富士登山競走完走記

せっかく富士登山競走が終わり、喜びに浸った時間もつかの間。
ちょっとショックなことがあり、何もかも放棄していたこの数日間でした(ちゃんと仕事はしてましたけどね。。)
その間、色々な方にご迷惑や、ご心配をおかけいたしました。この場を借りてお詫びいたします。

ってなことで、今日一週間ぶりに川越駅から帰宅ラン。たかだか40分ではありますが、思いっきり汗とともに嫌な思いを流してきました！
これで吹っ切れて、また明日から頑張れそうです。

ということで、遅まきながら「第60回富士登山競走」の完走記なんぞを。。

7/26木曜日、pm15:00富士急ハイランド前にて、広島から参加のひがとー＆ななかね夫妻と合流。一年ぶりのかずはちゃんも大きくなってました！ひがとーの大きな荷物を見て、あらためて明日が大きなレースだと実感。。一緒に受付を行い、会場でてっちん＆がたこ夫妻と合流。雨も降りそうだったので、早々に旅館に移動。
上位を目指すひがとーと一緒に軽く60分jogをし、旅館へ戻るとカネカワ会長はじめ、Ｍ代さん、Ｏ森さんが到着していた。あいさつもそこそこに応援団のみなみちゃんを迎えに富士吉田駅に。みなみちゃんと合流出来たことで、ななかねに笑顔が出てきました。密かにななかね、優勝候補ではと思っています。。

夜勤が終わり到着するはずの、キング＆だいちパパの姿がない！ってことで明けた大会当日。5時半前に会場に到着。人が多くなるにつれ、だんだん気持ちも盛り上ってくる。今年の目標はただ一つ。(制限時間以内での)「完走」！
昨年は、まったくトレーニングをせずに出たというのもあるものの、8合目にて関門でタイムアウトの憂き目にあった。いろいろと原因はあったものの、久しぶりに「悔しい」思いをした。その借りを返す時！
am7:00、山頂コース、スタート！昨年完走出来なかったランナーは4桁のナンバーカードで、後ろからのスタート。逆にオーバーペースにならなくてよいので、好都合だ。慎重すぎるくらいのペースで上るが、意外と暑い？？馬返しまでにかなりの汗をかいていた。昨年は、馬返しから完全に歩きだったが、今年は周りの走る人のペースに合わせ、走れるところはしっかり走った。しかし、異常なくらい発汗しているなぁと感じて、走りながらナトリウムを補給していると、五合目手前にＫ井さんの姿が。そこでＫ井さんから、アミノバリューを手渡された。「命の水」とはこのこと。五合目では、止まって水分補給しようと考えていたが、Ｋ井さんのおかげで、立ち止まらなくて済みそう。WGMのオノちゃんも近くにいたので、分け合って飲んだ。この補給が最後に効いたのだと、後々感じた。Ｋ井さん、ありがとうございました！

五合目は2時間4分くらいで通過。
ここから攻めていけば十分完走は可能。気持ちを入れ替え「ヤマ」に挑む。とにかく大きく腕を振り、止まらないことを心がける。今年はいいぞ。。と思いながら、昨年立ち止まった七合目を過ぎる。岩場が多くなってきたころ、体に異変が起こり始めた。目の焦点が合わなくなってくる。。足も思うように上がらない。。やばい。。昨年と同じ兆候だ。ただ、今年はここで逃げてはいけない。とにかく「前へ」進まなければ頂上は見えてこない。壁があるところは、壁をつたいながら、岩場では、必死に岩をつかんで「前へ」。「完走」するためだけに出場したんだ。その思いだけで、体を動かす。ようやく八合目へ。。
八合目　3時間43分50秒くらいで通過。
昨年は今年より20分遅いタイムだったため、関門に引っかかった。今年はその大きな関門をクリア。ただ、意識は朦朧。。ちょっと迷ったが、一旦立ち止まって、山小屋でレモンティーを購入。ナトリウムとレモンティーのありえない組み合わせを補給し、前夜カネカワ会長が言っていた「あと30分」の頂上を目指すのみ。「あと30分」と唱えつつひたすら上を目指す。手元の時計のラップが30分を示すころ、ようやく山頂が見えた。ラストスパート！4時間19分10秒(手元)でゴール！
ゴール地点は人でごったがえしていたが、この充実感を味わうために頑張ったんだ。。頑張れてよかった。。ちょっぴり胸にこみあげるものもあったけど、みんなの前だったし、そこは心の中で泣いたってことで。。
先にゴールしてたてっちん＆がたこ夫妻とも合流、WGMのＹ中さん、オノちゃん、Ｉホリさんなどと記念写真を撮ったりして、喜びを分かち合いました！

昨年よりは、仕事面でも余裕ができ、トレーニングが出来てきたことも要因の一つだと思うが、何よりも自分の中にあるべき「気力」が十分に発揮出来た事に喜びを感じている。来年も挑戦したいし、挑戦するならば、もっと攻めていけるよう頑張りたいと思った。