はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

はちの呟き

2017-02-21 09:08:32 | 日記
みなさんこんにちは。

住宅を消費財とみない外国では住宅に消費税はかかりません。

日本は消費税も固定資産税も両方かかる二重課税状態だというお話は以前しました。

羨ましいなぁ…と思ってちょっと調べたところ…

消費税はかかりませんが印紙税がかかるのですね。

しかし、日本も不動産取得税や登録免許税などかかってくるのでやっぱり諸外国の方が日本より税の負担という観点からみると優遇されていますね。

その代わり価格は日本の倍ほどします

また、日本では万人に同じ税制を適応しますが(優遇などの特例は除く)外国は海外の人の不動産取得に大きく課税をする傾向にあります。

なりを潜めてきましたが、不動産も中国の爆買いにあい、その対策でもあるのですね。

潤う不動産業者がいる一方、現地の本当に家が必要な住民は価格の高騰により住宅を取得できなくなってしまったそうです。

また、投資用に住宅を所有している大家も強気の家賃値上げを繰り返し入居者を追い出すケースも目に付くようになってきたとか。

インフレは債務の軽減、消費の後押しなどを促し、長い目でみれば必要なことです。

しかし、過分所得の伸びがインフレ率を下回ると生活がたちまち困窮してきます。

一部の人に富が流れる現在の仕組みではインフレは一般市民にとって悪でしかありません。

日本ではながらくデフレだと言われてきましたが、住宅価格は右肩上がりに上昇中です。

定義にあてはめ20年前の仕様で建てて良ければ同価格で建てられるかもしれませんが、そんな住宅は建てられません。

私は常時携わっているので住宅価格の高騰に麻痺してしまい忘れがちになるのですが、ふとこの仕事を始めた頃の請負契約を思い出してみると今よりも格段に安いのです。

さて、平均賃金の変動はさほど変わらない時期がながらく続いてきましたが、住宅価格の上昇はいつまで続くでしょうか。

資材高騰、職人不足など価格が上がる要素はてんこ盛りです。

私はかなり楽観的な人間なのですが、さすがにこの業界の未来は暗いと言わざるをえないでしょう。
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