとき
時間はかかっても案外大抵のことはできてしまうから面白い。（勿論、個人差はある）
ちゃんと弾けたら愉快爽快と思えれば、プロコの５番はそれほどハードルは高くない。

第41回定期は、21年目を迎えた葛飾フィルが新たなステージで取り組む最初の演奏会。
多少背伸びしてでも、こんな曲に果敢に取り組んでいくことが、それをクリアすることが、
このオーケストラをさらに進化させていくために必要不可欠ななものだと思っている。
オーケストラに限らず、どんな場合でもそうだと思っているが、何か向上しようと思うなら、
常に、実力以上のこと、能力以上のことに挑戦していくべきではないか。
そんな気持ちと願いを込めて、今回の選曲会議ではプロコの５番を推してみた。


そういう考えを持っているからかどうかはわからないが、プロコの５番に賛同する者もいる。
やはりブラ４にこだわり続けている者もいる。
ストラヴィンスキーやショスタコーヴィチの支持者もいる。

結局のところ、今日はメインプログラムを決めるには至らず、候補を数曲に絞り、
前プロ、中プロの選曲も考えながら次回の選曲会議までに再考して決めることになった。
で、絞られた曲が以下の３曲。

・ブラームス／交響曲第４番
・プロコフィエフ／交響曲第５番
・ショスタコーヴィチ／交響曲第５番「革命」

プロコの５番以外は、葛飾フィルの定期で演奏した経験のある曲である。
（勿論、入退団による流動があるので、初めてとなる楽団員も多いが…）


さて、どうなることか。
もっとも、41回定期の選曲も大事だが、目下のところ40回定期の練習の直中にあり、
「未完成」や「英雄」の仕上がりがどうなっていくのかが、より重要な課題ではある。




今日、８月２６日。
葛飾フィル第40回定期演奏会まで、
あと９４日…


■ 葛飾フィルハーモニー管弦楽団 第40回定期演奏会 ■
　　日時：2010年12月12日(日) 14:00開演(13:30開場)
　　場所：かつしかシンフォニーヒルズ　モーツァルトホール
　　指揮：澤　和樹
　　曲目：ウェーバー／歌劇「オベロン」序曲
　　　　　 シューベルト／交響曲第７(8)番ハ短調「未完成」
　　　　　 ベートーヴェン／交響曲第３番変ホ長調Op.64「英雄」
　　料金：前売1,000円（全席指定、当日1,500円）
　　　　　　★チケット発売予定 9月11日(土)★
　　　　　　かつしかシンフォニーヒルズ・チケットセンター 03-5670-2233
　　　　　　かめありリリオホール・チケットセンター 03-5680-3333
　　　　　　葛飾区文化施設指定管理者ＨＰ http://www.k-mil.gr.jp/
　　プレイガイド：チケットぴあ http://t.pia.jp/ （0570-02-9999(Pコード:101－287)）
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　　ＨＰ：http://www7.big.or.jp/~katuphil/





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