クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

小海線全駅下車への道 第3回(その9)

2013-10-10 22:34:21 | 信州地区

小海線駅巡りの最終回ですが、これに先立ちましてニュースをお伝えします。本日、北陸新幹線の列車名が発表され、東京~金沢の速達タイプが「かがやき」、長野~金沢各駅停車タイプが「はくたか」、富山~金沢のシャトル列車が「つるぎ」、東京~長野の列車が「あさま」と決定されました。個人的には、「はくたか」が存続してほっとしました。



さて、本題に入ります。臼田駅から乗った小海線231Dは、16時47分に中込駅に到着。この駅止まりの列車も少なくなく、2面3線の構内です。標高は673.4m。



中込駅はただの終着駅ではなく、背後が小海線営業所になっています。



改札をくぐる前に上部をご覧ください。過去に走ったジョイフルトレインのヘッドマークがいくつも展示されていました。



改札を抜けて駅舎の中へ。自動券売機の脇に「みどりの窓口」があり、営業は終日のようです。



その南方は、暖炉の付いた広々とした待合室となっていました。小海線の写真がいくつも飾られています。



改札と待合室の間は「小海線美術館」となっており、天井には信州の山々が描かれていました。



それでは駅舎撮影。昭和27年9月築の陸屋根の木造駅舎です。トイレは改札内に。この駅に降り立って小海線全駅下車達成



駅舎の南方には「びゅうプラザ」。ちょうど西日が当たってロマンチックな色合いとなっています



駅前の様子。タクシープール脇に公衆トイレ。道路を挟んで白い建物がありますが、COME21の解体工事だったのです。



それでは周辺散策。COME21の隣には蔵元はつうぐいす(初鶯酒造)。ですが、酒は一通り揃っているのでスルー。



大通りから左折すると、お洒落な建物のある商店街に入りました。訪問当時は何やらでした。



サルスベリの木の下に座り、佐久の花カップで打ち上げ


中込駅から旧中込学校へは1.2kmと離れていませんが、気持ち良くなったところで駅に戻り、17時32分発の141D(キハE200-3+キハE200-2)に乗車。ボックス独占できないので、眼鏡をかけた女の子と相席。



17時59分に小諸駅5番線に到着。小海線駅巡り完了の記念の1枚。



しなの鉄道の切符を買うため一旦改札を出て、黄昏時の駅前花壇へ。お洒落な店が多い一帯です。



しなの鉄道は平常運転そのもので、18時20分発の6673M(115系S11編成)で長野へ。出発すると、高原野菜とカツの弁当で夕食


長野到着後、信越リレー妙高5号(189系N103編成)に乗車。高田で交換した1358Mが遅れて直江津着が4分遅れましたが、信越本線1355M(115系N26編成)~同463M(E127系V1編成+V9編成+V12編成)に乗り継いで新津に帰還しました。


 小海線駅巡りは以上です。「日本一宇宙に近い路線」の愛称があり、標高1000m以上の駅も少なくなかったです。2012年夏もそれなりに暑かったので、丁度いい避暑乗り継ぎになりました。ただ、佐久海ノ口駅は、取材から数ヵ月後に改築工事が行われ、簡易駅舎に変わりました。再訪できればいいですが、そう簡単に行けるところではありません。北陸新幹線開通後は長野~直江津が第三セクターになり、運賃がバカ高くなることが予想されるので(週末パスが使える場合を除く)、この機に実行しておいて正解でした。
 次は何をお伝えしようかな。





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小海線全駅下車への道 第3回(その8)

2013-10-08 22:41:55 | 信州地区

15時37分に青沼駅に到着。



調査しているうち、いつしか小淵沢行きの234Dが入ってきました。この列車からは男の子が1人降りてきました。



一連の撮影を終えると臼田駅まで駅間徒歩。駅前にはビニルハウスが林立しています。



1つ目の交差点を右折し、線路沿いの道を進みます。道中の大半は浅間山を望む長閑な水田地帯です。



15分ほど歩いたところで白山神社に到着。小海線全駅下車達成を誓ってきました。



田んぼが切れて住宅地に入ると、畑の向こうにコスモタワーが見えてきました。



右手に視点を移すと、杉玉のある和風建築がありました。佐久の花酒造であり、打ち上げ用のワンカップを購入しました



佐久の花酒造から5分ほど歩くと、臼田の市街地に入りました。田口峠へは東に12km。群馬県との県境は険しく、悪路が多いそうです。


青沼駅を出て30分で臼田駅に到着。標高は709.5m。



それでは駅舎撮影。昭和元年12月築の、ファサード付きの木造駅舎が健在です。トイレは改札内にあります。



駅前ロータリーにある地球儀をかたどったモニュメントは何だろう?「ふるさとの塔」であり高さは9mです。基礎は五稜郭をイメージしており、その上にある2つの球と合わせて三重塔のイメージです。近くにあるコスモタワーと龍岡城五稜郭のイメージでしょう。



では駅舎の中へ。典型的な木造駅舎のつくりで、10人分座れるようになっています。2台の自動券売機の隣に「みどりの窓口」があり、営業時間は7:15~11:55、12:35~16:45です。


羽黒下駅の時とは異なり、休憩していると次々と中高生が集まってきました。



ハイブリッド気動車である136Dの形式写真の撮影がてらに構内をレポート。交換可能駅で対面式ホーム2面2線の構内であり、両者は構内踏切で結ばれています。上りホームの脇にもう1本断ち切られている線路が引かれていますが、かつて2面3線だった名残です。


缶コーヒーで休憩し、16時39分発の231D(キハ110-105+キハ110-110)で小海線全駅下車達成の地へ。結構混んでたので、東京から長野へ帰省するという女子大生と相席させてもらいました。


つづく


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小海線全駅下車への道 第3回(その8)

2013-10-07 22:18:37 | 信州地区

15時37分に青沼駅に到着。



調査しているうち、いつしか小淵沢行きの234Dが入ってきました。この列車からは男の子が1人降りてきました。



一連の撮影を終えると臼田駅まで駅間徒歩。駅前にはビニルハウスが林立しています。



1つ目の交差点を右折し、線路沿いの道を進みます。道中の大半は浅間山を望む長閑な水田地帯です。



15分ほど歩いたところで白山神社に到着。小海線全駅下車達成を誓ってきました。



田んぼが切れて住宅地に入ると、畑の向こうにコスモタワーが見えてきました。



右手に視点を移すと、杉玉のある和風建築がありました。佐久の花酒造であり、打ち上げ用のワンカップを購入しました



佐久の花酒造から5分ほど歩くと、臼田の市街地に入りました。田口峠へは東に12km。群馬県との県境は険しく、悪路が多いそうです。


青沼駅を出て30分で臼田駅に到着。標高は709.5m。



それでは駅舎撮影。昭和元年12月築の、ファサード付きの木造駅舎が健在です。トイレは改札内にあります。

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小海線全駅下車への道 第3回(その7)

2013-10-06 20:18:23 | 信州地区

海瀬駅から歩いて22分、羽黒下駅に到着。標高は740.7mです。



それでは駅舎撮影。昭和元年11月築の木造駅舎が健在で、濃茶系にまとめられています



駅舎の小淵沢方には洒落た水洗トイレがあり、ここで2度目の歯磨きしました。



では駅舎の中へ。佐久穂町の委託ながらも窓口が生きていますが、この日は休みで無人でした。



荷物扱所の跡には駅内文庫があります。券売機の類もないので、駅員が居ないときは車掌などから乗車券を買うことになります。



139Dの出発まで時間がありましたが、駅には私以外誰一人来ませんでした。駅前には簡易郵便局がありますが、人の姿を見かけませんでした。



そろそろ出発の時間となりホームに出ました。申し遅れましたが、羽黒下駅は交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内で、両者は構内踏切で結ばれています。上りホームの脇に線路がありますが、かつて退避可能駅だった名残です。


15時34分発の139D(キハ110-121+キハ110-114)に乗車し、茂来山登山下車口の駅を後にしました。私が1人乗っただけで降りた人は居ませんでした。



15時37分に青沼駅に到着。降りたのは私1人。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。



まずはホームから見る景色を。ちょうど水田と畑の境目になっています。



それでは駅舎撮影。大樹に抱かれた可愛い三角屋根の待合室の駅です。標高は722.6m。



外にもベンチがありますが、中にも3人分座れるスペースがあります。勿論無人駅で、券売機の類すらありません。



青沼駅の見どころをもう1つ。階段を降りたところにある木の株を模した公衆トイレです。


もう少しすると234Dが来ますが…。


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小海線全駅下車への道 第3回(その6)

2013-10-04 23:24:07 | 信州地区

先日は「E653系いなほ」運転開始や新潟駅高架化などをお伝えしましたが、小海線駅巡りを再開します。


前回はこちら



小海駅から乗った229Dは、2分遅れの14時43分に海瀬駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。



それでは駅舎撮影。昭和10年3月築の木造の待合室で、勿論無人駅です。標高は755.2m。



では駅舎の中へ。ベンチが5脚並んでおり、ゴミ箱も付いています。



ついでに時刻表を。上りが17本、下りが16本で、それぞれ10本ずつがワンマン列車です。



出発する前に一旦小淵沢方へ。近くに水力発電所があり、駅のすぐ南を大きな水路が通っています。


海瀬駅に降り立った時は雨が本降りでしたが、調査を終え小やみになったところで羽黒下駅へ出発。



主要道を渡ると、佐久中央小学校の前を通過。花壇が秀逸です



左手に目を転じると、農業倉庫の前を通過します。



線路沿いの集落道をしばらく進むと、小さな商店のある交差点に当たりました。右折すると十国峠で、凄いところまで来たなと思いました。



踏切を渡って北上すると、すぐに面白そうな鉄橋を発見。でも、次に通る列車は、これから乗る予定の139Dだったりします。



鉄橋を通過すると、羽黒下の市街地に入ります。でも、人通りは殆ど皆無でした。



もうすぐ羽黒下駅。でもその前に、千曲川を見てきます。駅前の橋の1つ上流には新しい吊り橋が掛かっていました。



下流を望むと、鏡のような川面になっていました。そう、砂防ダムなのです。


坂を上がると羽黒下駅に到着です。


つづく


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新潟駅4番線 地下通路封鎖

2013-10-02 22:46:31 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 新潟駅高架化工事関連の話題をお伝えします。
 去る9月27日の深夜から28日早朝にかけて上沼垂信号所付近で線路切り替え工事が行われ、「E653系いなほ」運転開始を伴うダイヤ改正が行われました。そして、10月1日には4番線の地下通路が閉鎖されました。「いなほ」のリニューアルとともに新潟駅高架化工事が一段と進んだことになります。
 それでは、新潟駅高架化工事の模様を見てみましょう。



5,6,7番線の跡地はどうなっているでしょうか?8月31日の撮影です。重機やトラックなどが多数入っており、何か穴を掘ってますね。


 9月28日撮影。



穴には何が入っているでしょうか?何か柱みたいなものがつくられてますね。5番線跡にもあるし。



東側に視点を移すと、ツインタワーがつくられてます。高架の心柱にするのは間違いないです。



一方、東側自由通路に目を転じると、跨線橋にて何か工事してますね。



9月29日撮影。東側自由通路の移設工事が大分進んできました。近いうちにねじ曲げられるでしょうね。



「E653系いなほ」の運転開始を控えた9月27日深夜、上沼垂信号場~新潟駅間で線路切り替え工事が行われ、場内を除いて線路が4本から3本になりました。白新下り線は「A線」、信越線は「B線」、白新上り線は「C線」となっています。新潟駅近くで信越線同士のすれ違いは出来なくなっています。



そして10月1日、3番線から4番線への地下通路が閉鎖されました。


 中央階段より東側は東跨線橋を。


 中央階段より西側は西跨線橋をご利用ください。



朝、4番線に停車している新崎への回送列車。新潟駅は、4番線から発着する列車を極力減らしており、2223Dや942Mなどを仮ホームに回しています。


 新潟駅の「いま」は以上です。上沼垂信号場から新潟駅までの線路を3本に減らしたことは、まずは南側にて高架化工事を進めようという計画が見て取れます。来年のダイヤ改正で4番線をも廃止し、白山駅の2,3番線を活用した折り返し運転を実施するかもしれません。近いうちに、在来線ホームに接続すべく、11番線を閉鎖して工事に入るでしょう。数年後には、Cocolo万代もブックオフもローソンも移設を余儀なくされるでしょう。新潟駅はいま、壮大な高架化工事の真っただ中にいます。


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