営業距離が2.1kmしかないので、阿波半田駅を出発してから30分歩いただけで貞光駅(B18)に到着しました。
可愛らしい木造駅舎です。つるぎ町の中心駅ですが、JR四国の駅員が居らず券売機があるだけです。特急券や定期券などは附属の売店でも購入できます。売店の営業時間は7:00~18:00なので、それ以外の時間帯は無人駅となります。
裏面には「最短ルート剣山登山口」とあり、剣山への最寄り駅です。尚、剣山の山頂はつるぎ町ではなく三好市にあります。
貞光駅の駅名板。小島にしかナンバリングがありません。
最後に、駅構内です。島式ホーム1面+側線を有し、しばしば交換が行なわれます。
時間が中途半端なので、うだつの町並みは見に行かず、15時30分発の468D(1508+1502)で1駅徳島方面に向かいました。
貞光駅から5分ほどで小島駅(B17)に到着。ここは穴吹駅と同じ美馬市です。交換可能な島式ホーム1面の横に保線用車両の車庫があります。
屋根の無い跨線橋を通って、駅舎に出ました。開業当時からと思われる木造駅舎が現役ですが、無人化されて窓口が撤去されています。周辺は桜の木が多く、3月下旬から4月上旬に訪問すればきっと素晴しい絵になります。16時近くということもあり、撮影条件は「1/250sec F8.0」でした。気がつけば、徳島線全駅訪問達成までマジック1です。
R192を吉野川に沿ってぶらぶらしていたら、ちょうどアンパンマン剣山(剣山7号)が通過していきました
近くに橋がありますが、渡って戻る時間が確保できなさそうなので、そのまま駅に戻ります。徳島線全駅訪問達成を懸けて16時3分発の459D(1235+1254)に乗った途端、何ともいえない倦怠感に襲われてきました。
16時29分に阿波加茂駅(B22)に到着。ここも交換可能な島式ホームを有し、横に保線のための側線があります。
屋根の無い跨線橋を渡り、駅舎撮影を終え、徳島線全駅訪問&完撮達成です。 洒落た木造駅舎が運用されていますが、窓口営業時間が6:50~11:50となっており、この時間は無人駅となっていました。天気が
から
に逆戻りし、撮影条件が「1/60sec F6.7」まで厳しくなってきました。
「加茂銀座街」という寂れた商店街を抜けるとR192に出ました。こちらはスーパーや病院などがあり賑やかです。この地区は吉野川が北にくびれた所にあり、川まで直線距離で2kmほどあります。
駅に戻ると、先ほどのステップワゴンから吐き出された若者たち等で待合室が一杯だったので、私は早めにホームに出て酒饅頭で軽く打ち上げ。17時18分発の474D(1254+1235)で徳島に戻りますが、部活帰りの高校生が大勢を占めており、私は最後尾の逆向き席でスカイワードを読みながら過ごしました。夕食は、昨日とは店を変えましたが、2日連続の徳島ラーメン。
つづく

しばらくすると、「アンパンマン剣山」が通過していきました


ついでに、先ほど乗ってきた1506もケツ撃ちで。江口駅の構内のポイントは両開きです。北側に保線用側線があります。

地下道を通って駅舎に出ました。昭和58年3月31日築の、徳島線唯一の簡易駅舎です。現在は無人駅ですが、平成19年2月末まで駅員が配置されていました。横にはタクシー乗り場があります。
坂を下るとR192で、右手に行くと吉野川に架かる橋があります。しかし、歩道が無く危険そうなので引き返し、13時22分発の451D(1502+1508)にて阿波池田方面に進みます。次は阿波加茂駅の予定でしたが、真南に向いてるので辻駅を選定します。阿波加茂~辻間では4分強にわたって吉野川の峡谷美を見せてくれます。

13時34分に辻駅(B23)に到着。阿波池田駅と同じ自治体に属し、駅名板から見る限り、徳島線最西端の所属駅であることがわかります。

いくらかリニューアルされてはいるものの、開業当時からと思われる木造駅舎が健在です。駅自体は無人ですが、ほっかほっか亭が入居しています。鉄道利用者ではなく弁当を買いに来る人が利用者の大半を占めています。

交換可能な島式ホーム1面+側線を有する構内です。右手には高校が見え、周辺は人口が多いです。

駅前道路を佃方面に歩き、飯裏神社を訪問します。腰骨を折らぬよう細心の注意を払って急坂を登ると、讃岐山脈の絶景のプレゼント。徳島線全駅訪問を誓い、駅に戻ります。
14時8分発の4464D(1507+1501)に乗車し、阿波半田駅(B19)まで戻ります。

14時26分に阿波半田駅に到着。島式ホーム1面を有していますが、交換設備が撤去されて棒線駅となっています(徳島線ではこの駅だけ)。素麺の産地で、駅裏にも素麺工場があります。

構内道路(踏切跡)を通り、駅舎に出ました。開業当時からと思われる木造駅舎が現役ですが、無人駅となり窓口が閉鎖されています。乗車券類は、向かいの正木商店での販売とのこと。白を基調としており、「1/1000sec F9.5」で撮影しました。
次の列車まで1時間ほど開くので、隣駅まで駅間徒歩を敢行します。「学→阿波川島」よりは条件がいいので大丈夫でしょう。阿波半田駅を出ると、すぐに病院の前を通過。その後も住宅の並ぶ狭い県道を、番犬に何度も吠えられながらもひたすら歩きました。
つづく

時間が近づいてきたので、ホームに上がります。申し遅れましたが、阿波山川駅は、特急停車駅にもかかわらず棒線駅で、駅裏は材木工場です。11時10分発の4447Dに終点・穴吹まで乗車しましたが、1255の単行でこの日唯一のワンマン列車でした。

定刻11時24分に穴吹駅(B16)に到着。徳島線の列車の半数近くがこの駅止まりで、客扱いできる1面の島式ホームの横に左右其々に側線1本ずつあります。

構内踏切を渡って改札をくぐり、駅舎に出ました。大正3年3月築の木造駅舎で、マンザードのファザードの他に耳を3つもっています。徳島線内で最もまともな駅の1つです。JR四国の女性駅員が配置されており、窓口営業時間は7:00~19:00で、キオスクもあります。尚、駅舎右のトイレは、昭和44年10月築です。

駅調査終了後、ふれあい橋(歩行者・自転車専用道)を渡り、吉野川を体感してきました。徳島線は、「よしの川ブルーライン」という愛称をもちますが、付いて付かれず敷かれているだけで一度も渡ることはありません。「四国三郎」というだけあって、横断に10分強要しました。

東側に目をやると、県道の橋が見えます。このあたりで川幅が急に狭くなります。

川を渡りきると、史跡・穴吹渡し跡があります。穴吹渡しは、脇町と穴吹町及び穴吹駅を結んでいたもので、明治初期に始まりました。しかし、東側に橋が完成したことにより、昭和3年には早くも終焉を迎えました。尚、橋を渡り切った所に郊外型店舗が多数あります。
吉野川を再度楽しみ、駅の向かいの「ぶどう饅頭・日の出本店」でぶどうまんじゅうを購入し、駅に戻ります。時間がなくなってきたので、12時8分発の4449D(1501+1507)の車内で昼食にしました。

12時33分に三加茂駅に到着。旧町名を冠しているにもかかわらず、片面ホームのみの無人駅です。駅ナンバリングは「B21」のはずですが、何故かナンバリングが外されています。

駅前には金丸神社(中庄八幡神社)があります。一見すれば、どこにでもある神社ですが…。

387本もの列石で有名な神社です。石垣が残されている神社は、全国でここでしかありません。

徳島方に歩くと、東みよし町歴史民俗博物館があり、その脇の参道を登ると最上位稲荷があります。しかし、行程の都合上、今回は訪問できず。
三加茂には20分しか滞在せず、12時53分発の460D(1506)に乗車して次の下車駅を目指します。
つづく
新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。来る3月改正にMLえちごが臨時列車化されますが、出来れば200駅程度巡れたらいいなと思います。
年頭の挨拶はこの程度にして、早速、2008年12月14日の模様をお伝えします。
昨夜は良く眠れ、7時に起床。11月中旬のリニューアルによりバラエティーが豊富になった東横インの朝食をとり、7時50分に行動開始。路面は多少濡れていましたが、雨はすっかり上がっていました。8時10分発の441D(1245+1251)にて駅巡り開始です。
9時15分に川田駅(B15)に到着。吉野川市西端の駅です。両隣ともB16となっています。阿波山川はB14のはずですけど。
交換可能駅で、島式ホーム1面と保線用側線を有します。
屋根の無い跨線橋を渡り、駅舎に出ました。前面こそリニューアルされてはいるものの、開業当時からと思われる木造駅舎です。無人化されて久しく、窓口が閉鎖されています。駅前の商店は「川田まんじゅう」の本店ですが、時間が早いからか営業していない模様。
周辺散策に出歩くと、紅葉の山とみかんの木という光景に出会いました。秋の四国の風物詩と言えなくはないですが…。この写真を撮影した後に「剣山4号」が通過していきました。
その後、9時54分発の450D(1251+1245)にて2駅徳島方面へ向かいます。
10時2分に山瀬駅(B13)に到着。この駅も駅名標がおかしく、阿波山川と学のナンバリングが逆になっています。
リニューアルされてはいるものの、大正11年1月築の木造駅舎が現役です。しかし、この駅も無人化され、窓口が閉鎖されています。駅前は閑静な住宅地です。
交換可能駅で対面式ホームを有しており、屋根の無い跨線橋で結ばれています。
駅を調査した後、徳島方の踏切を渡って八幡神社で旅の安全を祈願しました。その後、ポイントがうまく切り替わらずに上り列車が一時立ち往生するトラブルがありましたが、10時34分発の445D(1506+1503+1509)にて阿波池田方面に進みました。
10時38分に阿波山川駅に到着。大正15年10月築の木造駅舎で、妻面と側面に其々出入口が設けられています。窓口は一応ありますが、平日の6:30~11:30のみの営業です。
ホームへの出入り口と時刻表です。やなせたかしが高知県香北町出身ということで
JR四国はアンパンマンを営業の手段としてふんだんに使用していますが、徳島線でこれが利用客を出迎えているのは阿波山川駅だけです。
徳島県道路地図を見るとコンビニが近いということで、昼食の買いだしに出ます。駅前は昔ながらの集落で、幹線道路に出るとすぐにサンクスが目に入ります。私はローソンのポイントカードを持っているので、1つ徳島よりの交差点にあるローソンで昼食や眉山カップを購入しました。
つづく
ホーム撮影を終えて、地面に下がります。あるのは切符売り場だけで待合室はありません。鮎喰駅には2003年8月以来の訪問となりましたが、駅構内表示板が「アクイ」から「鮎喰」に変更されていました。周辺は徳島大学生のねぐらで、アパートだらけです。
徳島大学方面へ向けて周辺散策します。駅前道路のガードは車通しのすれ違いが出来ないほど狭いにもかかわらず、交通量が極めて多く、通過時に恐怖すら覚え、後から到着した465Dの利用客も渡りにくそうにしていました。大掛かりな工事になると思われますが、この危険地帯は何とかならないものか。
ホームから遠方信号機が見えるほど目と鼻の先にある距離ですが、16時8分発の466D(1503+1514)に蔵本駅(B02)まで乗車しました。
蔵本駅も2003年8月以来の再訪となります。今回は駅舎の全貌を撮影しました。右半分にはKIOSKが入居しています。初訪問当時に居たと思われる駅員は配置されておらず、その代わり、左半分には焼肉店が入居していました。最大のお得意様は徳島大生といったところでしょう。尚、駅前には蔵清水がありますが、空きペットボトルがなく今回は見送りです。
交換可能な対面ホームを有し、3番乗り場?には保線用の側線があります。跨線橋は屋根付きです。
2番乗り場の駅名板。徒歩10分の所に蔵本運動公園があり、プロ野球・独立リーグの徳島インディゴソックスのロゴが貼られています。
歩いて数分の所に徳島大学の医学部・歯学部・薬学部のキャンパスがあり、大学病院も併設されています。そのせいか、駅には学生の姿をしこたま見かけます。尚、文系学部(教育学部を含む)のキャンパスは、徳島空港から徳島駅へのバスのルート上にあります。
麻植塚のあたりで既にになっているので、これ以上駅舎撮影を続行できるか不安になってきましたが、16時35分発の468D(1512+1504)に乗ってもなお駅巡りの意欲は衰えず。
16時38分に佐古駅(B01 ?)に到着しました。平成5年完成の高架駅で、トイレや改札は地上階にあります。窓口営業時間は、7:00~11:20と12:20~18:20です。下車してすぐの撮影ですが、条件は「1/15秒 F5.6」でした。これは東口ですが、西口も同じ体裁です。撮影後、西口に廻って横断歩道を渡り、キョーエイにて明日・明後日の買出し。
買い物に大分時間をとられてしまい、駅に戻る頃には夜の世界。申し遅れましたが、佐古駅の構内は島式ホームの1面2線で、上下別または線別ではありません。この後やってきた17時17分発の470D(1235+1246)にて徳島へ向かいました。これを逃すと55分までないので、駅名板は撮り忘れました。
17時20分に徳島駅3番乗り場に到着。少し休憩した後、今日・明日のベースである東横イン徳島駅前にチェックインしました。荷物を置いた後、麺王にて徳島ラーメンで夕食にしました。この後の時間帯はなので、部屋に戻って正解でした。
これが年内最後の記事となる見込みです。来年も宜しくお願いします。では、よいお年を。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問

麻植塚駅から7分ほどで下浦駅に到着。こちらも片面ホーム1面のみの無人駅ですが、線路の向こうは

踏切を越えると幹線道路に出て、付近にローソンもあります。しかし、これといった成果の無いまま、1つ徳島寄りの踏切を渡りました。

駅方向に歩いていたら、轟城址を発見しました。今でこそ田園地帯ですが、かつて城があったとは想像しにくいですね。
4人分しかないベンチで同時にやって来たオッサンと特急剣山号の通過を見送り、14時50分発の4462D(1005+1008)に乗車し、下浦の缶詰から開放されました。

14時57分に府中駅(B04)に到着。交換の相手となる459Dが4分ほど遅れ、鮎喰駅での滞在時間が10分以下となることが確実となったので、ここを先に訪問します。阿波池田行きの459Dは15時2分頃入線し、4462Dも4分遅れで発車しました。

徳島線の府中駅は、「ふちゅうえき」ではなく「こうえき」と読み、難読駅名の1つといえます。いまでこそ徳島市郊外の住宅地ですが、江戸時代には阿波国の役所が置かれていたと思われます。

府中駅の駅舎は明治32年1月築ですが、ファザードだけ見ると戦時型駅舎に見えます。数回はリニューアルされていると思われます。特急停車駅で一応窓口はありますが、営業時間は6:50~11:20で、この時間は無人でした。
定刻にやって来た15時18分発の4461D(1254)にて、1駅阿波池田方面に折り返しました。

4分ほどで石井駅(B05)に到着。この駅も交換設備を有します。

石井駅の駅舎は、道路より少し高い位置に聳え立っています。窓口はありますが、営業時間は6:50~11:30、12:30~15:10となっていて、訪問時は既に窓口業務を終えていました。駅舎内にはベンチが無く、列車待ちの地元民もいぶかしんでいました。付近の高校生の利用マナーが余りにも酷く(喫煙の常態化など)、撤去されたと考えられます。これまで1721駅(2008年12月12日時点)訪問してきましたが、待合室にベンチの無い駅は初めてです。

14分ほどで石井を後にします。2番乗り場へは古い跨線橋で結ばれていますが、駅舎側の1番乗り場から発着する上り列車も多数存在します。15時36分発の464D(1513+1506)も1番乗り場からの発車でした。

15時43分に鮎喰駅(B03)に到着しました。高台に位置する、片面ホームのみの無人駅です。
つづく

2003年に1度降り立ったことがありますが、改めて訪問します。明らかにリニューアルされていると思われますが、駅舎そのものは明治32年8月築です。学駅と同様、窓口営業時間は平日の6:50~11:50のようです。JR化後しばらくはパン屋が入居していましたが、現在は「貸店舗」です。

時間が来たので、駅構内に入ります。2面3線を有し、この駅で特急剣山号に抜かれる普通列車も存在します。その後、駅舎から最も遠い3番乗り場に入線した、11時40分発の454D(キハ47 145+キハ47 1505)にて徳島方面へ移動しました。

3分間乗車しただけで、西麻植駅(B10)に途中下車。片面ホームの東方には吉野川遊園地の観覧車がよく見えます。

この駅も古い木造駅舎を有していますが、無人化されて窓口が閉鎖されています。ここで阿波尾鶏弁当にて昼食です。
休憩終了後、周辺をそぞろ歩き。江川湧水群まで500mありますが、時間が押していたのでまたの機会ということで。12時38分発の4456D(1252)にて隣駅へ移動。

12時41分に鴨島駅(B09)に到着。交換可能な対面式ホームの脇に保線用の側線があります。この駅の跨線橋は屋根があります。

鴨島駅は、旧岩見沢駅を思わせるファザードをもつ木造駅舎で、BIGキオスクと旅行センターが併設されています。
鴨島駅前から伸びる道は、11番札所(藤井寺)に繋がる「空海のみち」として紹介されています。駅を出ると活気の感じられないアーケードが続いてますが、近くには大きなカラオケボックス&ゲーセンがあります。18歳未満の若者にはちょうどいい遊び場ですね。

最後に1番乗り場の駅名票を撮影。下には「麻薬は違法」を意味する啓発ポスター。13時12分発の458D(1503+1514)にて次の訪問駅へ。

6分ほど乗車して牛島駅(B07)に到着。明治32年4月の築ですが、明らかに何回かリニューアルが施されています。駅員は居ないようで、窓口が閉鎖されています。長閑な住宅地の中の駅です。

少し散策した後、構内全体を撮影。交換可能な対面式ホームを有し、屋根の無い跨線橋で結ばれています。その後、455D(1246+1235)にて1つ阿波池田方面へ。

3分ほどで麻植塚駅(B08)に到着。4両分あろう片面ホームのみの無人駅で、スロープにも自転車が無造作に置かれていました。古くからの住宅街の中の駅ですが、駅裏は果樹園です。
18分後の460D(1509)にて下浦駅(B06)を目指しました。
つづく
このカテゴリーでは、四国地区の駅巡りについて紹介しています。どこまで行けるかわかりませんが、範囲は一応全8路線とします。
ようやくというべきか、2008年12月13日(土)~15日(月)にかけて、第1次四国地区駅巡りに着手しました。今回の対象路線は、徳島線と鳴門線です。

出発は、来年3月で臨時列車化される、新津0時6分発の快速ムーンライトえちごの新宿行きで。485系K2編成で、指定は全て埋まっており、通路に立っている人もちらほら。真澄カップを投入したこともあり、いつにもまして良く眠れ、長岡停車時も大宮到着放送も記憶になし。
定刻5時10分に新宿に到着しました。東京都内は


羽田からは、7時20分発の日本航空1431便で徳島空港へ。私にとって初めてのA300-600R(JA8529)で少しばかり興奮しました。2-4-2の8アブレスト(普通席)でセミワイドボディー機の部類に入ります。羽田を離陸した後に東京湾に出て、焼津~潮岬~徳島というルートをとりました。

JL1431便は定刻よりも10分早く徳島空港に着陸し、展望デッキに上がって8時50分発の連絡バスに乗れ、9時20分にはもう徳島駅に到着しました

駅弁を調達した後、9時48分発の445Dに乗車し、徳島線駅巡り開始。1500系(1504+1514+1503)ということで、しばし走行音と乗り心地を堪能していきます。1500系には転換クロスシートが備え付けられ、地元民も「グレードが高い」といいます。省エネ気動車ながらも、可也強力な走行音を立てていきます。

10時29分に学駅に到着です。JR四国は、外国人をはじめとした旅行客にも分かりやすいように、駅ナンバリングを行なっており、四国内の299駅(津島ノ宮、田井ノ浜を除く)には其々記号が付与されています。学駅は徳島線の12駅目とのことで「B12」と付与されています。これ以降、私のブログでは、JR四国の駅で、初めて登場するものについては、横にナンバリングを付与しています。

駅構内です。交換可能な対面式ホームを有しており、屋根の無い跨線橋で結ばれています。

いよいよ駅舎の撮影です。菅原道真公をイメージして桜の模様が描かれた、屋根上の突起物がアクセントになっている木造駅舎です。学業の成就を祈願して入場券を求める人も少なくないですが、窓口の営業は、平日の6:50~11:50に限られています。尚、この地は昔、了慶寺というお寺があり、学徳の高い名僧が居て各地から大勢に人が集い、学問を習いに来たという故事から「学」という地名が付けられたといわれています。

気持ちが良いので、思い切って阿波川島駅(B11)まで駅間徒歩を敢行します。歩き始めて間もなく八幡神社に立ち寄り、旅の安全を祈願。12月中旬になる現在でも銀杏の葉が未だに散っておらず、地球温暖化の影響もありますが、やはり新潟とは気候が違うなと感じました。
その後も県道246号を進んでいきますが、川島役場付近で下水道工事のため可也の迂回を強いられ、11時40分まで阿波川島駅に到着できるかどうか微妙になってきました。

東から北へカーブした後、商店街を通過して少し迂回した形となり、何とか11時30分に阿波川島駅に辿り着きました。
つづく