名松線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR東日本高崎支社は一昨日、両毛線の富田ー足利間に開業する新駅について発表しました。「あしかがフラワーパーク駅」といい、開業日は来年4月1日です。当面は富田駅までの運賃で精算されるとのことです。ただ、富田ーあしかがフラワーパーク間のみの利用は、Suica等のIC乗車券が使えないとのことです。
さて、本題に。16時15分発の417C(キハ11-305)で伊勢鎌倉駅を出発。
16時35分に終点・伊勢奥津駅に到着。一見する限り島式ホームですが、片面しか使われておりません。
旧構内踏切を通って駅舎の中へ。無人化されており、パンフ類が置かれているだけです。
それでは駅舎撮影。平成17年1月31日改築の、美杉材をふんだんに活用した合築駅舎です。そのうち「駅舎」は右手の3分の1ほどに過ぎず、大部分は「津市八幡出張所」です。
その左手には、「津市伊勢奥津駅前観光案内交流施設 ひだまり」が。営業時間は9:00~16:00(水曜、年末年始休み)です。
で、トイレはその「ひだまり」の向かいに。
「ひだまり」をスルーして行き止まりの先に進むと、伊勢奥津駅の名物である古い給水塔が
突き当たりまで進むと、古民家のお休み亭・かわせみ庵が。土日だけの営業だそうですが、もうクローズしてました。
国道368号に出ると、天台真盛宗の寺院である紫雲山金光院 念佛寺が。
その念佛寺の右手にある八幡神社に行き、名松線全駅下車達成を誓ってきました。
八幡神社の鳥居の向こうには茶畑が。
伊勢奥津駅に戻りました。自販機の右手には映画館跡が
駅ノートに書き込みし、17時15分発の416C(キハ11-305)で松阪駅に戻ります。完全に陽が落ちたということで、伊勢川口のあたりまで爆睡。
18時41分に松阪駅に到着。乗り継ぎ時間を利用し、元祖特撰牛肉弁当で夕食。黒毛和牛のしぐれでした。尚、松阪牛を味わいたいならば3300円~4400円くらいのを求めなければならないので。
19時59分発の「みえ26号」(キハ75-1304+キハ75-1204+キハ75-103+キハ75-3)で帰路に就きます。21時12分に名古屋駅に到着。
22時40分発の高速バス(名古屋200か22-98)で一夜を過ごします。米山SAで外に出た他は殆ど寝てました。5時39分に新潟駅前に到着し、信越線422M(E129系B2編成)で新津に帰還しました。
「名松線全駅下車への道・前編」は以上です。今回は、下庄駅と伊勢大井駅以遠を巡りました。名松線が虎柄と赤白のタブレットを用いて運行されているのは大きな発見でした。また、伊勢奥津駅が津市の一部であることを思うと、平成の大合併の恐ろしさを考えずにはいられません。いいられません。
さて、名松線のキハ11系ですが、411Cの前運用である406Cが2連なので、恐らく3両で回しているのではないかと考えられます。伊勢車両区が廃止されている今、名松線のキハ11系は、「回送」で名古屋駅まで顔を出し、名古屋車両区で仕業検査などを受けていると考えられます。
「前編」があれば「後編」があるのではないかと誰もが考えますが、「後編」は3月10日に実施しました。次は、その「後編」についてお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
参考サイト さいきの駅舎訪問