境線の駅巡りの途中ですが、ここで白山駅の駅舎改築レポートをお伝えします。2010年11月7日に「越後線白山駅 橋上化」という表題でUPしましたが、表題からして重大な欠陥があったということで、本日改めてUP致します。この場を借りて、御覧の皆様にはご迷惑をおかけしましたことを心からお詫びいたします。
白山駅は、新潟から越後線に乗ると最初に停まる駅で、もともとは越後線の終着駅でした。付近には高校を3つ抱えており、その上大学・短大や理容美容専門学校もあり、学生の利用が多い駅です。また、駅裏にはがんセンターを抱えています。
平成20年秋から新潟駅の高架化に先立って白山駅付近で工事が進められており、それに伴って白山駅は半地下駅化されることになり、がんセンターと自由通路で結ばれることになります。その上、構内は、島式の1面2線から2面3線へと拡張されます。全体完成は平成25年3月の予定です。
それでは、白山駅の変貌の様子をお伝えします。
まずは、9月23日の白山駅構内。下り列車の停止位置が駅舎の目の前にありました。改札へは地下道をくぐる形となっていました。
次に駅舎。コンクリートの平屋建ての駅舎です。ある程度の広さの待合室がありますが、利用客の割にはちょっと手狭かな。
駅舎から50mほど西にある医院の近くでは、跨線橋の工事が進められていました。白山駅で大きな変化が起きようとしています。
例の跨線橋をがんセンター側から。大分出来てきましたね。
再び列車に乗る前に改札前を。地下道の脇では何か工事が進んでいますね。
10月30日からは白山駅での停止位置が変更となり、いよいよ改築工事が本格化しました。
9月23日時点で工事中だった跨線橋はこの日に共用を開始し、下り口の付近が下り列車の停止位置となりました。停止位置が60mほど西に行った形となり、仮ホームも設けられました。(11月3日)
跨線橋を下りた後、改札までは長い回廊を歩く形となりました。利用客にとっては不便ですが、新駅舎完成までの辛抱です。(11月3日)
ようやく改札前に出ました。左の地下道は閉鎖されました。トイレは利用できます。(上が11月3日、下が2月12日)
旧ホームは、一旦一部分だけ取り壊されました。駅機能部分の工事でしょうね。(2月12日)
新ホームの新潟方先端部分。(2月12日)
最後に、案内図と時刻表。自由通路が地下道となり、それに直結してみどりの窓口や待合室などもつくられます。完成すれば、旧駅舎や仮跨線橋は撤去されます。どこかの私鉄駅に見られるような2面3線の構内になるようです。(2月12日)
レポートは以上です。平成25年春には、常磐線の十王駅を都会っぽくした姿になるのでしょうか。