ペリカン文書
cast >> Julia Roberts, Denzel Washington, Sam Shepard, John Heard, Tony Goldwyn, James Sikking, William Atherton, Robert Culp, Stanley Tucci, Hume Cronyn, John Lithgow, Anthony Heald ...
writer >> John Grisham
writer/ producer / director >> Alan J. Pakula(141min)
ベストセラー作家ジョン・グリシャム( "A Time To Kill" "The Client" "The Firm" )の小説を、アラン・J・パクラ監督( "All The President's Men" "To Kill A Mockingbird" ← 製作)が映画化 ーーー。
グリシャムは、本作をジュリア・ロバーツをイメージしながら執筆したらしく、彼女に原作の「あらすじ」を見せた時点で、本作への出演を承諾。そのJ・ロバーツの強い要望により、デンゼル・ワシントンとの共演が実現した作品。
ある夜、二人の最高裁判事が暗殺された ーーー。
法学生のダービー・ショウ(J・ロバーツ "Pretty Woman" "Erin Brockovich" )は、殺された二人の「共通点」を探し、自分なりの仮説を立てて論文をまとめた。しかし事件の核心を突いたこの文書は、やがて "ペリカン文書" と名を変えワシントンに持ち込まれ、政府を震撼させる大きな "爆弾" となっていった。
何者かに狙われていることを確信した孤立無援のダービーは、気鋭のジャーナリスト、グレイ・グランサム(D・ワシントン filmography )に助けを求めることを決意するのだが・・・・・。
突然命を狙われる危機の中で果敢に行動する女子大生と、その彼女を唯一救うことのできる新聞記者 ーーー この二人の間に自然と滲み出てくる "信頼感" がいい。ダービーの恋人でもあった恩師のトーマスをサム・シェパード( "Safe House" "The Notebook" "Black Hawk Down" )、トーマスの友人をジョン・ハード( "EDISON" "Home Alone" ← 父親役の人です)、グランサムの上司である編集長をジョン・リスゴー( "RICOCHET" ← D・ワシントンと共演 filmography )、大統領補佐官のコールをトニー・ゴールドウィン( "A Walk On The Moon" ← 監督作 "Kiss The Girls" ← 出演)、暗殺者をスタンリー・トゥッチ( "Lucky Number Sleven" "The Terminal" )、ダービーの友人をシンシア・ニクソン( "Sex And The City" ← ミランダ役でお馴染み)などが脇を固めている。
本作に限ったことではありませんが、核心に迫るほどに何かが起こる・・・という展開にはハラハラさせられます。
なぜ "ペリカン文書" と呼ばれるようになったのか、答えは観ればわかります(笑)。
ちなみに、D・ワシントンが "Training Day" でオスカーを受賞したときのプレゼンターがJ・ロバーツで、本人以上に大喜びしているのがちょっとジャマでした(苦笑)。
>> Suspense - filmography(サスペンス 映画作品一覧)
2008-07-19