クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

真夏の津軽線駅巡り(その4)

2021-04-09 20:11:55 | 北東北地区

津軽線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR北海道は昨日、来春のダイヤ改正に合わせて東風連駅を北に1.6km移設した上で名寄高校駅に改称すると発表しました。これで、名寄高校が200mと近くなります。尚、駅の構造は、以前のまま片面ホーム1面のみですが、今度はスロープが付きになります。



さて、本題に。鶴泊駅から五能線2527Dに乗車。行きの2826Dと同様、灰色のボックスシートでした。3両とも開放されてたので、誰とも相席にならずに川部まで過ごしました。



運転室の向かいの「助手席」も開放されてました。昨年春のダイヤ改正まで磐越西線2238Dが国鉄形気動車で運転されており、突然鳴る警笛に辟易していたのを覚えています。JR東日本の気動車がほぼ国鉄形でなくなった今ではもうあり得ません。



11時39分に川部駅に到着。45分発の奥羽本線649D(キハ40 532+キハ48 516)に乗り継ぎます。



眼鏡女子と相席になりながら、大館で購入した花善の鶏めし弁当で昼食タイム



鶴ヶ坂駅の停車に向けて減速したと思ったら、駅でも何でもないところで突然急停止。しばらくしてアナウンスがあり、








カモシカとの衝突だった






あーよかった、人身事故じゃなくて。20分くらいの抑止で事無きを得て、13分遅れの12時43分に青森駅に到着。リフレッシュを兼ねてワ・ラッセに出ました。



津軽線337Dは、先ほどの649Dの折り返しということで。新潟から来たという眼鏡女性と相席に。22日から実行し、26日に帰るとか。



津軽浜名駅に着くまでの間、津軽線の概要を紹介します。津軽線は、青森と三厩を結ぶ、全長55.8km、駅数17の地方交通線です。文字通り、津軽半島の基部を北上する路線です。



新中小国信号場までは青函トンネルの開通を機に交流20000V電化されており、青森から蟹田までは701系が主力となっています。



非電化区間は、五能線と共通運用の気動車がピストン運用されています。これはキハ40系ですが、今春のダイヤ改正でGV-E400系に変わりました。



で、青森~新中小国信号場間は、本州と北海道を結ぶ重要な物流の要となっています。青函トンネル開通から東北新幹線八戸開業までは、ED79のカモレ、快速「海峡」、そして「はつかり」と夜行列車などが日夜行き交いました。八戸開業から北海道新幹線開業までは、ED79、EH500のカモレ、「白鳥」「スーパー白鳥」、そして夜行列車が日夜行き交いました。しかし、北海道新幹線開業後は、「四季島」が走る他は、交流25000Vにも対応できるEH800のカモレだけが北海道に乗り入れできるのみになっています。津軽線は時代の波に翻弄されているのです。


ここにきて残念なニュースが入っています。大阪府で連日過去最多の新型コロナ感染者数を記録するなどして医療非常事態宣言が出ており、京都市などで「まん防」が適用されることから、明日から当分の間阪急京都線の「京とれいん」及び「京とれいん 雅洛」が運休することとなってしまいました。撮影及び乗車を予定されている方はご留意あれ。


つづく

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真夏の津軽線駅巡り(その3)

2021-04-07 17:41:48 | 北東北地区

鶴泊駅に行く前にニュースをお伝えします。えちごトキめき鉄道は昨日、「直江津D51レールパーク」を来る4月29日にグランドオープンさせると発表しました。D51 827が直江津駅まで自走運転して緩急車にて乗車体験させる他、扇形車庫で413系(見学可)を展示するとのことです。入場料は大人1000円、子供700円で、土休日のみの営業です。尚、オープンから5月5日までは事前予約制です。


その2はこちら




さて、本題に。9時16分発の奥羽本線1635M(701系N26編成+N34編成)で大館駅を出発。大阪から来た「18きっぱー」の女性と相席に。先ほどの「らいらっく」で一緒になり、土崎から乗ったとか。この日は奥入瀬渓流に行き、翌日に「18きっぷ」で大阪に帰るのだとか。



私は弘前駅でりんごジュースなどを調達し、五能線2826D(キハ48 515+キハ40 1006)に乗り継ぎます。EF510-506のカモレと並びました



その「キハ40 1006」に乗車。灰色のセミクロスシートで、冷房改造されてました



10時58分に鶴泊駅に到着。一見する限り、以前と変わらないように見えますが…。



2020年3月13日に茶系の簡易駅舎に変わっていたのです窓には鶴のペイント



駅舎の前には意味ありげな空き地が以前の木造駅舎は大きかったのです。



では、駅舎の中へ。4辺の内2辺にしかベンチはありません。しかも、換気がされておらずサウナ状態。



で、上部には旧駅舎の彫刻。尚、鶴泊駅は、以前からトイレはありません。



時刻表を。上り、下りとも9本ずつです。滞在時間は22分…。



折角なので、周辺をぶらぶら。流石にこの時期は農閑期ということで、リンゴ選果場は閉まってました。



県道249号を道の駅に向かって歩いていくと、所々で紫陽花が咲いてました。今回は、このあたりで引き返します。



後ろ髪を引かれるかのように、11時20分発の2527D(キハ48 1504+キハ40 2018+キハ40 594)で川部方面へ。


話が変わりますが、近畿日本鉄道は今日、4月29日からの土休日に一部特急列車を追加で運休にすると発表しました。現在、近畿日本鉄道は、平日で14本、土休日で11本の特急列車を運休しています。4月29日からの土休日は、大阪難波~近鉄奈良間で2本、京都~近鉄奈良間で21本、京都~橿原神宮前で18本、大阪阿部野橋~吉野で35本が追加減便になります。また、吉野ゆきの特急の3本が橿原神宮前止まりとなります。これは、近畿日本鉄道の昨年度の利用客がコロナ禍前より5割程度減少しているためです。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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今年の「ばん物」はひとまず所定通りに運転された

2021-04-05 20:29:01 | 新潟の鉄道

 日本各地で「第4波に入った」といわれるように新型コロナウイルス感染症が再拡大の様相を呈する中、「SLばんえつ物語」は一昨日から汽笛を聞かせてくれました。特に運転初日は、満開の桜の下で幸先の良すぎるスタートが切れたのではないでしょうか。
 ということで、2021年4月3日の「SLばんえつ物語」について見てみましょう。新津駅での撮影です。



C57 180は、8時47分頃に新津運輸区からショウアップ。



8時54分頃、C57 180は当該客車に近づきます。



作業員の合図の下、慎重にバックします。尚、デフレーターは普通です。



手旗の合図の下、連結器に近づきます。



連結が完了し、赤旗が出されました。



ジャンパ栓を取り付けます。



9時14分頃、自走で入換を開始します。



9時21分頃、「SLばんえつ物語」は3番線に入線。



10時5分の出発まで撮影タイム。機関車の前はいつも人だかり。



ヘッドマークは今年も黄色です。医療従事者への感謝を込めて?!



行路表を。「A57」行路で、往路は8226レ、復路は8233レです。



9時31分頃、信越線437M(E129系B24編成+A30編成)と一瞬並びました



9時45分頃、例によってカモレと並びました



待合室の方に戻ると、オコジロウが登場



「SLリレー号」の到着のない2番線ではオコミが登場



時刻表の前では、新津商店街のたぬきも登場



ついでに、リニューアルされたゆうたくんも登場



そして、リニューアルされたさつきちゃんも登場



医者の予約の都合で出発には立ち会えず。ということで、到着を狙うことに。定刻18時40分に3番線に帰ってきました。


「SLばんえつ物語」は以上です。宮城県などで「まん防」が出て「ジパング花めぐり号」などの運休が決まる中、今春は所定通りに運転してくれました。ゆるキャラも登場してくれたことにも感謝しなければなりません。感染対策をバッチリさせたのもあるし。でも、もし仮に福島県で「まん防」が適用されるようなことがあれば、運転中止に追い込まれるでしょう。今後の感染状況を注視しなければなりません。

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真夏の津軽線駅巡り(その2)

2021-04-03 16:11:02 | 奥羽本線

JR東海は昨日、今年度の設備投資計画を発表しました。これによると、投資総額は7480億円ほどで、そのうちリニア関連が4300億円程度です。今年度は、N700Sを13編成ほど投入し、315系を7編成56両を投入するということです。315系がさしあたって中央本線の快速・普通に充当されるとみられ、まずロングシートの211系が淘汰されよう。



さて、本題に。8時2分に大館駅に到着。74分の乗り継ぎ時間を利用して駅舎撮影。昭和30年12月築の国鉄後期型駅舎ですが、近々新駅舎に生まれ変わることになっています。秋田方にはNEWDAYSがあり、その右手にはトイレが。



駅前には秋田犬の像が。流石にこの時期はマスクしてました



それでは周辺散策と思ったら、当駅終着の秋北バスがやってきました



しばらくすると、大館鳳鳴高校前ゆきの秋北バスもやってきました



歩き出すとすぐに、大館鳳鳴高校前ゆきのIKCもやってきました



駅を出て2分ほど、秋田犬の里を通過。流石にこの時間帯は開館前。



東能代方に進んで6分ほど、大館公共職業安定所に到着。昨年はどれくらいの方がお世話になったのか。



その隣には大館ケーブルテレビが。このあたりで引き返します。



駅に戻ろうとすると、再び秋北バスと一瞬の邂逅




駅に戻りました。目の前の花善本店で昼食用の鶏めしを購入。



駅弁の調達を終えると、大館能代空港ゆきのリムジンバスが出発していきました



折角なので、自由通路を渡って駅裏へ。若草ロードを渡ると、秋田県立大館国際情報学院中・高がありました。



では駅舎の中へ。2台の自動改札の右手に自動券売機(指定席券売機ああり)と「みどりの窓口」が。窓口営業時間は8:00~19:00です。



で、左手には70人分座れるベンチのある待合室が。ここで見取り図を描きました。


次は、「SLばんえつ物語」についてお伝えします。


続きはこちら

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真夏の津軽線駅巡り(その1)

2021-04-01 17:10:00 | 奥羽本線

 今日から9月30日まで東北一円でディスティネーションキャンペーンが行われ、東北各地の「のってたのしい列車」には東北DCのヘッドマークが付けられることになっています。しかし、宮城県や山形県では新型コロナの感染拡大が甚だしく、独自の緊急事態宣言が出される事態になっています。そのため、団体臨時列車「巡るたび、出会う旅。東北号」は運転中止を余儀なくされています。
 さて、これからお伝えするのは、2020年7月23日(木)〜26日(日)の「真夏の津軽線駅巡り」です。津軽線の全駅下車を達成し、青森県内の改築駅舎を数駅巡ったものでした。しかし、当初は「山陰本線全駅下車への道・第10回」にする予定でした。しかし、6月の時点でも東京都や大阪府などで感染拡大が酷くなっており、確保していた航空券をキャンセルしました。その代わりにフェリーの船室や青森駅前の東横インの客室を確保したので、今回のプランに至りました。奇しくも、これは秋田の国鉄形気動車の乗り納めとなりました。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。


2020年7月23日(木)。自転車で新津駅に行き、信越線3375M(E129系B7編成)で新潟駅へ。この日が休日ダイヤであることを忘れていて、臨港病院ゆきの最終バス(新潟200か830)は21時32分に。



21時50分に末広橋バス停に到着。速足で「らいらっく」の所に行くと、ちょうど乗船開始の時間。



ツーリストBで秋田までひと眠り。ショパンのピアノ協奏曲第2番を聞くと、新日本海フェリーに乗っているという感慨を覚えます。



5時35分に秋田港に到着。フェリーターミナルを出て一般道路に出ると、うず高く積まれたコンテナに目を奪われました。



程なくして、秋田港駅の看板クルーズ列車の乗り場なので、拙ブログでは踏破可能な駅としては扱いません。



広場を進むと、平屋の駅舎が新型コロナウイルス感染症拡大で海外渡航が大きく制限されている今、秋田港駅が本来の機能を果たすのは一体いつになるのやら。



で、秋田港駅の構内には、輸出を待つ24系客車が何両も待機してました尚、秋田臨海鉄道は、昨日限りで鉄道事業を廃止しました。



国道7号に出ると、土崎みなと歴史伝承館を通過。昨年の「港曳山祭りのしおり」には、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で曳山祭りが開催出来ない悔しい思いが記されてました。



6時10分頃に土崎駅に到着。待合室は何だかバージョンアップされたような。



6時22分発の奥羽本線1635M(701系N11編成)でまずは大館へ。席に座ると、持参のパンで朝食タイム。



下川沿駅ではしばらく停車。EF510-502の牽引するカモレと交換



8時2分に大館駅2番線に到着。2面3線+側線数本の構内です。



1番線に行くと、ホーム上にハチ公神社が流石は秋田犬の里。


 話が変わりますが、北陸鉄道は今日、ダイヤ改正を実施しました。浅野川線では、9時、15時、19時台を3往復→2往復に減少し、6本削減しています。また、内灘発の終電を8分早めています。一方、石川線は、17時台を3往復→2往復に、10、12時台をそれぞれ2往復→1往復に減少し、平日で10本、土休日で4本削減します。また、始発については上下とも20分繰り下がり、終電については下りで55分、上りで68分繰り上がります。これは、このコロナ禍で香林坊などで飲む方が激減しているからではないでしょうか。
 そしてもう1つ。JR九州は昨日、鹿児島〜竜ヶ水間の磯地区に新駅をつくる覚書を「磯新駅設置協議会」と締結したと発表しました。2024年春の開業を予定しています。仙巌園や集成館などが近いということです。


つづく

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