DR.BRAIN~脳から読み説く~You are what you ate~自然流健康ダイエット教室~since1979

・ダイエットとは「生き方を改める」こと
・新著「脳が元気になる生き方」(瀬野文宏著/表現社刊、全国書店で好評発売中

味覚感覚の異常者が若者に増えています。その原因は?

2010年09月03日 | 食育とダイエット
[脳&食育]DIET講座(190)


食物の「入口」である味蕾の味覚感覚が異常であることは、
生命と健康が守れないことを意味しています。

摂食した栄養素物質の正確な情報が脳に伝達されないのですから、
全身の組織に対する脳の指令が乱れ、錯誤が生じることとなります。
ですから、味覚異常は、その人の人生を狂わす原因になります。

ファーストフード、スナック類、菓子パンなどを常食している
若者の味覚感覚異常者が増えていると言われている。
ある調査によると異常者の確率は20パーセントを超えているという。
この数字は大変恐ろしく高い数字です。
生命と健康を守る最初の入口である「舌」の異常者の比率です。

以前、Twitterで次のような主旨のツイートを読みました。
投稿されたのはアメリカ在住の日本人の母親。
「最近、息子たちの学校の友達の間で、
ファーストフードを食べると、吐き気がして食べられない。
それらのフードを食べないことがステイタスになっている」とのこと。

ツイートを読んで母親へ返信しました。
「その子供たちの味覚が正常だから、吐き気がするのです。
味覚が正常だということは、脳の感覚系が正常である証しです。
子供たちの脳は健康です。褒めてあげてください。」

母親から「ありがとうございました。安心しました。」との返事。

このアメリカの子供たちの食生活の質が豊かである証しです。
ファーストフードやスナック菓子などの
「ジャンクフード」(ゴミのような加工食品。栄養価が空洞の食品)
を常食していると、味覚異常になる可能性があるのです。(続)

★「五大栄養素の脳内での役割」については~
「やせるヒントは脳にある」第二章「脳(ココロ)への栄養」で述べています。
ご購入は~西日本新聞ネット書店


◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(13)◇◇◇

◆「冷凍食品」~合成食品添加物&遺伝子組み換え食品対策

◎冷凍食品は冷蔵庫の主役になっている家庭が多い。急速冷凍だから
安全と思いがちだが、意外に添加物が多く使われている。
保存剤「リン塩酸」、発色剤「亜硝酸Na」「エルソルビン酸Na」など。

◎ジャガイモ、コーン、大豆、食用油に遺伝子組み換え作物が使われているものが多い。
「遺伝子組み換え作物は使用していない」「国産100パーセント使用」と表示以外の
ものは、遺伝子組み換え作物が使われていると判断すること。

◎電子レンジで解凍する場合は、陶器や耐熱ガラス容器に入れ替えること
または、ポリプロピン製の専用容器を使うこと。


[下ごしらえの知恵]

○「フライもの」は、必ず「二度揚げ」をすること。高温で揚げても冷凍品の
中心部まで熱は伝わらず危険である。なぜなら、食品の中にいる菌は、
冷凍されて冬眠しており、死滅していない可能性がある。食中毒の細菌は
冷凍されても生き残っている。

○オープントーストの場合もおなじ。アルミホイルをかぶせて加熱すること。


★男性の方は、奥様など料理を作られている人にプリントを渡してください。
DR.BRAIN_DIET=自然流健康ダイエット教室


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