iPhoneにかまけていて砂糖菓子のレビューが遅くなりましたははは。
iPhoneネタ(というかiTaskネタ)もまだあるんですけどね。
そんなことより音楽ネタはどうしたというお叱りも聞こえてきそうですが(-_-lll)
というわけで砂糖菓子です。
漫画版から入って結局気になって原作も買ってもーたわけですが、
漫画版は漫画版できちんと「漫画として」移植されたんだなぁと
改めて思いました。
他の方もレビューで書かれていますが、小説版では冒頭に
海野藻屑の(新聞の)死亡記事が出てきます。
これが、小説が進むごとに内容が補足されていくんですよね。
漫画版では、藻屑の愛犬がバラバラになって積まれている
シーンを読者に焼き付けて、最終的にそれが藻屑に同じ形で訪れる
までを描いていきます。
まぁ、正直読み始めたときは、「やっぱりラノベじゃねぇかYO!」
と思ってしまいましたが、読み進めるにつれラノベ臭さは
感じなくなりました。
ラノベコーナーは、私が唯一前に立っているのが恥ずかしいコーナーです。
エロ本、少女漫画コーナーはおk。
ラノベがなぜイヤかというと、あの文章のオナニー臭さ(=自意識過剰)と
現実離れした(なおかつご都合主義な)設定にあるんですが、
砂糖菓子では冒頭こそめちゃめちゃな設定ですけれど、
最終的に、最悪の形で普段私達が現実に突き付けられている銃口を
現実として突き付けてくる形をとっています。
まぁ、「最悪の読後感」でググって出てくるだけのことはあります(笑
何がつらいって、ラノベとして読んでいるつもりで、
それもバッドエンドだと知って読んでいるつもりで、
意外でもなんでもなく冒頭に予想される結果が
最終的に訪れているだけなのに、結果の現実感が
冒頭とラストで全然違うんですよね。
作者は、それを描きたかったのかなと。
13歳といえば、夢と現実の区別がまだつきません。
大多数の人は自分が何者かになれると信じています。
そしてその全能感がただの妄想だと気がついたとき、
人は大人の階段を登りはじめます。
(まぁ、30になってまだ登りはじめない人も結構いますが)
「だけど十三歳でここにいて周りには同じようなへっぽこ武器でぽこぽこへんなものを撃ちながら戦ってる兵士たちがほかにもいて、生き残った子と死んじゃった子がいたことはけして忘れないと思う。」
大人の階段を昇りはじめて、
砂糖菓子の弾丸を撃ちまくっていても、
とてつもなく威力の弱い実弾を手に入れて砂糖菓子の弾丸に負けまくっていても、
人よりも早く強力な実弾を手に入れたけど強すぎて撃てなくても、
実弾を撃ちますか?(Y/N)
or
実弾を撃たないといけません(Y)
(選ばせてもくれないのかよorz)
というポップアップ画面が目の前に出てくる時が必ずやってきます。
どーすんの?
どーすんのよオレ!!!!
実弾の種類と弾数は多いに超したことはありません。
でもとりあえず有効な実弾を手に入れなくてはね。
チハたんでは残念ながらシャーマンには勝てません。
(って昨日アルファルファ落ちてると思ったら鯖代金未払いかよ!)
というわけでこのお話はチハたんの擬人化ということでおk?
(いやいや全っ然違うから。∩( ・ω・)∩チハタンばんじゃーい)
世間の荒波と戦う気があるのなら、
せめてIII号突撃砲クラスより上の装備を用意しておきましょう。
ちなみに私はT‐34に乗っています。
ドイツ製は好きですが、乗りたくはないですね。
パンサーとかベンガルトラとか、強力だけどピーキーってのは、
戦う上で戦力の計算ができませんから。
大規模戦を戦うには、70%以上の稼働率を
常にキープできることが大切です。
勝ち局面を維持できなければ何の意味もありませんからね。
私にとっては実弾を持たなかった頃の自分を辛く思い出させる小説です。
この作品が世に出てから、作者のサイン会などで40歳くらいの方に、
「がんばってください」と声をかけられることが増えたそうです。
砂糖菓子の弾丸しか持っていない、
もしくは
使いものにならない実弾しか持っていない、
ことで自分を責めた経験のある人には、
なんとも言えない後味を残す小説だと思います。
ちなみに、「読後感が最悪」というのは、「読むんじゃなかった」
という意味ではありません。
そのへんがまたイヤらしいところでもあります(笑
あんたまだ生きてるんでしょ?
だったらしっかり生きて、それから死になさい。
他人だからどーだってのよ!あんたこのままやめるつもり?
ここで何もしなかったら、あたし許さないからね!
一生あんたを許さないからね!
byミサトさん
iPhoneネタ(というかiTaskネタ)もまだあるんですけどね。
そんなことより音楽ネタはどうしたというお叱りも聞こえてきそうですが(-_-lll)
というわけで砂糖菓子です。
漫画版から入って結局気になって原作も買ってもーたわけですが、
漫画版は漫画版できちんと「漫画として」移植されたんだなぁと
改めて思いました。
他の方もレビューで書かれていますが、小説版では冒頭に
海野藻屑の(新聞の)死亡記事が出てきます。
これが、小説が進むごとに内容が補足されていくんですよね。
漫画版では、藻屑の愛犬がバラバラになって積まれている
シーンを読者に焼き付けて、最終的にそれが藻屑に同じ形で訪れる
までを描いていきます。
まぁ、正直読み始めたときは、「やっぱりラノベじゃねぇかYO!」
と思ってしまいましたが、読み進めるにつれラノベ臭さは
感じなくなりました。
ラノベコーナーは、私が唯一前に立っているのが恥ずかしいコーナーです。
エロ本、少女漫画コーナーはおk。
ラノベがなぜイヤかというと、あの文章のオナニー臭さ(=自意識過剰)と
現実離れした(なおかつご都合主義な)設定にあるんですが、
砂糖菓子では冒頭こそめちゃめちゃな設定ですけれど、
最終的に、最悪の形で普段私達が現実に突き付けられている銃口を
現実として突き付けてくる形をとっています。
まぁ、「最悪の読後感」でググって出てくるだけのことはあります(笑
何がつらいって、ラノベとして読んでいるつもりで、
それもバッドエンドだと知って読んでいるつもりで、
意外でもなんでもなく冒頭に予想される結果が
最終的に訪れているだけなのに、結果の現実感が
冒頭とラストで全然違うんですよね。
作者は、それを描きたかったのかなと。
13歳といえば、夢と現実の区別がまだつきません。
大多数の人は自分が何者かになれると信じています。
そしてその全能感がただの妄想だと気がついたとき、
人は大人の階段を登りはじめます。
(まぁ、30になってまだ登りはじめない人も結構いますが)
「だけど十三歳でここにいて周りには同じようなへっぽこ武器でぽこぽこへんなものを撃ちながら戦ってる兵士たちがほかにもいて、生き残った子と死んじゃった子がいたことはけして忘れないと思う。」
大人の階段を昇りはじめて、
砂糖菓子の弾丸を撃ちまくっていても、
とてつもなく威力の弱い実弾を手に入れて砂糖菓子の弾丸に負けまくっていても、
人よりも早く強力な実弾を手に入れたけど強すぎて撃てなくても、
実弾を撃ちますか?(Y/N)
or
実弾を撃たないといけません(Y)
(選ばせてもくれないのかよorz)
というポップアップ画面が目の前に出てくる時が必ずやってきます。
どーすんの?
どーすんのよオレ!!!!
実弾の種類と弾数は多いに超したことはありません。
でもとりあえず有効な実弾を手に入れなくてはね。
チハたんでは残念ながらシャーマンには勝てません。
(って昨日アルファルファ落ちてると思ったら鯖代金未払いかよ!)
というわけでこのお話はチハたんの擬人化ということでおk?
(いやいや全っ然違うから。∩( ・ω・)∩チハタンばんじゃーい)
世間の荒波と戦う気があるのなら、
せめてIII号突撃砲クラスより上の装備を用意しておきましょう。
ちなみに私はT‐34に乗っています。
ドイツ製は好きですが、乗りたくはないですね。
パンサーとかベンガルトラとか、強力だけどピーキーってのは、
戦う上で戦力の計算ができませんから。
大規模戦を戦うには、70%以上の稼働率を
常にキープできることが大切です。
勝ち局面を維持できなければ何の意味もありませんからね。
私にとっては実弾を持たなかった頃の自分を辛く思い出させる小説です。
この作品が世に出てから、作者のサイン会などで40歳くらいの方に、
「がんばってください」と声をかけられることが増えたそうです。
砂糖菓子の弾丸しか持っていない、
もしくは
使いものにならない実弾しか持っていない、
ことで自分を責めた経験のある人には、
なんとも言えない後味を残す小説だと思います。
ちなみに、「読後感が最悪」というのは、「読むんじゃなかった」
という意味ではありません。
そのへんがまたイヤらしいところでもあります(笑
あんたまだ生きてるんでしょ?
だったらしっかり生きて、それから死になさい。
他人だからどーだってのよ!あんたこのままやめるつもり?
ここで何もしなかったら、あたし許さないからね!
一生あんたを許さないからね!
byミサトさん