ばたばたやってるうちに日付が変わっちゃいましたが、図書館で出会った漫画があります。森雅之氏の『追伸 二人の手紙物語』です。本となったのは2004年ですが、雑誌に連載されていたのは1988年から1989年と20年ほど前です。携帯もメールもなく、長距離電話はかなりの料金がかかっていた時代のことだとありました。自分が子供時代のことなのに、ずいぶん連絡手段が異なっているなあとしみじみ思いました。
この物語は、手紙のやりとりによるラブストーリーです。女性の主人公も、男性の主人公も挫折を経て、再スタートを切るところから始まります。お互いが生きていくことに大事なものを見つけていく様子も物語に見られますが、お互いがお互いを思う切なさとか、会えない時のさみしさが出る場面がやはり骨だと思いました。シンプルな絵故に胸に迫ってきます。現在でもすぐに連絡が取れたとしても簡単に会えるわけではないですが、物語の二人を見ているとやはり、現代の方が距離感が近い気がしてきます。
さてさて、タイトルの「追伸」には、追伸には手紙の中で一番相手に伝えたいことがあるとこの本の前書きにありました。それを踏まえてこの物語を読んでいくとより楽しく切なくなるように思います。そこに込められた思いをいろいろ想像するのが楽しかったです。
この物語は、手紙のやりとりによるラブストーリーです。女性の主人公も、男性の主人公も挫折を経て、再スタートを切るところから始まります。お互いが生きていくことに大事なものを見つけていく様子も物語に見られますが、お互いがお互いを思う切なさとか、会えない時のさみしさが出る場面がやはり骨だと思いました。シンプルな絵故に胸に迫ってきます。現在でもすぐに連絡が取れたとしても簡単に会えるわけではないですが、物語の二人を見ているとやはり、現代の方が距離感が近い気がしてきます。
さてさて、タイトルの「追伸」には、追伸には手紙の中で一番相手に伝えたいことがあるとこの本の前書きにありました。それを踏まえてこの物語を読んでいくとより楽しく切なくなるように思います。そこに込められた思いをいろいろ想像するのが楽しかったです。
手書きのメッセージだからこそその気持ちが伝わるというか、別れの手紙に涙の跡を見つけたり・・・。メールじゃこうは行きませんからね。言葉を一つ一つ時間をかけて選ぶのって、今そういう時代をすごしたことが、私を作ってるって言うと大げさかな。
手書きに込められた気持ちは、なんか電子文字より伝わりやすいですよね。
ここに流れる音楽ですが、左側にあるユニクロのブログパーツからです。ファンタスティック・プラスティック・マシーンとサキソフォン奏者清水靖晃氏の作曲です。テクノ音の間に流れるサキソフォンがやさしくていいですね。