OnePointStore.com STAFFBLOG

旧★キャバリアのふく★ブログ

Excellent!な映画。AMADEUSに涙

2006年06月05日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログへようこそ!

「モーツァルトに触れる」の記事で注文したDVD「アマデウス」が
我が家にやってきました。

DVDのパッケージによると映画アマデウスは
1984年度のアカデミー賞8部門を受賞しています。
わたしは劇場公開時に見ていますので
ななんと22年ぶりにこの映画を見るってことに。
そんなに前のことだったんですねー。
そんなに前の映画なのに、モーツァルトやサリエリ、
コンスタンツェの顔を、ハッキリ覚えていましたので
やはりわたしにとっても衝撃的な作品だったのだな~と
改めて感じました。

作品を見終わっての感想ですが。
前回の記事でも書いたレクイエムの作曲場面は
やはり圧巻でした。
これはぜひ見ていただきたいと思います。

音楽も素晴らしい。
映画アマデウスは、モーツァルトの作曲した作品で
ほぼ全編が構成されていますが、
この音楽はモーツァルトの書いた譜面から
一音も音を変えることなく作られているそうです。
一音もです。

映画音楽は感情や情景の表現をバックアップするだけでなく
ときに主役にもなる、もしかしたら映像そのものよりも
イマジネーションを広げるチカラがあると思うのですが
シーン毎に最適と思われる音楽が
さまざまな感情の表現を的確にとらえた音楽が
モーツァルトの曲で全てカバーされるというのは
驚きです。
映画の場合は秒単位でシーンが区切られていますから
作曲家の方の相当な努力と才能と豊かな経験が
圧倒的なチカラを持って迫ってくるような感じを受けました。

映像もとても美しかったです。
「つくりもの」感がまるでないんです。
ハリウッド的でないと言いますか。
人工的な印象がまったくないのは驚きです。

この映画の主役であるサリエリを演じる
マーリー・エイブラハムの名演技も堪能できます。
若い神父にモーツァルトの書いた音楽について話すときの
恍惚とした表情、
自分の感情を圧しようとするときの表情など
背筋がぞっとするような迫力に満ちています。

それから。
長い長いサリエリの告白を受ける若い神父さんのヒゲが
徐々に伸びていく様子なども。

監督のミロス・フォアマンが言っています。
細かいディテールの積み重ねが
観客に「本物」を見せると。
理由はわからずとも感じるだんと。

クリエイティブの現場で活躍する先輩達が
いつもよく言っている言葉と同じでした。

素晴らしい映画でした。
オトナの仕事を見たという素晴らしい喜びがありました。

映画ってホントに良いですねー。



アマデウス ― ディレクターズカット スペシャル・エディション

ワーナー・ホーム・ビデオ

この機会にぜひ!