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旧★キャバリアのふく★ブログ

ピン・ポン・パン。ワンちゃんとオペラ歌手の才能についてのホネホネなお話

2006年06月01日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログへようこそ!

OnePointのCAD化にあたって
まず私が取り組んだのは、
ワンちゃんの骨格図と
内臓の図を調べることでした。

ワンちゃんの体はどんな風に骨がついているの?
ワンちゃんの体はどんな風に内臓が配置されているの?
どんな犬種でもダイナミックに共通する法則はなにかしら?

まずそこから始めました。
詳細をここで語るとなると最低でも2万文字は必要なので
企業秘密ってことにしておきますが
『骨』と『内臓』と『筋肉』に注目したことで
道が見えてくるんですね。不思議と。

『着ていることを感じさせない』というのが
OnePointのテーマですから、
ワンちゃんの体の、自然な法則に則った型紙が欲しかったんです。

そんな訳で、先週は『骨』『内臓』『筋肉』のことばかり考えていました。

丁度そのころ、わたしのお仕事の友(音楽)は、
パヴァロッティの「誰も寝てはらなぬ」だったんです。
ほとんど寝てない状態が続いていたので、
ほんとピッタリな1枚でございました…。

このCDは70年代に録音されたアリア集で
パヴァロッティのハイCがビンビンの時のもの。
「豊か~」で「ふくよか~」で「たっぷり~」で「惜しげもなく」な
エクセレントな1枚です。
最後の曲「トゥーランドット~泣くなリュウ~」で
リュウを演奏しているのは
ななんとモンセラット・カバリエという超豪華版。
おお!なんと素晴らしい!
おススメです。

それはそれとして。

オペラ歌手の方って、
太っているというイメージがあると思うのですが
もしかしたら胸の骨格がワンちゃんに近いのでは?と
骨骨なわたくしは思ったんです。

オペラ歌手の方って鳩胸の方が多くないですか?
鳩胸ってのは、乳がデカイ(下世話な表現ですみません…)ってことでなく、
肋骨と胸骨の角度が大きいとでも言うのでしょうか。
胸板が厚いというか。

日本人てこうペタンとした幅が広くて厚みのない胸ですよね。
楕円形の。ハンバーグみたいな。
ワンちゃんてものすごく胸が厚いんです。円錐に近い感じ。
伝わります?
きー!うまく言えない…。

どういうことか申しますと、
胸が厚いってことはそれだけ肺もデカイんですね。
ワンちゃんの肺は体重の1.3%もあるんです。
ヒトは0.4%ですから、デカイですよね。

肺がデカイので、遠くに飛ばすような声が出るわけです。
大型犬の遠吠え(今はあまり聞きませんが)や
吠える声ってのは、惚れ惚れするほど美しいじゃありませんか!
遠くまでよく聞こえますよね。
町に響き渡るというか。

パヴァロッティ氏のお姿を拝見しますと
とてもこう鳩胸なんですよね。
立派な骨してんだろーなーみたいな。
べ・チョルジュさんも、ものすごくスーパーマンのような鳩胸。

専門家ではないので、真偽の程はわかりませんが
オペラ歌手の方の胸の骨格って、ワンちゃんに近いのではないのかしら?
だからハンバーグのような胸の骨格を持つヒトが多い人種の国より、
スーパーマンのような骨格を持つヒトが多い人種の国で盛んなのでは?
などと思ったわけです。

だってね。
イタリアの野外劇場でのオペラなどは
神宮球場くらいのキャパシティなわけです。
そこでマイクを使わずに声を飛ばすというのは
ホンマかいな?!でしょ?
だけど、大型犬が「ワン」と吠えたら、
オオカミが遠吠えしたら、聞こえそうですよね。

犬の嫌いな方には、「一緒にしないで!」って怒られそうですが
なんとなく、胸の骨格に「才能」が隠れているような
そんな気がしました。

そんなことを考えながら
図面を書き続けていましたら
すっかり季節が変わっていたという次第。

暑くなりましたね、すっかり。
ブーツはもう履けませんね~。

私はワンちゃんと同じく夏が苦手。
舌をなが~く垂らして、頑張りたいと思います。
みなさまも元気で夏を楽しんでくださいね。
季節の変わり目ですから、どうぞご自愛くださいませ。



誰も寝てはならぬ ~パヴァロッティ / プッチーニ・アリア集
パバロッティ(ルチアーノ), ジョン・オールディス合唱団, ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団, プッチーニ, メータ(ズービン), オールディス(ジョン), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, カラヤン(ヘルベルト・フォン), フレーニ(ミレッラ), パネライ(ローランド)
ユニバーサルクラシック

古いアルバムなのでジャケット写真がないのが残念ですけど…。ご紹介しておきます。