境線1647Kは、15時11分に馬場崎町駅に到着。
まずは構内から。片面ホーム1面のみで、これまた境線最狭のホームです。
次に駅名標。馬場崎町駅は「キジムナー駅」です。キジムナーは沖縄地方の妖怪で、遠野におけるざしきわらしと同様に居なくなると家が没落するといわれています。
県道42号のガード下に下りました。入口には券売機と自販機があります。境港駅には学生時代に1回下車したことがあるので、これにより境線全駅下車達成。
調査終了後、水木しげるロードを目指して歩きます。出発して5分、「山陰鉄道発祥之地」の碑を発見。山陰地方に初めて鉄道が開通したのは明治35年11月1日のことで、ここ境港から米子を経て御来屋に至る区間でした。60周年に当たる昭和37年11月1日に、この碑は建立されました。現在ではもっと延伸されていますが、開業当時はここに「境駅」がありました。
線路から離れて住宅地を抜け、千代むすびの交差点を左折すれば、「水木しげるロード」。みなとさかい交流館が見えれば、そろそろ境港駅です。
15時32分に境港駅に到着。平成7年3月に、灯台をイメージした駅舎に改築されています。
駅前には「しげる先生勉強中」のモニュメント。「ゲゲゲの女房」でもこのシーンが登場しましたね。
ついでに駅舎に入ります。境線唯一の有人駅で、窓口営業時間は7:10~18:15です。
ホームに入れないので、再び「水木しげるロード」を歩きます。駅を出て数分、「鬼太郎の塔」を発見。
道路を挟んだ向かいには蔵元・千代むすび。後日、本醸造を飲みましたが、これまで経験した中でベスト10に入るくらい飲みやすい日本酒でした。
最初の交差点の角には妖怪広場。河童の泉であり、水木しげるの漫画・「河童の三平」の主人公である三平や幼少時の鬼太郎の小便小僧など9体のブロンズ像が置かれ、4箇所から霧が噴出す仕掛けがあるそうです。
沿道の至る所にはブロンズ像が並んでいます。これは「ろくろくび」。
「ろくろくび」の近くにある妖怪神社。御神体は黒御影石と樹齢300年のケヤキが組み合わされており、鳥居は一反木綿をデザインしているそうです。この時間でも観光客が多く混雑していたので、撮影だけして素通り。
「水木しげるロード」を更に突き進み、スタンプを集めつつブロンズ像を楽しみます。
魔女の花子
サラリーマン山田。このあたりからアーケードに入ります。
アーケードを進んでいくと、水木しげる記念館。折角なので、入りましょう。
つづく