みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログへようこそ!
立教大学演劇研究会2006年6月公演
「New Genesis」を観てきました。
立教大学池袋キャンパスにある
ウィリアムホールに。
立教キャンバスに入るなんてこた15年とかそのくらいぶり。
うわー、こんなんだった?
歩いてる人、若いね~。自由な感じだね~。
おうちみたーい!
などと思いながら、トモママと大師匠と。
このお芝居は、ROBO-ONEでお手伝いしてくれた
大師匠の息子さんユウ君が舞台美術を担当しています。
舞台美術も楽しみのひとつです。
さてさて。内容ですが。
男と女のあり方について
現代っ子がマジメに考えたお話
という印象を受けました。
「男女間の真の平等は実現するのか?」というテーゼが
主題であったのかもしれないと思いました。
表現や素材が現代っ子感覚なので
昭和40年代生まれのわたくしには
前半は正直「うーん。どうしよう。」という感じだったのですが。
でも。
達也が「妄想」から目覚める直前の現代のシーン、
達也の見ている映像の再生エラーの場面というのかな?
恭子が壊れるところ。
あの場面の宮内君と依田さんの演技は本当に見事でした。
圧倒的で、鳥肌が立ちました。
若さだよね。
あの一瞬の爆発力っていうのは。
今、今の彼らにしか、表現できまい。という感じ。
あれを観ただけでも
万事お繰り合わせして
命がけで観に来て良かったと思いました。
実は。トモママの事務所に向かう前
美輪明宏氏をお見かけしたんですが。
彼の熟練を持ってしても
あの一瞬の爆発力には叶うまいという程の
素晴らしさであったと思います。
圧巻でしたよ。
宮内君と依田さんに拍手!
若くなくちゃ駄目という演技って
確かにあるんだな~と、知りました。
でも確かに。
器械が「再生エラー」する様を表現するなんちゅーのは
古典には出てこないもんね。
ああゆうの、たくさん見たいな。
今の彼らにしかできない表現を。
長セリフよりも 瞬発力とでも言いましょうか。
ためて ためて 一気に爆発!みたいな。
若さがフォルテッシュモで迫ってくるとき
鳥肌が立つような迫力と感動がありました。
目撃できて幸せだなーあたし、と、感謝しました。
オトナになると
学生よりは、そりゃいろんな経験をしている訳で。
学生が「怖い・いけない」と思うことでも
おばちゃんは「もっと怖いもの・もっといけないこと」を知っている。
そこはなかなか感情移入するのが難しい。
例えば。
今回のお芝居の内容なら
ドメスティックな友だちの彼氏の振る舞いよりも
その現場をほったらかして
「さっきの達也君、カッコ良かったよ。ハート」
「そうかな~。照れるな~」とかラブラブと言っちゃてるカップルの方が
おばちゃんにとっては、よっぽど怖い訳で。
彼らが言いたいことから、芝居そのものから、
気持ちがちょっとづつ離れて行っちゃうんだな。
ただこれが。
お芝居の主題そのものが「今」だった場合には
非常に重要な「怖い」シーンになってくるはずで。
だったら良い子や正解や思想は潔く脇においておいてもらって
「オレ達」の、Generation全開。
それ一本で 若さに任せて 力技で押しまくるような
圧倒的なモノが見たい!と おばちゃんは思いました。
美術も素晴らしかったです。
大きな転換や演出がなくても
役者さんの足元を見るだけで
そこがキャンパスなのか
室内なのか
未来なのか
違和感なく感じ取ることができる
変幻自在の素晴らしいセットでした。
商業演劇みたいにお金をかけなくても
ここまでのセットが組めるんだっていう
これも「オレ達」ならではの 迫力満点な
感動的なセットだっと思います。
さすが。ユウ君です。拍手!
演劇とか音楽を観に行くとき。
お金や時間は無尽蔵ではないので
拾捨選択をしているんですが。
わたし自身の「観に行く」モチベーションというのは
この演目のココが観たい!というのがあるかないかです。
オペラなら「この一曲」のために
2時間と何万円を引き換えにするし、
お芝居なら「この演出家」や「この役者」や「この音響さん」の
仕事を見たくて行くんだよね。わたしは。
全部が完璧ということはなくて
あるのかもしれないけど わたしにはそんな集中力はないので
結果的には「あの、圧倒的な瞬間」があったかないかが
良かった・良くなかったを支配しているような気がします。
出演者や関係者のみんなが、それぞれに
「もっとこうしたかった」「もっとああしたかった」とは別に
わたしの「観てよかった」は存在していて
例え「失敗だ」と誰かが思っていたとしても
わたし的には大満足ってこともよくある話で。
「あの衣装を見れただけで」とか
「あの一瞬の演技を見れただけで」満足です。ってことはあります。
ライブだもんね。
ライブってそういうことだよ。人がやるんだし。
醍醐味だと思う。
その意味で。
「New Genesis」は、本当に面白かったよ!!と
行って良かったなー!と
心から思います。はい。
どうもありがとう!みなさま!
また呼んでね~!!
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立教大学演劇研究会2006年6月公演
「New Genesis」を観てきました。
立教大学池袋キャンパスにある
ウィリアムホールに。
立教キャンバスに入るなんてこた15年とかそのくらいぶり。
うわー、こんなんだった?
歩いてる人、若いね~。自由な感じだね~。
おうちみたーい!
などと思いながら、トモママと大師匠と。
このお芝居は、ROBO-ONEでお手伝いしてくれた
大師匠の息子さんユウ君が舞台美術を担当しています。
舞台美術も楽しみのひとつです。
さてさて。内容ですが。
男と女のあり方について
現代っ子がマジメに考えたお話
という印象を受けました。
「男女間の真の平等は実現するのか?」というテーゼが
主題であったのかもしれないと思いました。
表現や素材が現代っ子感覚なので
昭和40年代生まれのわたくしには
前半は正直「うーん。どうしよう。」という感じだったのですが。
でも。
達也が「妄想」から目覚める直前の現代のシーン、
達也の見ている映像の再生エラーの場面というのかな?
恭子が壊れるところ。
あの場面の宮内君と依田さんの演技は本当に見事でした。
圧倒的で、鳥肌が立ちました。
若さだよね。
あの一瞬の爆発力っていうのは。
今、今の彼らにしか、表現できまい。という感じ。
あれを観ただけでも
万事お繰り合わせして
命がけで観に来て良かったと思いました。
実は。トモママの事務所に向かう前
美輪明宏氏をお見かけしたんですが。
彼の熟練を持ってしても
あの一瞬の爆発力には叶うまいという程の
素晴らしさであったと思います。
圧巻でしたよ。
宮内君と依田さんに拍手!
若くなくちゃ駄目という演技って
確かにあるんだな~と、知りました。
でも確かに。
器械が「再生エラー」する様を表現するなんちゅーのは
古典には出てこないもんね。
ああゆうの、たくさん見たいな。
今の彼らにしかできない表現を。
長セリフよりも 瞬発力とでも言いましょうか。
ためて ためて 一気に爆発!みたいな。
若さがフォルテッシュモで迫ってくるとき
鳥肌が立つような迫力と感動がありました。
目撃できて幸せだなーあたし、と、感謝しました。
オトナになると
学生よりは、そりゃいろんな経験をしている訳で。
学生が「怖い・いけない」と思うことでも
おばちゃんは「もっと怖いもの・もっといけないこと」を知っている。
そこはなかなか感情移入するのが難しい。
例えば。
今回のお芝居の内容なら
ドメスティックな友だちの彼氏の振る舞いよりも
その現場をほったらかして
「さっきの達也君、カッコ良かったよ。ハート」
「そうかな~。照れるな~」とかラブラブと言っちゃてるカップルの方が
おばちゃんにとっては、よっぽど怖い訳で。
彼らが言いたいことから、芝居そのものから、
気持ちがちょっとづつ離れて行っちゃうんだな。
ただこれが。
お芝居の主題そのものが「今」だった場合には
非常に重要な「怖い」シーンになってくるはずで。
だったら良い子や正解や思想は潔く脇においておいてもらって
「オレ達」の、Generation全開。
それ一本で 若さに任せて 力技で押しまくるような
圧倒的なモノが見たい!と おばちゃんは思いました。
美術も素晴らしかったです。
大きな転換や演出がなくても
役者さんの足元を見るだけで
そこがキャンパスなのか
室内なのか
未来なのか
違和感なく感じ取ることができる
変幻自在の素晴らしいセットでした。
商業演劇みたいにお金をかけなくても
ここまでのセットが組めるんだっていう
これも「オレ達」ならではの 迫力満点な
感動的なセットだっと思います。
さすが。ユウ君です。拍手!
演劇とか音楽を観に行くとき。
お金や時間は無尽蔵ではないので
拾捨選択をしているんですが。
わたし自身の「観に行く」モチベーションというのは
この演目のココが観たい!というのがあるかないかです。
オペラなら「この一曲」のために
2時間と何万円を引き換えにするし、
お芝居なら「この演出家」や「この役者」や「この音響さん」の
仕事を見たくて行くんだよね。わたしは。
全部が完璧ということはなくて
あるのかもしれないけど わたしにはそんな集中力はないので
結果的には「あの、圧倒的な瞬間」があったかないかが
良かった・良くなかったを支配しているような気がします。
出演者や関係者のみんなが、それぞれに
「もっとこうしたかった」「もっとああしたかった」とは別に
わたしの「観てよかった」は存在していて
例え「失敗だ」と誰かが思っていたとしても
わたし的には大満足ってこともよくある話で。
「あの衣装を見れただけで」とか
「あの一瞬の演技を見れただけで」満足です。ってことはあります。
ライブだもんね。
ライブってそういうことだよ。人がやるんだし。
醍醐味だと思う。
その意味で。
「New Genesis」は、本当に面白かったよ!!と
行って良かったなー!と
心から思います。はい。
どうもありがとう!みなさま!
また呼んでね~!!