2018年5月26日(土)
旅行2日目。
朝食はホテルのビュッフェです。
台湾料理がメインでまあまあでした。
AM9:15 ホテルを出発。
今日は天気も良く暑くなりそうです。
最寄駅まで徒歩7~8分ですがすでに汗をかいています。
中山駅でそれぞれの悠遊卡に100元(約370円)を追加チャージ。
昨日コンビニでも支払いに使ったので残高が心配で。
九份からの帰りはバス(98元/約370円)の予定なので、
いざ乗る時に料金不足だと困りますからね。
MRT 中山駅→劍潭駅 16元(約60円)
ここから忠烈祠へ向かいます。
忠烈祠の最寄駅は圓山駅と書いてあることが多いのですが、
地図を見ると劍潭駅の方が近そうだったので、
劍潭駅にしましたがGoogle Mapで検索すると
どちらも車で5分程度でした。
バスで行く場合は圓山駅から出ているようです。
1人ならバスにしますが、4人ですからね。
割り勘にすればタクシーでも全然安いもんです。
タクシー代 劍潭駅→忠烈祠 125元(約470円)
忠烈祠。
革命・建国のために亡くなった烈士を追悼する場所です。
日本の植民地時代は護国神社という名称でしたが、
第二次世界大戦後は日本の神道信仰の痕跡をなくすために
忠烈祠と改めたそうです。
地面の茶色い線の正体は後でわかります。
入口の大門に2人の衛兵が向かい合って立っています。
微動だにしません。
カメラを向けても視線も動きません。
瞬きも極力控えているとか。
時々世話係がハンカチで汗を拭いてあげていました。
奥の大殿にも2人の衛兵がいます。
大殿は入口に柵がありこれ以上近づけませんでした。
柵があるのは衛兵交代式の時間だけかもしれません。
衛兵交代式が始まりました。
5人で隊列を組み大門から大殿へ向かって行進します。
歩き方が独特で、全員の腕と足が一糸乱れぬ動きをします。
衛兵になれるには、身長175cm以上、体重65kg程度、という身体的条件があります。
台湾には兵役制度があり、新人の訓練中に陸・海・空からそれぞれ推薦されるそうです。
中身も優秀でなければいけないんですね。
その後の厳しい訓練を成し得た人が晴れて衛兵になれるわけです。
陸海空それぞれの制服は、陸は緑、海は夏→白、冬→黒、空は青だそうです。
國父記念館と中世記念堂にも衛兵がいるのですが、
半年ごとに交代するそうで、この時の忠烈祠は空軍。
昨日、國父記念館で見た衛兵は白だったので海軍ですね。
大殿へ向かいます。
大殿に敬礼。
ここで大殿を守っていた衛兵2人と交代します。
1時間微動だにせず直立不動でいて、
ようやく動けるとやっぱりホッとするものでしょうか。
なんか体が固まってしまってつまづきそう。
訓練している衛兵だからそんなことはないか。
地面の茶色い線は衛兵の行進の足跡でした。
地面を力強く蹴るように行進するのでこんな跡が付くんですね。
今度は大門の衛兵2人が交代します。
マーチングバンドのように(←ちょっと違う…)
行進しながら位置を入れ替わったり銃をクルクルと回したり。
軽々と持っていますが、銃の重さは6kgもあるそうです。
衛兵交代式は9時~17時の毎時に、3月29日の青年節と、9月3日の軍人節と
台風などの悪天候を除く毎日行われています。
忠烈祠と國父記念館と中世記念堂の3カ所ありますので
台北滞在中いずれかで1回は見学するといいと思います。
前回は國父記念館で見学しましたが、室内なので行進も短いし
なんだか地味な感じだったので、忠烈祠の方がおすすめです。
台北では欠かせない観光の1つとなっていて、
交代式はショーのようだし、衛兵はイケメンだし、
ついはしゃいでしまいそうになりますが、
歴史を考えて少しは神妙な気持ちを持ちながら見学した方がいいですね。
忠烈祠 入場無料。
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