心配するな!なんとかなる。

今起きていること、ちょっと立ち止まって考えてみよう。

原発は国内問題にあらず

2012-11-17 21:35:40 | 日記
2012/11/17

この度の衆議院選で、原発再稼動が争点の一つに挙げられている。

東日本大地震に伴う津波による福島原発のあの惨事は今も国民の脳裏に焼き付いている。

その事後処理の不始末が更に解決を遠のかせている。

悪役にされた東京電力、その官僚体質は批判されるべきものではあるが、

マスコミによるミスリードも目に余る。

どうも原子力のシステムそのものがブラックボックスとなっているあてがい扶ちであったようだ。

原子力問題は国内問題にあらず。

明らかに、対米問題である。

戦後の米国からの外圧に抗ずる日本外交。

原子力発電導入そのものが、米国からの圧力によるものである以上、反原発は対米追従からの脱却を意味する。

反原発=反米=自主独立OR親露・親中の選択である以上、それは 景況問題・
大気・土壌汚染などの環境問題を越えた我が国のあり方に繋がる問題である。

原発依存=米追随である。

日本人にその認識・自主独立の覚悟があるのか。

TPP問題も同様。経済ブロックをつくるのに、西欧である米国、オーストラリアとどう向き合うか。

形を変えた戦争、バトルロイヤル。

日本の立ち位置があやふやなまま自分を理想に近づけることができるか。

そもそも日本人に共有されたビジョンなどあるのか。


それは、明治以降の先人の歩んできた道を理解するととともに、21世紀における我が国のビジョンに係わる問題である。

米国を始めとする西欧列強のアジア・イスラム侵略への評価に繋がる世界史的俯瞰が必要となる。

日本が一刻も早く米国からの呪縛から解き放たれ、アジアの星となることが待たれる。


世界史の中の日本を理解するリーダーの出現が待たれる。