DR.BRAIN~脳から読み説く~You are what you ate~自然流健康ダイエット教室~since1979

・ダイエットとは「生き方を改める」こと
・新著「脳が元気になる生き方」(瀬野文宏著/表現社刊、全国書店で好評発売中

[食育・ダイエット]講座(72) 肥満の複合要因(B)社会的と心理的(b)~カギっ子と淋しさ

2010年02月25日 | 食育とダイエット


思春期の娘は、甘い物が大好きです。

学校から帰っても、

母親がパートに出ていると、家には誰もいません。


娘は淋しさを紛らわす手段として、口寂しくなり

何かを食べたくなります。


ポッカリ空いた気持ちを埋める最も安易な方法は、

口に食べ物を入れることです。


赤ちゃんの頃、感情を表して「泣く」と、

母親から母乳やミルクを入れられて育ちました。


「口に食べ物を入れると気持ちが落ち着く」との学習をしています。

甘い物ほど満足感があることを知っていますから、

「淋しさを食べ物で満たす」ことができるのです。


「泣くと何か口に入れる」という母親の行為が

子供へのメッセージとなり、

本能的な習慣へと定着します。


カギっ子という「環境」の淋しい「こころ」が

過食(間食習慣)という結果を生じさせているのです。

幼児時代からのこの習慣は

成人期以降にも続きます。




[食育・ダイエット]講座(71) 肥満の複合要因(B)社会的と心理的(a)~母親とココロ

2010年02月24日 | 食育とダイエット

環境から受ける心理的な刺激の影響で、

肥満する習慣(ココロ)に陥ることがあります。


母親は子供が好きな料理を頻繁に作ります。

夕食のカレーやスパゲッティなどです。

また、娘が欲求する好きな食べ物を無節制に与えます。

母親が好きなスナック菓子を子供たちにも分け与えます。


それらの気持ちは、母親の子供に対する愛情の表現でもあり、

いちがいに非難される行為ではありません。

問題は、母親(環境)に、

どれだけの食物や栄養に関する知識があるかです。

これが欠如していると、愛情の表現(ココロ)である行為が

肥満する要因となります。


特に、肥満する夕食の料理内容や

過食になる間食習慣です。


このよに、母親という「環境」と母親の子供への愛情(ココロ)、

そして過食する習慣(ココロ)が、

肥満へと追いやる複合的な要因となっています。



[食育・ダイエット]講座(70) 肥満の複合要因(A)社会的と生物的(b)~母親とカラダ

2010年02月23日 | 食育とダイエット

母親の「胎内環境」によっては、

肥満児が生まれまれることがあります。

さらに、生後1年の授乳期における授乳の仕方によって

「丸々と太った赤ちゃん(カラダ)」にもなります。


それらの状態は、

脂肪細胞が異常に増殖して肥満しているのです。


子供は生まれた家庭という「環境」で生育します。

子供は家庭や親を選ぶことはできません。

食べ物は母親から与えられます。

その与えられた食べ物が「過食」になる内容、

あるいは太る「食べ方」ですと、当然、太ります。


女性が思春期に太るのは、家庭内だけの問題だけでなく、

自由におやつ買える生活の「環境」も影響します。

特に、食欲が亢進する黄体期は、

食事だけでは物足りず間食をします。

この時期は甘味欲求が強くなり、過食状態が続くことになります。

すると、正常な脂肪細胞数では、脂肪を蓄えきれなくなり、

脂肪細胞が増殖されます。


「胎内」「生後1年」、そして女性の「思春期」に

脂肪細胞が異常に増殖した肥満体質を「脂肪細胞増殖性肥満」と言います。

この体質の肥満者は、成人期にも確率高く肥満が移行します。

生涯、肥満に悩むことになります。


特に、娘さんの場合は、深刻です。

母親の責任です。


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浅田選手とキム選手、どちらが勝つのか~脳から読み解く~

2010年02月22日 | 号外
浅田選手とキム選手は生まれた年月が同じであり、

実力も互角だと言われている。

日本時間24日(バンクーバー時間23日)から始まるオリンピックの女子フィギュア。

両選手の対決が話題になっている。


はたしてどちらが勝つのか、脳から読み解いてみる。


脳から読み解くと、結論はキム選手の方が勝つための条件が整っている。

ミスが少ないのはキム選手である。

それは「脳時計」と「バンクーバー時計」とのズレの調整ができているからである。


浅田選手が現地入りしたのは20日。

それまでは、開催地と時差があり昼夜が逆の日本で合宿していた。

キム選手は1カ月ほど前からカナダで合宿をしているという。

この合宿地の差は、脳と体が合致していることが要求される

ジャンプ技においては、決定的な差となる。

それは、日本時間による「脳時計」とバンクーバー時間における「脳時計」の違いである。


内分泌系、臓器の活性度、血圧など

人体の約300におよぶリズム性は、脳時計に基づいている。

例えば、成長ホルモンの分泌は、午前1時から2時がピークである。

腎臓機能のピークは午前11時頃である。

血圧の最高時間帯は午前11時半頃と午後6時半頃、最低時間帯は午後3時頃である。


この時間帯は、その人が住んでいる「場所の時計」である。

脳の視床下部にある視交叉上核の「時計」は、太陽の「明」と「暗」に基づいている。

「明・暗」の時差がある場所に移動すれば、

当然、人体のリズム性も変動しなければならない。


「時差ボケ」とは、時差が大きい場所に人体が移動した時に、

脳時計が現地時間と調和しないために起きる。

この脳と体のリズムの誤差を早く調整した方が競技には有利である。


ジャンプという瞬間技は、

大脳(意欲・決断・感情など)と小脳運動)と人体(筋肉など)との調和が必要である。

キム選手はすでに現地時計と脳時計は調和している。

浅田選手の脳と人体のリズム性の微調整は数日間ではムリである。

この微妙な誤差が勝負の分水嶺になる可能性がある。


オリンピックの開催地の地元選手の成績が良いのは、

脳時計と自然時計のズレがないことの有利さの表れと思っている。

両選手の能力差は過去の成績からもそれほどない。

差は、「脳時計による人体リズム性」と

「現地の自然時計」とのズレの調整の仕方である。


TVも新聞も触れないテーマであるが、脳から読み解くと興味深い。

浅田選手自身も自覚していない課題であり

もしも負けたとしても、コーチする側の能力差であると理解すべきである。

マスコミがどのように反応するか、興味深い。


しかし、この目に見えない脳時計のハンディを乗り越えて勝利した時、

浅田選手は、真の世界のフィギュア女王である。


心から勝利を祈る。

[食育・ダイエット]講座(69) 肥満の複合要因(A)社会的と生物的(a)~環境とカラダ

2010年02月18日 | 食育とダイエット

肥満の根本的な原因は「食」の間違いです。

水や空気では太りません。

この厳然たる事実に背く方法は失敗します。


肥満の主原因に追いやる「三つの要因」について述べてきました。

「社会的(環境)」「生物学的(カラダ)」「心理学的(ココロ)」です。


ところが、それらの単一の要因ではなく、

三つの要因が複雑に絡み合った「複合的な要因」が存在しています。

皆さんが日常的に体験されている事柄です。


まず、第一は「社会的要因(環境)」と「生物学的(カラダ)」です。

「環境」によって、肥満という「カラダ」が創られることがあります。


私たちの生命体が最初に遭遇した「環境」は、母親の胎内です。

この環境は私たちの意思では変えられない根源的な環境です。

この胎内という環境がどのような環境であったかによって、

「カラダ」はその影響を大きく受けます。


母親が妊娠末期に過食になると、

胎児の脂肪細胞が過剰に増殖します。

すなわち、生まれる以前から「胎内環境」によって

「肥満体質のカラダの胎児」が育まれていることになります。


肥満ということだけでなく、

生命体の根源的な環境である「母親の胎内」は、

その生命体が健やかに育まれる環境であるか、

あるいは、農薬などの環境ホルモンや

化学物質で造られた食品添加物などに汚染された

「母親の胎内」であるかによって、

生命体は諸々の悪影響を受けます。

この事実をしっかりと認識しておくことが大切です。


[食育・ダイエット]講座(68) 肥満の要因(3)心理的要因(B)~脳の性差は「ココロ」の違い~

2010年02月17日 | 食育とダイエット

欲求不満になると「甘味」を欲求する女脳。

欲求不満でも「甘味」を欲しない男脳。


この生物学的な差異は、「ココロ」の違いの起点の一つです。

ココロの違いは、「食への欲求」の違いにもなっています。

イライラした時に「サンマは食べない」のが女脳です。


男女の生殖器官の違いは明確ですが、

脳の性差の構造と機能の差異は見ることはできません。


脳の性分化は、生殖器官の性分化の後に起きます。

脳の性分化、すなわち、男脳への分化は、

先に性分化した生殖器官の精巣からの

脳へのアンドロゲン・シャワーによります。


この脳へのシャワーは、母体の状態によっては、

女脳にも影響を与えることがあります。

すると、男脳に近い女脳になることがあります。


反対に、精巣からのシャワーの量が少ないと、

女脳に近い男脳となります。

その極限が「性同一性障害」という疾患です。


この脳の性差は、食に対する欲求の違いとなります。

甘味欲求、すなわち、ブドウ糖へ欲求の強い女脳は、

その欲求が習慣化、本能化しやすく、過食に陥り、

その結果として肥満になりやすいのです。


このように、男女の生物学的な違いが、

ココロの発現の違いとなり、

それが肥満要因となっているのです。



[食育・ダイエット]講座(67) 肥満の要因(3)心理的要因(A)~ストレスと甘味欲求~

2010年02月16日 | 食育とダイエット

肥満する心理的要因とは、ココロの違いによる肥満です。

その典型が多くの女性が陥るストレスによる「甘味欲求」です。


イライラや不満がある時に

なぜか、甘い物が欲しくなるのです。

この結果、過食状態になり肥満するのです。

当教室で実施した「408人・女性ダイエッター調査」では、

「イライラや不満がある時、甘い物が欲しくなりますか?」の問いに、

約70%の人が「ハイ」と答えています。


「イライラして食べたくなったら、

サンマを焼いて食べなさい」と言っても、

誰も実行しません。

その理由は、「食べること」ではなく、

ブドウ糖の原料になる食べ物を欲しているのです。

その代名詞が「甘味」なのです。


「ストレス(心理的不安)」と「甘味欲求」が密接に関わっているのは、

女脳の特性によるもので、男脳にはない機能です。

ストレス時に甘味を求める男性はいません。

詳しくは拙書「やせるヒントは脳にある」に譲りますが、

なぜ、女性100%ではないのかとの疑問が生じます。

簡単に言えば、残り約30%の女性の脳は、

男脳に近い脳であるからです。


それは、生殖器官と脳の「性分化」の影響です。


[食育・ダイエット]講座(66) 肥満の要因(2)生物学的要因(C)「人生のサイクル」(その4)

2010年02月15日 | 食育とダイエット


男性に比べて女性のほうが肥満しやすい要因として

「年齢」という人生のサイクルが深く関わっています。

その3は、「更年期」です。


日本女性の平均的な更年期の平均年齢は51歳です。

45歳から55歳にかけての更年期には、

女性の体は急変します。


更年期になると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が激減します。

このホルモンの激減によって、

女性の体と心にさまざまな影響を与えます。


肥満との関わりでは、この時期の女性の筋肉量が衰退し、

代わって、脂肪量が増えます。

体重はそれほど増えていないのに、

腹部まわりが太くなり、体型が崩れます。

さらに、食欲抑制物質でもあったエストロゲンの減少は、

食欲増進をもたらして、肥満へとかりたてます。


この時期の男性肥満は、

会社や社会の中枢的な立場になっており、

外食の機会が増えることと、運動不足に拍車がかかり、

肥満する要因となっています。



[食育・ダイエット]講座(65) 肥満の要因(2)生物学的要因(C)

2010年02月12日 | 食育とダイエット

「人生のサイクル」(その3)続


生殖期間中の女性の体のメカニズムは「生殖の役割」から生じます。

排卵期後の黄体期は、受精卵を育てるために必要な栄養を

補給するために食欲を亢進させます。

この影響で、卵胞期に比べると食欲がすすみ食事量が増えます。

また、この時期は体内の水分の貯蔵現象が起きて、

1kgから2kgほど体重増加がみられます。「むくみ」という現象です。


さらに、黄体期には体温が上昇しますから、

疲れやすく、心理的にもストレスに敏感に反応します。

この影響で「ストレス食い」をしやすくなり、

これを契機に習慣カすると過食状態に陥り肥満します。


このように「女性肥満」と「男性肥満」の要因には、

根本的な違いがありますので、

「性差」を無視した世の中の「男女同一に扱う」ダイエット法は、

女性の体の健康を損なう危険性があります。


さらに、それらのダイエット法は「普遍性」に駆けています。

なぜなら、同じ人体内の脂肪量を調節する方法が、

「○○でやせる」という名称で、

数百種類もあることが不可解です。

さらに、男女の「脳と体」の性差を無視しています。


健康的に、そして安全にダイエットに成功するためには、

「女性肥満者向けの方法」と

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[食育・ダイエット]講座(64) 肥満の要因(2)生物学的要因(C)

2010年02月11日 | 食育とダイエット
「人生のサイクル」(その3)


生殖期間中の女性は、ホルモン分泌のリズム性、

つまり、月経周期の影響下にあります。


男性と異なり、女性の「太る」「やせる」は、

ホルモンの分泌変動と直接的に、

また、間接的にも関わっています。


月経周期の「概月リズム」は「28日±3日」です。

生理が終わった後の卵胞期は、

エストロゲンの分泌量が増えます。

このホルモンは、

満腹中枢神経に作用して食欲抑制的に働きます。


一方、排卵期後の黄体期は、

プロゲステロンの分泌量が増えます。

このホルモンは、

摂食中枢神経に作用して食欲を亢進させる働きがあります。


生殖期の女性は、1カ月の間に

「食欲が抑えられる期間」と

「食欲が亢進する時期」があるのです。


男性には感じることができない生物学的な違いです。(続)



[食育・ダイエット]講座(63) 肥満の要因(2)生物学的要因(C)

2010年02月09日 | 食育とダイエット

「人生のサイクル」(その2)


男性に比べて女性のほうが肥満しやすい要因として

「年齢」という人生のサイクルが深く関わっています。

その2は、「性成熟期」です。


性成熟期は「生殖期」でもあります。

この時期の肥満の代表格は「産後肥満」です。

妊娠から出産にいたる間に

通常は10kg前後の体重増加がみられます。

この体重増加は、胎児、羊水、脂肪などによる増加であり、

必然的な現象です。


問題は、出産後も脂肪量が減らずに残る場合です。

なぜ妊娠前の脂肪量にならないかといえば、多くの場合、

妊娠中の食習慣がそのまま継続されているからです。

妊娠中は胎児に十分な栄養を与える必要がありますので、

妊娠前よりも食欲を亢進させるメカニズムが働きます。


妊娠中は黄体ホルモン(プロゲステロン)が主体ですから、

食欲を亢進させる作用があり、食事量が自然に増えます。

この食習慣が産後も続いていると、

妊娠中よりも脂肪量がさらに増えることになります。


この産後肥満は、他の肥満と違い、

食習慣の改善によって容易に解消することができます。


女性のこの肥満時期と同じ時期の男性の肥満要因は、

「朝食抜き」「昼食軽め」「夕食たっぷり」のパターンです。

日中は仕事に没頭し、運動不足。

夜は「飲み会」続き。

糖尿病の誘因にもなる食生活です。


この男性肥満の解消の方法は、

普及CD版「食育・ダイエット」プログラムの

「男性編」に収めています。

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[食育・ダイエット]講座(62) 肥満の要因(2)生物学的要因(C)

2010年02月08日 | 食育とダイエット

「人生のサイクル」(その1)続


思春期の女性の体は、身長が伸びるより先に

横幅が太くなります。この状態を誤解して

「やせたい!」と、代用食品類を使ったり、

栄養失調になるような減食でやせようとすると、

骨格の成長の阻害や月経障害の原因になります。

娘さんがおられる母親の皆さん、

くれぐれも注意してください。


さらに、もう一点、注意をします。

思春期は、成人期に移行するための最後の発育時期です。

すなわち、すべての体細胞が分裂し増殖している時期です。

当然、脂肪細胞も増殖しています。

この最中に「過食」の状態にしていると、

脂肪細胞が異常に増殖します。


正常な人の二倍、三倍と増殖した体になると、

生涯、その脂肪細胞は減りません。

「脂肪細胞増殖性肥満者」の誕生です。


成人期にも確率高く移行しますので、

一生、肥満に悩まされることになります。

「娘さんの肥満は、母親の責任だ」という理由です。

可愛い娘さんに、肥満とい重荷を背負わせてはいけません。


この「脂肪細胞増殖性肥満」は、正しいダイエット法であれは、

解消することができます。その具体的な解消事例は~

自然流健康ダイエット教室

「35kg減量物語」をご一読ください。

[食育・ダイエット]講座(61) 肥満の要因(2)生物学的要因(C)

2010年02月05日 | 食育とダイエット

「人生のサイクル」(その1)


男性に比べて女性のほうが肥満しやすい要因として

ホルモン分泌の影響があります。

そのホルモン分泌は「年齢」という人生のサイクルに深く関わっています。


女性の一生のサイクルは、男性と違った要素で支配されており、

女性の肥満と深い関わりがあります。


サイクルとは、一生の間で大きく変化する時期のことです。

それは「思春期」「性成熟期」「更年期」です。


この三つの時期は、女性が肥満しやすい時期です。

それは女性ホルモン(エストロゲン)の分泌の変動によります。

男性にはないホルモン分泌の影響を受けています。


その1は、「思春期」です。


思春期の女性の体は、脂肪細胞が増殖しやすい時期です。

この時期の体は、身長が伸びるよりも先に

体の横幅が太くなります。その後に身長が伸びます。

この時期の男性の体は、女性とは反対に先に身長が伸びます。

その後に筋肉がついてきます。


思春期の女性の横幅が太くなりやすいこの時期に

「太った!」と誤解する人もいますが、

身長が伸びている間は、必ずしも「太った」ことにはなりません。


ですから、この時期のダイエットは注意する必要があります。(続)


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[食育・ダイエット]講座(60) 肥満の要因(2)生物学的要因(B)「性差」

2010年02月04日 | 食育とダイエット



性差とは、体だけでなく、

脳の構造と機能の差異が重要なポイントとなります。

この脳の性差を無視したダイエット法は、

確率高く失敗します。


もとより人間としての女と男には共通する

脳の構造と機能は当然あります。


しかし、受精した性染色体の違いの

「XX」と「XY」の違いは、

体の形態的な性差だけでなく、

脳の構造や機能に差異をもたらせています。


「種を蒔く性」と「種を育てる性」の違いは、

体内の成分の構成比率の違いとなっています。

筋肉量(蛋白質)と脂肪量に差異があります。

男は筋肉量が多く、女は脂肪量が多いのは

「性差」の影響です。その差はそれぞれ約5%です。


女は男に比べて

脂肪を蓄えやすい体になっています。

すなわち、肥満しやすいのです。


人類最古の芸術品といわれている約2万5千年前の

小立像「ヴィレンドルフのヴィーナス」がその象徴ともいえます。


女性が肥満しやすい具体的な体の仕組みとは?


世の中のダイエット法は「男女同一」に扱っています。
大変な間違いです。
「男性」と「女性」は脳と体の違い、生活環境の違いなどを
考慮した別々の方法が必須です。

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[食育・ダイエット]講座(59) 肥満の要因(2)生物学的要因(A)「性別の違い」

2010年02月03日 | 食育とダイエット


男と女、いや、生命の成り立ちから言えば、「女と男」と言うべきです。

なぜなら、男は女の改造型だからです。

その証拠に、男にも無用(?)な乳首があることからも明白です。

男が授乳するという話は聞いたことがありません。


さらに、体と脳の「性の分化」の過程のミスによって、

体は男だが脳(心)は女、体は女だが脳(心)は男という

「性同一性障害」という疾患に罹ることがあります。

ニューハーフと言われている人たちも該当します。


女と男の違いは、肥満しやすいか否かに深い関わりがあります。

肥満要因としての「生物学的」とは、

ヒトの生物としての「カラダ」の違いです。

「性差」という視点から肥満を考えるとき、

女性にとっては大変重要な要因となります。


人類最古の芸術品といわれている約2万5千年前の

小立像「ヴィレンドルフのヴィーナス」(オーストリア)は

豊満な肥満体です。

なぜ女性が太古より肥満体の象徴になっているのでしょうか。