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病が治る仕組み 2

2024-03-07 08:13:07 | 健康
動物は「怪我」をするとその部分を舐めて治します。唾液の中に「免疫」があるからです。しかも病気の時には餌も食べずじっと安静にしていて「治る」のを待ちます。人間も病気や怪我をした時には安静を保ち無理をしなければ、急を要しない限り何もしなくても時が経てば自然に治る「恒常性機能」を備えています。





<自然治癒力>

 「病気」「怪我」につきものなのが「痛み」「出血」「発熱」ですね。特に痛みは精神的苦痛を伴うので心まで病んでしまいます。

「痛む」のは傷の性質や程度に関する情報を脳に送る短期的、長期的な修復機構を活性化させる為に神経が働いている証拠です。




「出血」すると血液が流れ出るのを防ぐ為、血管が収縮します。そして血液中の血小板が集まり破れた場所にくっついて「血栓」ができます。出血するのは傷口の周囲を浄化して血液の供路を確保する体の営みで傷の残骸を取り除き傷口には感染を防ぐ役目の白血球、その他の細胞が集まってきます。




「発熱」は体の感染に対する戦いを助けているので薬で熱を下げると細菌の攻撃を強めてしまうので熱を下げてはいけない。




■中毒性の「下痢」の場合は中毒を起こさない為の体の拒絶反応で、有害物が口に入ると食道、胃を通って腸に来ると腸は大量の液体を分泌し、「下痢」を起こし危険度が高いと判断すれば脳幹部、延髄の外側網様体にある嘔吐中枢から「嘔吐」の指令を出します。(この場合、水分を充分に摂り薬で下痢や嘔吐を止めてはいけない)



<怪我や病気の時に大切な事>

「病気」「怪我」の時に何よりも大切な事は慌てない事(落ち着く事)が大切です。“ そんな事言ったって、体の緊急事態に冷静でなんかいられるわけないじゃない „と誰でも思いますよね ‟ でもちょっと待って!! ”




📌怪我や病気の時って誰でも気が動転して精神状態も異常になりがちですが慌てると心が神経に作用して神経伝達能力を制限してしまい「ストレスホルモン」が出すぎて治癒の妨げになるからです。




■実は「ストレスホルモン」体にどんな悪さをするのかを知っておけば、それが予備知識になって何かあっても、その瞬間は頭が真っ白になるかも知れないけどすぐに冷静さを取り戻す事が出来て体の助けになるからです。



<ストレスホルモン>

「ストレスホルモン」とはコルチゾール(副腎皮質ホルモン)によって、血圧や血糖が高くなり交感神経及び副交感神経の拮抗作用によって免疫機能は弱体化します。だから焦ると感情が大脳辺縁系の「偏桃体」に反応して視床下部から下垂体に指令が届き副腎皮質から「コルチゾール」という「ストレスホルモン」を大量に出します。




■すると「交感神経」が緊張「副交感神経」とのバランスが崩れます。 これらの神経は「白血球」「リンパ球」といった、体を病原体から守る免疫細胞の働きにかかわっているため、バランスが崩れることで免疫力が弱まるのです。




病気や怪我をした時って真っ先に偏桃体が体の緊急事態に反応して心はストレスの極限状態になります。この時、偏桃体はストレスホルモンによって「ハイジャック」されているので落ち着く事が出来なくなります。




♠そこで「病気」「怪我」をした時には、「ストレス」治癒の妨げになるのでストレスホルモンを出さないよう理性の力で心が体を助ける事が大切になります。😉 





📌病気や怪我をした時必ず治るので慌てないないで、
とにかく落ち着きましょう!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まりえ様おはようございます (けんすけ)
2024-03-07 08:28:30
いつもよき教えを有難うございます
気を付けながら生きておりますよ
これからも色々教わりたいと拝読させて頂きます
有難うございます。
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Unknown (まりえ)
2024-03-07 08:45:51
けんすけ様
コメントありがとうございます
お役に立てて何よりです
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Unknown (さくらもち)
2024-03-07 08:57:03
その通りですね。慌てて医者へ行かないことです。
返信する
こんにちは (さわやか♪)
2024-03-09 17:12:02
確かに、心と体は繋がっていますね
人間の体はとても良いバランスに本来なっているのですよね
しっかりした情報を身につけて、自分の体と心を守らないとですね

わかりやすい説明 ありがとうございます
こちらは夕方から空気が冷たくなってきました
お互い風邪ひかないように過ごしましょうね~☆
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