本日は、グリンツィングでお出ししていますフロマージュ(チーズ)をご紹介します。
通常ですと、5種類位のフロマージュを皿盛りにして盛り合わせていますが、ご要望が有ったり特別な時には、今回の様にお客様に見ていただいてから、お出ししています。
ワイン好きの集まるお店と言うこともあり、ほとんどのお客様がオーダーされます。美味しいワインとチーズとパンがあれば十分、と思う時も有りますが、一様、料理人ですので料理も頑張っています。
右上から時計回りに、栗の葉に包まれたバノン、6ヶ月熟成のグリュイエール、トロトロなモンドール、山羊乳のサントモール、三大ブルーチーズのロックフォール、マール酒で洗ったエポワス、オレンジ色が綺麗なミモレット、そして真ん中が、定番のカマンベールです。
フロマージュは、渋谷東急百貨店の東横店にあります、フェルミエさんから仕入れています。
通勤途中にお店があるので、実際に自分の目で見て、食べ頃のフロマージュを選んでいます。と言いましても、いつも選んでいただく場合が多いのですが。
フェルミエさんのお店の方に、フロマージュの話を聞かせていただいたり、試食をさせてもらう事も有ったりと、とても勉強になります。店員さんは皆さん優しい方ばかりなので、出勤前にお店に行く事が毎日の楽しみでもあります。
フランス修行時代、美味しくて値段が手ごろな事もあり、友達と一緒にワインを飲みながらフロマージュをよく食べていました。レストランの賄いでも沢山食べました。
ノルマンディー地方にいた時に食べた白カビのブリーと、その時の大家さんが作った自家製のシードルの組み合わせの美味しさは、今もはっきりと憶えています。
日本ではお値段が安くありませんが、レストランでの食事を楽しむ為には無くてはならない物ですので、これからも勉強していきたいと思っています。