ナイロビの蜂
cast >> Ralph Fiennes, Rachel Weisz, Hubert Kounde, Danny Huston, Bill Nighy, Pete Postlethwaite, Gerard McSorley, Juliet Aubrey, Richard McCabe, Archie Panjabi, Donald Sumpter ...
director >>Fernando Meirelles(128min)
soundtrack >>
サスペンスの巨匠ジョン・ル・カレの同名ベストセラー小説を、フェルナンド・メイレレス監督( "City Of God" )が映画化。"妻の死" に隠された "国際的陰謀" を暴くため、権力に立ち向かい、アフリカの大地を巡る英国外交官の姿を描いた社会派サスペンス ーーー。アカデミー賞及びゴールデン・グローブ【助演女優賞(レイチェル・ワイズ)】受賞。
ケニアのナイロビ ーーー 政治には無関心で、ガーデニングが趣味の物静かな英国外務省一等書記官のジャスティン(レイフ・ファインズ filmography )は、スラムの医療施設を改善しようと救援活動に心血注ぐ妻のテッサ(R・ワイズ "Runaway Jury" "The Mummy" )と暮らしていた。事なかれ主義のジャスティンは、結婚時の "約束" で、テッサの活動には干渉せず、見て見ぬふりを通していた。ところがある日、テッサがトゥルカナ湖の南端で "遺体" で発見されたという訃報が届く ーーー。彼女と同行していた現地の黒人医師アーノルド(ユベール・クンデ "LA HAINE" )は行方不明。警察はよくある殺人事件と断定して処理しようとするが、事件に不審を抱き、同僚のサンディ(ダニー・ヒューストン "THE AVIATOR" )がテッサに密かな想いを寄せていたことを知り "疑念" にかられたジャスティンは、妻の死の "真相" を知るため、独自に調査を始める。やがて事件に、国際的な "陰謀" が絡んでいることを知ったジャスティンだが・・・・・。
外務省のアフリカ局長ペレグリンをビル・ナイ( "Pirates Of The Caribbean: Dead Man's Chest" )、ロービアをピート・ポスルスウェイト( "The Usual Suspects" "AMISTAD" )。
アフリカでのロケといえば "南アフリカ" が多い中、本作は原作に忠実に "ケニア" でのロケを敢行。あくまでも現地の風景や、そこに住む人々にこだわったのは "正解"。
命を狙われながらも、妻が生前に暴こうとしていた "陰謀"、妻の "想い" を引き継ごうと奔走するうちに、夫は改めて妻への "愛" を実感。そして、妻の自分に対する "愛" と "なぜ打ち明けてくれなかったのか" との "葛藤" に苦しむ・・・という、一筋縄ではいかない "ラヴ・ストーリー" でもあるのですが、こんな夫を妻はきっと "誇り" に思うでしょう。
ーーー なぜ "蜂" なのか、"正義" が実ったのかは、ご覧ください。
>> Africa - filmography(アフリカ 映画作品一覧)
>> Suspense - filmography(サスペンス 映画作品一覧)