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かのこちゃんとマドレーヌ夫人

2010-02-21 22:25:20 | 右から左へ受け流す本達
 久々に本を読んで気持ちがほぐれた感じがしました。今回読んだのは、「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」で有名な万城目学さんの「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」です。弟が出張先で暇だから読んでいた本を強奪しました。

 タイトルに出てくる「かのこちゃん」は小学1年生の女の子で、「マドレーヌ夫人」とはかのこちゃんの家で飼われている猫のことです。かのこちゃんの家には犬がいて、その犬の妻だから「夫人」というわけです。物語は、かのこちゃんの身の回りに起こる出来事と成長、飼い猫であるマドレーヌ夫人に起こる不思議な出来事を中心として描かれています。
 
 万城目さんの本は物語の展開が楽しいのですが、この物語はそれ以上にかのこちゃんの小学校1年生らしさがあふれていて、読んでいて気持ちが和らいでいましたし、あとがきで小学校に取材に行かれたとあったのですが、先生や、クラスの様子、子供たちの様子の描写の細かさにとても楽しい気持ちで読むことができました。

 物事を知っていくということは、新しい世界が広がっていったり、周りのものに対しての行動が変わったりと大事なことだと思います。辛いこともあるけれど、新鮮で前を向いて生きていける作業のひとつだとも思いました。知ることに対しての楽しみを一番実感できたのは子供の頃だったのかもしれません。すべてがそんな風にはいかないでしょうが、自分も楽しんでいける日々であるようにしたいですね。


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2 コメント

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Unknown (にょんら。)
2010-03-01 00:47:35
成長するって楽しいですよね
子供の頃って
ドキドキわくわくが一杯あって
本当にお腹が痛くなるくらい
笑ってましたよね。
どうして
大人になると
転げまわって笑えることがこんなにも
難しくなるんだろ~
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子供のころは (iso)
2010-03-05 00:22:53
 そうですね~。本当に一つ一つの出来事が大きくて、よく笑ってました。現在は仕事柄笑っていることが大切とされ、心がけていることとなりましたが、意識せずに心から大声で笑うことってやっぱり減っていますね。経験を積むことが大きいのでしょうが、ちょっとさびしいかもしれません。
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