心配するな!なんとかなる。

今起きていること、ちょっと立ち止まって考えてみよう。

中央官僚政治打破 消費税増税の廃止を

2012-11-09 21:09:45 | 日記
2012/11/9

社会保障と税の一体改革に関する自公民三党合意により、消費税は2015年10月には10%になる見込みである。

このデフレ下で消費税を上げた場合の経済への悪影響などお構いなしのこの法案、財務省の言いなりで決めた悪法と言わざるを得ない。

海外からの外圧を利用し日本の将来の財政悪化を回避するため、短絡的に サイレントマジョリチィである一般大衆への増税で達成しようするいつものやり口。

消費税1%は2兆円の税収増と試算されるようだ。5%なら10兆円、これでも見込まれる支出増には不足らしい。

この考え方でいくと、増税により消費が一層抑制されても、更なる増税で対応しなくてはならなくなる。負のスパイラルに陥らざるを得ない。

まず、日本の未来を担う若者の新卒者への正規雇用を促進させること。

これが重要課題。不安定な労働条件で働かされる日本の若者に希望を与えよ。

ここは、何を置いても、総力を挙げてデフレからの脱却を図ることを優先すべきではなかろうか。

企業の業況回復なくして安定継続した税収確保なし。

現在でも大企業の内部留保は増加しているよう。それはそうだ。

このデフレ下で、従業員への労働配分を減らし確保したものだからだ。

労働者から搾取した偽利益で税収を確保すれば、消費税は上げなくても済むのではないか。

正規社員としての仕事も無く 結婚も出来ない若者達、これでは人口減少に歯止めは掛

けられない。政策の実施する順番が逆だ。これは官僚の言いなり政治が続いているか

らだ。米国から指示された政策を中央官僚から言われ、唯々諾々と実行するだけの政権。

これまでに拒否した政策を並べてみせてくれ!

こんな社会になったのは何故なのか。我々日本人はもう一度胸に手を当て考えるべきだ。

理想の改革をする振りをして、日本の資産・利益を海外に売り渡した小泉・竹中自民党。これは忘れてはならない。

改革を出汁に私腹を肥やした竹中平蔵。

 (それがまた橋下維新にくっ付くとは。)

最近では、小泉改革の行なった米国基準改革なるもの、日本社会崩壊を進めた元凶。許しがたいものがある。

小泉改革や民主党への期待。国民に幻想を抱かせるその場限りのマスコミの煽りも問題あり。

政治主導と白々しく言い放ち官僚におんぶに抱っこの反省もない 財務省代理人 野田民主党。

全ての企業が、日本人従業員の安定雇用をしたうえで適正利益が出るよう経済政策を行なうのが本来の政治ではないのか。

その上で、大企業の利益からの法人税率を上げて税収増加すべき。

未来ある若者には、劣悪な就業条件を押し付け、営々と働いてきた先行きのない物言

わぬ高齢者からは年金を剥ぎ取り、夢のない国にしておいて、消費税増税で遣り繰りし

ようとするこの安易さ。自殺者の多いこの社会の病理から眼をそむけるな。

国家日本のため働こうと言う気持ちの政治家・財務省・日銀官僚はいないのか?

自分達の利益だけしか頭にない連中よ。

特別会計 埋蔵金30兆円を吐き出せ!全てオープンに。利権に塗れた輩、恥ずかしくないのか?

口先だけの美しい日本ではダメ。悪法に切り込むパワーあるリーダーの出現が待たれる。

どうか石原さん、ビジョン・政策を、連携すべき保守のお仲間と摺り合わせ 夢のある誇れる日本・実りある成果を出していただきたい。


  わが心なぐさめかねつ  更級や姨捨山にてる月を見て

           古今和歌集 八百七十八番  よみ人しらず