隣りの吉田日記

レーサーが周りの景色気にしたらぶつかって死ぬよ

帰宅

2005-06-09 | いろいろ
2泊3日の旅に出てた財布は無事に戻ってきた。

落としたのが学校の中で良かった。息子の高校はおぼこい子が多いからね。
先日の体育祭では眉あり黒髪の女子高生達を見てほっとしたよ。

校則が無駄に厳しい(息子談)から生徒達は垢抜けないけど、保護者にすれば
安心だろうな。中身はどうかわかんないけど。

校則、干渉があまり厳しくて耐え切れず、夜の校舎窓ガラス壊してまわることなく
入学直後にやめて行く同級生が何人もいた。夏休みの1日だけある登校日も、実は
検査を兼ねているらしいと言うから驚きだ。

真剣にみたことがない生徒手帳だけど、じっくり見てみたらすごい校則があるかも
しれない。「教室で男女2人っきりになる時は窓を全開にするべし」とか「花火大会も
親同伴で制服着用するべし」とか・・。

生温い私も、やめる方が正常な神経なのかもしれないと思っていた時期もあったが
先日も書いたとおり、今は素直に息子にとっては良い学校であると思っている。

会社帰りの地下鉄赤坂駅付近では今時の高校生がたくさん歩いてるけど、それゃ
すごい。化粧してる、ピアスしてる、髪は染めてる、スカ-トの丈が異様に短い。
男の子も同様、歩き方も服装も何か崩れている。

でも、まつげバサバサの女の子達に自転車がぶつかりそうになると、可愛い声で
あわてて「スミマセン」と返ってきたりするから見かけで判断はしないよ。
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冒険する財布

2005-06-07 | 家族+さくら(猫)
夕方、息子の高校の担任から電話がある。私は、試験もまだなのに何の呼び出しの
電話かドキドキしたが違った。

学校で財布を落としたらしく一緒に探したが出てこないので、とりあえず今日は
電車賃を貸しますと言う・・あ・・先日買ったばかりの定期も入れてたんだ。

1万円1万円1万円がパ-でんねん!って先生に愚痴りたかったけど、お世話かけました
と電話を切った。仕方ない、一ヶ月は自転車通学してもらおうかね。

現金もあまり入ってないだろうし、それよりM先生から入学祝いでもらった財布が残念。
確か去年も学校で落としたよな。結局出てきたからよかったけど、又落としたんか-。

息子は試験前の部活休みでいつもより少し早く、漫画にするとおでこあたりに斜線が入って
るような暗い顔して帰ってきた。
あんまりしょんぼりしていたので、私は「明日出てくるよ、前も出てきたやん」と元気づけて
いたら、徐々にいつもの息子に戻り、ついには

「そうやんね戻ってくるかも、あの財布は冒険好きやん、2回も戻ってきたし」

なぬ?2回?2回目は知らんぞ、じゃこれで3回目?!・・
2度ある事は3度ある。3度目の正直。果たして財布は無事に戻ってくるだろうか?

私も、今持っているどでかい財布は失くしたことはないが、10年くらい前にその頃使っていた
財布をやはり3回落としたことがある。3回とも出てきたが、全く親子だ。

あの時の財布も冒険好きだったかもしれない。


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真夜中なのね

2005-06-06 | 家族+さくら(猫)
昨日、福太郎カップの2日目を無事に2勝して帰ってみたら、珍しく家にいて掃除をしていた
お父さんが、吉田対策の植物の鉢を全部下ろし、代わりにドントキャットを2枚置いていた。
ちゃんと、それ用の両面テ-プでずれないように固定してある。

しかし、踏んだら痛いドントキャットも下から見上げるさくらには見えない。置いてある場所
以外から飛び乗ってみて、それを確認するとしても、猫はバカだからな・・と心配していたら
いつの間にか隣のベランダから鳴き声が聞こえる・・。

おまけに隣に飛び移ったまではよかったけど家のベランダのドントキャットを恐がり、こちらに
戻ってこれない状態だ。は-・・。

幸い吉田は留守のようだ、でもいつ帰ってくるかわからない。手を差し伸べても後ずさりする。
お父さんは「又行ったとや-!」って怒る・・・私ゃ行くと思っていたよ。
お父さん、猫が利口じゃないのをいつになったら気付いてくれる。

いつも「バカだバカだ」って言ってるわりには一生懸命怒るから、こちらでバカしないように
気をつけとかないと。

仕方ないのでドントキャットをバリバリとはずし、体の筋をちがえそうになるくらい手を伸ばし
さくらの手を捕まえてこちらに引き寄せた。この間30分くらい。


ベランダの上に植物を置いて壁をつくるって言う作戦は、鉢が落ちる危険性がある(落ちる時は
ベランダの中にしか落ちないように少し斜面になっているが)水やりがめんどう(観葉植物は
お父さん係)の理由で譲らないお父さんは、いつの間にか1枚増やして合計3枚のドントキャット
を長く置いていた。

なんだかさっきと状況は変わってないようだけど・・。またもや不安。

で、夜になりソファでうとうとしていたら、お父さんがベランダで遊んで入ってこないさくらに
怒って窓を閉める音がした。寝ぼけながら「あら、いれてやらんと・・」と思いながら起きれず
夜中に嫌な予感で目が覚めあわててベランダに出てさくらを探す。いない。

誰か私がいねむりしている間に部屋に入れてくれたのかと、家の中も探す。いない。

もう一度ベランダで「サクラ~サクラ~・・」と小さい声で呼んでみる。「ミャ~ミャ~」声がする。
「うああああ!又吉田んち・・・」

夜中の2時半、今度はドントキャット外してもこちらに近づきもしない。吉田んちのベランダで
上ったり降りたりしている。お父さんが顔を出せば逃げるけど、私でも近づいてくれない。

もうだめ・・絶望的な気分で呼び寄せるのはあきらめ、窓を開けしばらく待っているとしら~っ
と帰ってきた。お父さんが寝た後でよかったよ。ぼこぼこにされるとこやったねさくら。

真夜中、呼んでも呼んでもこちらを振り向いた姿勢のまま、いつもの無表情で私を見つめていた
さくらの瞳は青く光っていて、やっぱり何考えているのかわからない。少し寂しかった。


次の日、会社から戻ると窓は開いていて、前と同じように植物の鉢が吉田んちのベランダ側に
置いてあった。やはりこれが一番やね、身を持って経験してわかったやろ、って経験したのは
私やけどね。

ところで夜中にベランダで鳴かれても起きてこなかった吉田は、留守だったのか爆睡してたのか
とにかく何事も起きなくてよかった。実は先週マンションの前で吉田に会った時挨拶したら、
今度は特別苦虫つぶしたような顔ではなく、普通の顔で挨拶を返してくれた。

もしかしたらもう天敵ではないかもしれない。タイトルを「隣の吉田日記」変えて仲良くなろうと
努力?した私の目標は達成されたのだろうか。

次のタイトルは「木の芽のニオイのコ-チ日記」でもしようかな。何か少しいやらしい響きだ。
でも今んとこ仲良くしようって気にはならない。
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今日の子供達

2005-06-04 | 家族+さくら(猫)
今日は息子の高校最後の体育祭。娘の方は明太子の「福太郎カップ」初戦である。
どっちかって言うと娘の応援に行きたい私だが、平等にせんばととりあえず体育祭に行く。

途中M本さんを拾って行く。M本さんも最後だから行っとこうかねって感じだ。息子のK太君も
「くんな」と言ってるらしいし。家の息子は「くんな」とは言わないが、さすがに「一緒にお弁当
食べるよ」と誘うと「まじですか?」と嫌そうだった。

しかし、息子の言うところの「日本の正しい家族」N村家と一緒にお弁当食べる約束してるので
「Nちゃんのお母さんが、ろん介君が一緒に食べるならNちゃんも私達と食べてもいいって
 言ってるから」と無理やりに約束させる。

私は本当は息子だけ弁当つくってどこかに食べに行きたい気分だが、なにしろ、正しい家族の
正しい母は体育祭ではお弁当広げるなくてどうするのと言う心構えみたいだ。

結局、同じ中学出身のアッキ-やT川君家族、M本さんと大人数の楽しいお昼になった。
M本さんは「先輩達んとこ、みんな素直でいい子ばかしですね」と少し羨ましそうだが
高3にもなって親と一緒に食べるのを拒否する子の方がまともだと思うから心配せんでいいよ。

去年は事情があり中止になった体育祭だが、1年の時もだいたい同じメンバ-で食べ、中庭の
ベンチで食べる私達を、M本さんちのK太君が2階の教室のベランダから覚めた目で見てたこと
を思い出し、今日もこのお昼を見たら「まだ一緒に食べてるよ」ってあきれるかもね。

T川君のお母さんが、おかずをいっぺんに食べれるように全部一本の串に刺してきてた。
うずらの卵、とんかつ、ウィンナ-、玉子焼き、プチトマトetc。子供達は一本ずつ串をもらい
嬉しそうだ。何か小学校の運動会みたいだな。

福太郎カップが気がかりだったので、お弁当の後、部活対抗リレ-を見てM本さんと先に出た。


1試合目はぼこぼこにやられ、私が着いた頃にちょうど2試合目が始まるところだった。

今度は順調に点差は大きく開いて勝っていたが、うちの1試合目を見てなめてかかっていたのか
相手チ-ムのスタ-タ-はレギュラ-ではなかったようだ。途中あまりの大差にあせって4人の
選手交代でレギュラ-ばかりになる。

それでも点差は開いたままだったので、今度はこちらが油断したのか選手交代をしたらリズムが
くずれ、点差は縮み、あわてて又別の控えの子と交代したけど結局最初の勢いには戻らず、最後に
逆転負け、ものすごく悔しい。練習試合ならともかく公式試合でなんでこんなことやるのかな。

絶対勝てる試合だったのに。でも中体連じゃなくてよかったかもね、何か学習したやろ。
あ、でも前もこの試合運びは2回くらいみたような・・・。


写真はあと1人の子供が又イカを釣り、嬉しくて送ってきた画像だ。今回は釣りをする人はみんな
やると言う遠近法を使っている本当はそれほどでかくないが、馬の顔みたいだ。
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隣の「ほ-」

2005-06-03 | ばいの国
私の年間休日は親会社のカレンダ-通りらしいと言うのが判明した。昨日本社からの電話で、
連休中に福岡に合わせて出勤した日は、実は休日だったので振替をとって下さいと言われ、
急遽今日お休みもらった。

「いつにしますか?」と急に聞かれても2ヵ月の間にしか使えない振替は、娘の中体連には
使えないし、今のとこ休みたい用事もないし「じゃ明日取ります、あ、ちょっと待って下さい
I井さん(上司)明日休んでいいですか~?」「いいよ~」と、いつでも休める仕事なのが
嬉しいような寂しいような。

と言うので今日は山川へ、米、野菜を仕入れに帰る。

途中、瀬高の「卑弥呼の里」って最近できた道の駅みたいなとこで、母の畑、いや、菜園には
なさそうな野菜を買い出す。さすが209号線沿いでも回りは田んぼの道の駅、野菜が安い。

山川に着いて昼食後、母方の伯母さんとこに梅の実を頂きに行く。
10人兄弟の中で、一番母と似ている伯母さんは隣の隣の町に住んでいるが住所は熊本県。
20分くらいで着くが、信号が殆どない道なのでけっこうな距離ではある。

車中「今年の梅は小さからしかったいね~」とあまり乗り気そうでない母の様子が窺えるが
いつでも何でもあげると言われたら結局もらってしまう、そう言うとこはよく私と似てる。

伯母さんとこに着くと、あらかた梅はちぎってもらっていたが、せっかくだから梅ちぎりを
体験する。みかんも梅も「ちぎる」って言うけど標準語ではなんて言うんだろう?

梅はまだまだ木にびっしり生っていた。実が青くかたい梅はしばらく置いておくと桃に似た
美味しそうな匂いがしてくる。数個あるだけでも芳香剤の代わりになるくらいだ。
でもこんなたくさんの梅をそこまで置いたままにしてたら梅酒も梅ジュ-スも作れなくなる。

先週の絵手紙教室の時描いた小梅も片面が少し赤みがかってきてて美味しそうだったな。
でも食べると腹壊すんよね、食べたことはないけど。
そう言えば、銀杏の実も生で食べると腹壊すから絶対食べるなって昔から母は言っていたな。

銀杏の実が落ちる時期になると、毎年恒例で言う母の例え話はとても変わっていた。
「生で食べたら腹を壊すぞ、腹壊すとうんこをお茶碗3杯食べても治らんぞ」

聞く度に、痛みで油汗垂らしながら4杯目のうんこを食べるとこを想像する。4杯目で治るわけ
ではないだろうが。この変な例え話は母が誰かから聞いたんだろうか?オリジナルなんだろうか?

いつもいつも思い出す度に、この変な話のル-ツを聞こうと思いながら今回も忘れていた。
マンションの前の通りにも銀杏の木があるので、実は私も子供達に言ったことがある。

支離滅裂な話で子供達に突っ込まれると「とにかくうんち3杯食べてもその痛みは治らんのよ」
とやはり母と同じことしか言えない。痛いのにうんちまで食べるってやっぱりおかしい。


梅の木を背伸びしてちぎっていると、おじさんがひょいひょいと木に登りナタでがつんがつんと
枝を切ってくれた。おじさんは80近い、田舎のお年寄りは元気だ。伯母さんも腰が悪くて
曲がってるけど私より動きがすばやい。

籠とコンテナに一杯づつ梅の実をもらい、おじさん伯母さんの元気な姿も見れてよかった。
「さよなら~ありがとうございました~(長生きしてね~)」

山川が「ばいの国」だったら伯母さんとこは「ほ-の国」だな、話の頭に「ほ-」って必ず
つくもんな。
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