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特急スーパーはくと3号に1区間だけ乗車し、11時2分頃に佐用駅に降り立ちました。わずか12分の乗車だったので、女性車掌を捕まえることが出来ず、改札の女性駅員に特急料金を支払って下車しました。
地下道を通り、駅舎に出てきました。智頭急行の開業に先立って、平成5年3月に改築されています。とはいえ、中は待合室とトイレのみ。駅前は商店街になっています。尚、構内は、智頭急行とJR姫新線とで、交換可能な島式ホーム1面ずつです。
佐用共立病院近くのファミマで昼食を購入し、11時41分発の2827D(キハ120 356)に乗車しました。あの時ほどではないですが、姫路方面からの乗り継ぎ客で混雑してました。
38分ほど乗車し、スーツケースをたがいた女のコと共に勝間田で下車します。片道乗車券はこの駅まででしたが、運転士に見せてOKで、乗車券持ち帰りに成功。下りホーム(写真左側)からは、佐用方の端っこにある踏切を渡って上りホームに渡り、駅舎に出る構造になっています。
いよいよ駅舎に出ます。開業以来と思われる木造駅舎を有していますが、駅事務室部分にはトラベル翼が入居しており、「羽田~岡山線にB737-800就航」というのぼりもありました。
付近のローソンで調達したコーヒーゼリーを食べて休憩し、12時50分発の2828D(キハ120 336)にて1駅戻ります。この日はあえて「青春18」を使用せず普通乗車券で回りますが、この日の勝間田駅では乗車券を販売しておらず、林野到着時に180円払って下車しました。
林野駅は美作市の中心駅で、開業以来と思われる大きな木造駅舎に光トラベルセンターが入居している委託駅です。湯郷温泉の玄関口で、駅前にはバスターミナルがあります。
駅舎撮影後、例によって町歩き。歩き出した瞬間に一昔前にタイムスリップしたような錯覚に。梶並川にかかる橋をわたって右折してしばらくするとようやく中心部に入りますが、余りにも暑くて早めに駅に戻りました。
時間が近づいたので構内に入りますが、駅舎とホームとの間には微妙な空間があり、職員のものと思われる が駐まっていました。もともと交換設備を有していたが、後に撤去されたものと思われます。
林野13時47分発の1880D(キハ120 340)で終点・美作江見へ。ここも開業以来と思われる素晴しい木造駅舎が健在です。委託駅ですが、この時間帯は無人でした。
美作江見に降り立って温度計を見ると、34℃を少し回っており猛暑日寸前。 道理で暑いなと思ったら。それでも周辺散策します。駅前はそれなりに人口がありますが、倒産したパチンコ屋が印象的でした。
時間が近づき、下りホームに転線します。勝間田駅と同様の交換可能な構内の横に1本の引込み線を発見しました。鉄道全盛時代に貨物列車があった頃にこの駅で貨物の取り扱いがあった名残だと思われます。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問