ユージュアル・サスペクツ
cast >> Stephen Baldwin, Gabriel Byrne, Chazz Palminteri, Kevin Pollak, Pete Postlethwaite, Kevin Spacey, Suzy Amis, Giancarlo Esposito, Benicio Del Toro, Dan Hedaya, Peter Greene, Christine Estabrook ...
writer >> Christopher McQuarrie
producer / director >>Bryan Singer
soundtrack >>
【 usual suspect 】… 容疑者としていつも名前が挙がる人
銃器強盗事件の面通しで集められた5人の前科者 “常連の容疑者” を巡り、歯車の狂い始めた犯罪計画を卓越した構成で描いたクライム・サスペンスの傑作 ーーー。
カリフォルニア、サン・ペドロ港 ーーー コカイン取引現場で起きた貨物船の大爆発で 27人が死亡。大量のコカインと 9,100万ドルが消えた。関税特別捜査官クイヤン(チャズ・パルミンテリ "Analyze This" )は、ただ一人の生存者 ヴァーバル・キント(ケヴィン・スペイシー filmography )を尋問する。キントは事件を操っているのは、誰も見たことのない伝説の大物ギャング “カイザー・ソゼ” だと主張。別事件の5人の容疑者たちが、ソゼの企みで襲撃の実行犯として集められたと証言した。爆発によって、死体は判別不能。ソゼの死亡も確認できないまま、事件の謎は深まるばかり。大金とコカインの行方は? そして “カイザー・ソゼ” とは何者なのか・・・・・?!
元汚職警官のディーン・キートン(ガブリエル・バーン "Miller's Crossing" "Enemy Of The State" "The Man In The Iron Mask" )、マイケル・マクマナス(スティーヴン・ボールドウィン "Threesome" )とフレッド・フェンスター(ベニチオ・デル・トロ filmography )の強盗コンビ、爆破の専門家トッド・ホックニー(ケヴィン・ポラック "RICOCHET" "HOSTAGE" )、そして詐欺師のヴァーバル・キント(K・スペイシー ← アカデミー賞【助演男優賞】受賞)。
その他、コバヤシ役をピート・ポスルスウェイト( "AMISTAD" "The Constant Gardener" )、キートンの妻をスージー・エイミス( "TITANIC" ← 夫はジェームズ・キャメロン)、ジャンカルロ・エスポジート( filmography )、ダン・ヘダヤ( "The Hurricane" )などが脇を固めている。
この一癖も二癖もある "個性派" を集結させたキャスティングと、観る度に「巧妙な仕掛け」に気付かされる「脚本」と「構成」には脱帽! 共に新人だったブライアン・シンガー監督( "X-MAN" )と、脚本のクリストファー・マッカリー(アカデミー賞【オリジナル脚本賞】受賞 "THE WAY OF THE GUN" ← デル・トロと組む)には驚かされるばかり!(秀逸)
『ソゼがすごいのは、自分の存在を “謎” にしたこと』ーーー ラストの鳥肌が立つような衝撃と、爽快感・・・・・ヤラれます!
まったくの余談ですが(笑)これは "San Pedro(サン・ペドロ)" で撮ったもので、本作で右の写真と同じ場所が出てきます。文字通りの美しい 'blue sky' ですが、1月で海風が強かったので、実はけっこう寒かったです。
クリックしてビックリしました。映画の最後もびっくりでしたが、私にとってはそれ以上かもしれません。
作品のことですが、当たり前のことで笑われそうですが彼が、なにか臭いな~とは思っていましたが(容疑者なんだから誰でもそう思うって!)、最後の最後まで分かりませんでした。アタマ、悪いんですね。
映画のラスト以上に、何にビックリしたんですか??
ところで初めて観たときは、私も jamjamさんと同じでしたよ~(笑) 怪しいとは思いつつ「演技」と「脚本の妙」と、そして「思い込み」で、見破れませんでした。
だから「傑作」なんです!(笑)