先日、私立学校の経営について取り上げたニュースを見ました
少子化が進む中、私立学校も経営に苦労している様子でした。
私立学校といえば、公立学校との大きな違いが、学校法人などの民間が運営していることです。県や市などではなく、「学校法人○○学園」といった感じです
いくつか例を挙げましょう。今年1月に行われた高校サッカー選手権で優勝した星稜高校(石川)は、学校法人稲置学園が運営していますし、甲子園常連の横浜高校(神奈川)は「学校法人徳心学園」という組織が母体となっています
さて、そんな私立学校の収入源って何だか分かりますか?
私立といえば、当然ながら授業料が思い当たりますよね。
平成25年までは実質無料だった公立高校の授業料に対し、私立高校の授業料は、1年あたり平均38万円と言われています
私立学校はこの授業料を元に、学校の設備を整え、先生たちにお給料を払い、毎日の運営を行っている。
そう思っていました、、
ところが……
私立学校の収入源は授業料だけじゃないことが分かりました
下記の表は、平成23年度における、東京都内の私立高校233校の収入内訳を表した表です。
↓↓↓↓
(東京都生活文化局HPより)
収入の1位は、授業料などの学納金です。これは先にも予想していた通りでしたが、その割合が6割にも満たしておらず、想像していたよりは高くありません。
その一方で気になるのが補助金の部分です。割合が何と35.2%を占めています。
金額の内訳は出ていませんが、約2000億円の収入総額から逆算すると、約700億円にものぼる金額です。
そして当然ながら、この補助金は東京都の税金で賄われているのです
なるへそ、これは驚きです
私立学校っててっきり民間組織のようなものだと思っていました。ところが収入の中にこれだけ補助金が占めているとなると、半官半民のような気がしてきます。
先述したHPには、都内私立高校の支出についても記録がありました。下記の図を見てください。
このように、支出の大半が人件費となっています。
なるへそ。都道府県によって予算の差はあるのでしょうが、私立学校の先生方のお給料には、私たちの税金がかなりの部分含まれているということなんですね
これは知りませんでした。これでは私立高校の先生たちも「準公務員」と言っても良いのかも知れません。
今まではあまり意識はしませんでしたが、近くにある私立学校がどんな経営をしているのか、これからは少し目を光らせていかなくてはならないのかもしれません
少子化が進む中、私立学校も経営に苦労している様子でした。
私立学校といえば、公立学校との大きな違いが、学校法人などの民間が運営していることです。県や市などではなく、「学校法人○○学園」といった感じです
いくつか例を挙げましょう。今年1月に行われた高校サッカー選手権で優勝した星稜高校(石川)は、学校法人稲置学園が運営していますし、甲子園常連の横浜高校(神奈川)は「学校法人徳心学園」という組織が母体となっています
さて、そんな私立学校の収入源って何だか分かりますか?
私立といえば、当然ながら授業料が思い当たりますよね。
平成25年までは実質無料だった公立高校の授業料に対し、私立高校の授業料は、1年あたり平均38万円と言われています
私立学校はこの授業料を元に、学校の設備を整え、先生たちにお給料を払い、毎日の運営を行っている。
そう思っていました、、
ところが……
私立学校の収入源は授業料だけじゃないことが分かりました
下記の表は、平成23年度における、東京都内の私立高校233校の収入内訳を表した表です。
↓↓↓↓
(東京都生活文化局HPより)
収入の1位は、授業料などの学納金です。これは先にも予想していた通りでしたが、その割合が6割にも満たしておらず、想像していたよりは高くありません。
その一方で気になるのが補助金の部分です。割合が何と35.2%を占めています。
金額の内訳は出ていませんが、約2000億円の収入総額から逆算すると、約700億円にものぼる金額です。
そして当然ながら、この補助金は東京都の税金で賄われているのです
なるへそ、これは驚きです
私立学校っててっきり民間組織のようなものだと思っていました。ところが収入の中にこれだけ補助金が占めているとなると、半官半民のような気がしてきます。
先述したHPには、都内私立高校の支出についても記録がありました。下記の図を見てください。
このように、支出の大半が人件費となっています。
なるへそ。都道府県によって予算の差はあるのでしょうが、私立学校の先生方のお給料には、私たちの税金がかなりの部分含まれているということなんですね
これは知りませんでした。これでは私立高校の先生たちも「準公務員」と言っても良いのかも知れません。
今まではあまり意識はしませんでしたが、近くにある私立学校がどんな経営をしているのか、これからは少し目を光らせていかなくてはならないのかもしれません