OnePointStore.com STAFFBLOG

旧★キャバリアのふく★ブログ

良い1年でした。

2007年01月30日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

会社員を辞めて1年経ちました。
よく生きてこれたなって感じ。
お仕事を下さったみなさまに感謝、です。

毎日会社に行かなくても、生きてこれたなんて!
奇跡だっ!

大人になるってほんと素晴らしい。
子どもには未来がある!というのも真実だけど、
大人なったら未来が開けるというのも、また真実なり。

なんだか知らないけど幸福だな~と、
空を見上げてひとりごちたいような気分になるでやんす。

やりたいことがてんこ盛りで。
ご馳走を目の前に「どれから食べようかな~」と
ワクワクして迷ってるような。そんな感じよ。
なんて贅沢なんでしょう。

でもわたくしって。すごーくのんびりしているので、
「幸せ~」なんて言って浸っている時間が長すぎて、
手をつける前にご馳走がすっかり冷めてしまいました・・・となりそう。
気を引き締めて頑張らねば。

それにしても。
もつべきものは先輩だな。と、本当に思いました。
年齢が上の方はもちろん、
年下でもフリーランス歴が長い方は私には先輩。
いろんな先輩方が、
たくさんたくさん素晴らしいアドバイスをくれました。
両親も含め。
「100歳万歳!」みたいなTV番組も含めて。

ただひたすら。「なるほどねぇ」と言いまくった1年間でした。
いろんな謎が、どんどん解けてきたというか。
仕組みがわかってきたというか。
知恵熱が出そうに面白かった1年。

わたくし。思うんですけど。
老人ホームに慰問に行ったりするじゃないですか。
あれってさ。
逆なんじゃないかな。

お年寄りって人生の達人なわけで。
若いモンが、お年寄りに何かやって差し上げる、ってんじゃなくて。
逆じゃないかな?

慰めに伺うとかって、実はとっても失礼な話で。
教えて頂きに行くのが正解なのでは?なんて思っちゃいました。

仕事や家庭や育児や恋愛や。
そういうことで悩んだときに「どうしたら良いでしょうか?」って。
老人ホームに伺って体験談を話して頂くとか。
できないんでしょうかね。
目からウロコみたいなこと。
たくさん話してくれそうな気がします。
戦争の話とかも。聞いてみたい。

変な占い師に馬鹿高いお金払ったり、
トンチンカンなカウンセリングを受けるより、
老人ホームに伺った方が良くないか?
な~んて考えちゃいました。

わたしは老人ホームに入れるような甲斐性がないので。
そんな心配は無用なんですけど。
もし、自分が老人ホームにいたとして。
「さあおばあちゃん。一緒に折り紙を折りましょう!」とか、
「わたしたち、踊りましょうねぇ。お唄も歌いましょうねぇ。」とか、
その辺の青二才に言われたら、嫌だな。

自分の孫ならまだしも。
よその子のへたっぴな演劇とか見るのはゴメンだな。
一応オトナだから「どうもありがとう。楽しかったよ。」と言うだろうが。
拍手のひとつでもするだろうが。
はあ~疲れた。お付き合いも大変だわ~って思いそう。
できれば部屋で本でも読んでいたいっす。

今はまだいろんなものを見たり聞いたりたくさんしたいけど。
どんな子どもでも頑張ってるところを見たら涙でそうになるけど。
カラダを動かすのも辛~いって歳になって。
それはちょっと嫌かも。
「プロを連れて来い!プロを!」とか。
言いたくなって嫌われそう。それもねえ~

だいぶ脱線しましたが・・・。

とにかく。
先輩方には感謝、感謝。
今後もいろいろとご指導の程宜しくお願い致します。

でもってわたしも。
もちっとオトナになれるように、
いろんなことにチャレンジして、
たくさん経験を積みたいです!

男前な女性。

2007年01月28日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

「男前な女性」が流行っているそうですけど。

「サバサバしていて、細かいことなど気にしない、
 太っ腹で大胆であること」が「男前」と言うらしい。

女性特有(と思われている)のネガティブな面がなくって
男性特有(と思われている)のサッパリした性格を持つ女性が
カッコイイってことなのかしら?

いやそうじゃなくて。
パンツスーツ着て、時には男言葉で「オマエ」とか言ってさ。
納得いかないと目上の人にも怯まずに抗議して、
言いたいことは歯に衣着せずバッサリ言う。
後輩の男性社員にメシを奢り、豪快に飲む、みたいな。
オヤジっぽい、おっと失礼!男性っぽい人を「男前」だと思ってるような。。。

しかしだな。
あくまでもわたくしの経験上で言えば。
自分のことを「あたしって男っぽい性格だからさっ!」と言う女性に、
サッパリした性格の人なんかいないね。断言して良い。

「そうなんだ~。サッパリした性格なのね~。」と思って気を抜いていると、
痛い目に合う!!!要注意だ!!!間違いないっ。
長~い時間かけて、チンマリした仕返しを、
小出しにしてきたりするんだよ~。
しかも笑顔で。怖~いよ~。

「見かけはただの、演技にすぎない。」ですね。
サバサバ女の自己申告には要注意だっ!

男前な女性は、意外に。
見掛けは女性らしくて物腰もソフト。
リーダーシップの発揮の仕方も、低姿勢で言葉も丁寧。
そういう一見「女性らしい人」の中にいる。
周囲の雑音をサラリと受け流し、
思い通りにいかなくても固執しないで大胆に次へ進む女性。
「おっとこまえやな~。カッコイイな~。」という女性ってホント、
そういう人が多い。
「男前」な女性は、ちゃーんと結婚してお子さんもいてるがな。

ポイントは、
精神的に自立してるかどうかってとこじゃないかと。
流行ってるからって、そうそう簡単になれるもんじゃぁないわね。

「あなたの男前度チェック」みたいのに
一喜一憂してるようじゃあ、まだまだ。無理。

嫌われちゃうから言わないけどさっ!

でもさあ。
せっかく女性に生まれたんだから。
なにも男を目指さなくてもさ。
良いと思うんだけどな。

仕事が忙しくても、家事が大変でも、
いつでもお日様みたいに明るくて大らかな「おかあさん」って感じの。
優しくって、ふんわりした人に憧れるけどね。
素敵じゃない?

バリバリと仕事しているキャリアウーマンの方だって、
ふとしたときにそういう「お日様みたーい」って感じの安心感を
与えてくれる人ってたくさんいて。
そういう顔を見たときの方が「良いモノみたよ」って思うけどな。

どうなんでしょう?

逆転。

2007年01月27日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

不思議だったことがあるんですけど。

何か問題があって「申し訳ありませんでした。」と謝罪する人に対し、
「そんなことで許されると思ってんのか!」とか声を荒げてどなる関係者の方々の中に。
ちょっと恍惚とした活き活きオーラを発している方っていますよね。
迷惑をかけられて困ってるはずなのに、
なんか活き活きしている感じの人。

飲みに行ったりして。お店に不手際があったりしたとき。
クレームを言う人の中にも。
怒りを爆発させる!ってんじゃなくて。
お店の人に説教している自分に恍惚としている感じの方も。
とっても気持ち良さそうに。
いません?

あれって不思議ですよね。
被害をこうむったはずの人が、恍惚とした活き活きオーラを発した時点で、
私なんかは「もう良いんじゃないの~。」って思っちゃう。

もうすでに。立場は逆転していて。
無茶言ってるのは逆に君の方かもという空気が、
第三者に漂ってしまう。
相手を責めているご本人だけが気付かない。みたいな。

先日も喫茶店で。
偶然隣に座った見ず知らずのカップルがモメテおりまして。
男性の浮気が発覚したようなんだが。
彼氏を責める彼女は、泣いてるんだけど、なぜか。
活き活きと恍惚としたようなオーラを発しておりました。

彼女は「ひどいよ。」を100回くらい言ってるんだけど。
こんなことも、あんなことも、全部全部女性の方が我慢して、
あのときも、このときも、男の良いようにさせてあげたのに。
なのに!この仕打ちかよっ!みたいな。

男性は最初「ごめん」と言ってたんですが、
なにを言っても「ひどいよ。許せないよ。」なので、
最後の方はもう無言で。
でも延々と「ひどいよ。」は続く。どこまでも・・・。
どんだけトンデモナイ男なんだオマエは!ってくらい。続く。

が、半分くらいは同じ話のリフレインで、
1/4くらいは「それはお互い様では・・・」みたいな話で。
残りの1/4は「被害妄想なんじゃ・・・・」みたいな話なんだよね。

とは言え。
彼女が深く傷ついたことは間違いようがなく事実で。
男の子が確かに悪いんだけどさ。

それでもすでに。完全に。
周りの空気は「彼もお気の毒に・・・」って感じでした。

隣で延々やってるんで。
私はもうウンザリしちゃって。
斜め向かいの席のオジサンと目があった時、
「困り顔」で笑い合っちゃいましたよ。

ツレが早く来ないかな~と、思いつつも。
怒るときは、太く短く切実に。が、基本かも。
な~んて考えてました。

「非を責める」って。
生理的にとっても気持ちの良いモンなんですね。きっと。

でもさ。
やりすぎると、カッチョ悪いわな~。

幸せタイム。

2007年01月27日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

高速道路を走ると、なんだか車がガタガタいうような気がするので、
「空気圧かな~」なんて思ってディーラーに行って見てもらいました。
そうしたらやはり。全然足りてなかったみたい。

みなさん親切で。
空気を入れていただく間に、
喫茶店みたいにメニューまで出てきて飲み物を入れてくれて。
ガソリンスタンドみたいに、
「エンジンオイル替えないと事故起こすよー」みたいな無茶苦茶な脅しもなく、
とても気分良くすごしました。

テレビがあったのでチラっとみましたら
さりげなくブラインドまで下ろしてくださる丁寧さ。
素晴らしい。

暇なので車のカタログなんかも見てたんですけど。
最近の車ったらもう、いたれりつくせりの装備なのね~。
知らなかったわ~

車庫入れも自動でアシストしてくれるし、
ライトは曲がりたい方向を照らしてくれるし、
車がスリップしたら自動的に真っ直ぐ戻してくれるそうですし、
サイドミラーなんてまあ奥様!
車から離れると自動で閉て、車に乗ったら自動で開くんですってよ!
ミラー閉じっぱなしで運転してた・・なんてことないのよ~
それがみんな、標準装備なんですって。

すごいわ~
痒いところに手が届くっての?
日本人らしい細やかさ。素敵。

わたくしとしては。
そうは言っても。やっぱり。
エンジンかけるときはキーを差し込んで回したい。ブルルンと。
あれは残して欲しいな~。
さあいくぞ!って感じ。しますもん。

それから。
カーオーディオのボリューム操作は、
ハンドルに付けてくれなくて良いから。
ボタンが良いな~。
クルンと回して調節したい。
カーオーディオだけじゃなくて。
オーディオのボリュームは、やっぱりクルンと回したいのよ!
ボタンを連打!!って嫌なの。なんか間抜けで。
クルリっと、やりたいのにぃぃ!
なくなっちゃったわねえ。いつのまにやら。

ただの回し好き?かも・・・。

カタログをじっくり見てましたら。ひとつ疑問が。
ギアのシフトレバーに、「B」の文字が。
「B」って。なに?
うちの車にはついてないわよー!
(というか。カーナビもついてないんですけどね。うちの車。)
「2速」みたいなモノかしら?わからん。

などと。
ひとりじっくりカタログを見ながら
悶々と考えておりました。

ほどなく空気入れは終了し。
ほんとうはハイブリットカーの試乗とかしてみたかったんですが。
「ご購入のご予定」がないので、言い出せずに我慢して帰ってきました。

電気で走るときって。どんな感じなのかしら?
すい~っと。行くんでしょうかねえ。
う~ん。乗ってみたい・・・。

楽しかった。ディーラー訪問。

な~んにもしてないのに。
充実感いっぱいで帰ってきました。
幸せ~

いつまでもお客さん気分じゃいられないのよ~ん♪

2007年01月26日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

先日サンケイ新聞に、こんな記事が載っておりました。

「ケータイ電話を学校に持ってきてはいけません」というルールがある学校に、
ケータイを持ってきた児童がいたそうで。
先生が「駄目ですよ。」と言って下校時刻まで預かったそうなんです。
そうしたら。
その児童の親御さんが、
「子どものケータイが使えなかった時間分の基本料を払え!」と
学校に怒鳴り込んで来たんですって。

さて。
こういう記事があったときに。
子どもにケータイを持たせるべきか、否か?
授業中はよくないけど、通学や下校時には必要なんだから認めるべきでないか?
みたいな話からさかのぼって議論しようとする方が多々いらっしゃいますが。

わたしはハッキリ言って。
「それはまた、別のお話。」とバッサリ切り捨てて良いかと。
思います。

ルールは。
「持ってきちゃ駄目」なんですから。
駄目なモンは、駄目なんすよ。
従って。
持ってきといて取り上げられたら「じゃあ基本料払え」みたいな話は、
『お話にならない。以上』で良いと。
私は思います。

「子どもにケータイを持たせるべきか、否か?」などは、
「持ってきちゃ駄目」ルールができる前に、議論したらぁ?
その場面でね。
「じゃあ基本料・・・云々(もう、書くのも嫌よ。。)」のご意見を、
みんなで優しく鼻で笑って流してやりゃ良いわね。
と、私は思います。

どう考えても納得できないルールを、
もし教育現場から押し付けられそうになったら、
「子どものためなら、エンヤコラ!」と戦わなくちゃ!
変なルールができる前に!
すごくすごく大変なことだけど。
そこはやっぱり。頑張らなくちゃ!

社会に出たらね。
決定事項(ルール)は決定事項っすよ。

例えばイベントで。
「スタッフは全員白のTシャツ着用」というルールが決定したとして。
白のTシャツじゃない人は、
問答無用で「んじゃ、あんたいらない。帰って。」ですよ。
もしくは「速攻で白のTシャツ買って来い!馬鹿!」ですよ。

その時にね。
「白のTシャツは嫌なんで、僕帰ります。でもギャラは下さい。
 だって今日。これに出るつもりで他の仕事断ったんですから。」とか言っても
はぁ?って言われてお終いよ。以後出入り禁止。

イベント当日に。
「なぜ白なんですか?!そんなのオカシイですよ!」とか言っても、
はぁ?って言われてお終いよ。誰も取り合ってはくれませんよ。

「服装の自由を認めよ!好きなモノを着る権利を認めよ!」なんて言ってもさ。
警備員さんに連れてかれちゃうわね。

そんな時。
親御さんが出てきてだな。
「うちの子は、白のTシャツより、こっちの服の方が輝くのです!」なんて言っても。
はぁ?ですよ。

心優しい教育の専門家の方のように。
「お気持ちはお察しいたしますが・・・」とか、
「確かに白のTシャツでは個性が発揮できないかもしれませんね」とか、
「では、ルールの変更を大至急協議いたします。」とか。
親切対応してくれる人なんていないんだから。

「文句があるなら先に言え!」
「だったら最初から、仕事受けるんじゃねーよ!」
「ではどうぞ、他のご満足行く職場で働いてください。」と。
一刀両断ですよ。
そりゃーもう。キモチ良いほどに。バッサリ。

いつまでも、お客さん気分じゃいられないのよん。
残念ながら。

「子どものケータイが使えなかった時間分の基本料を払え!」と、
学校に怒鳴り込んでくる親御さんは、
一生満足に職に就けないわが子の生活費一切を、
死ぬまで面倒みる覚悟を持つべし。

そしてね。
ご自分の収入がなくなったら、
わが子は皆さまの税金で命を繋ぐことになるやもしれませんから、
今のうちにいっぱい働いて、たくさん税金を納めておいてね。
いずれお世話になる地域のお役に立てるよう、
どうぞ日々精進なさってくださいまし。

宜しくお願い致します。

わかる言葉。

2007年01月23日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

弟が「家を買いたい」なんて言い出したので
「頭金はどーすんの?」と聞いたら
イマドキ頭金なんていらないんだってぇ~♪とのお答え。

おいおい、ちょっと待てよと。
金利の話と固定資産税の話などをコンコンを説明したのですが。
いまひとつピンとこない様子。

損得というのは、人それぞれの価値感や
人生観もありますので、一概には言えないんだと思いますけど。
「頭金を一生懸命貯めなくても、家が持てる」
「3年家賃を払うなら、今家を買った方が得」という感覚は、
私にとっては明らかに「うまい話」の部類。

男の子というのは、やはり。
家族を持って家を持ってなんぼ、みたいなところもありますし、
それによって責任感や使命感みたいなものが育まれることもありますし。
ほんと、大変ねえ。偉いわ~。と思うこともあります。
多少無理をしてでも、苦労してでも、できるときにやっとけ。というご説もあるので、
反対はしないんですけど。

ただ。
「家賃を払うなんてもったいない。頭金なんてゼロで良いんだから、
 家を買った方が得です。どうにかなる。」と言ったセールスマンは、
それが損か得か計算なんて絶対に絶対にしとらんし、
「どうにかならなかったとき」の人生なんて、知ったこっちゃない。ということを
肝に銘じておく必要があると思うんだよね。

バブルのときに、銀行の言うママに、
お家をビルにして、または投機用のマンションを買って、
今じゃぜーんぶ銀行様に取られちゃいました、みたいな人を
私は少なからず知っているし。

しかもね。
君が住んでいるのが上海だったら、お姉ちゃんだって
「おー、頑張れ!買っとけ!買っとけ!」と言ったかもしれんが、
ここは日本ですぜ~。郊外に土地買ってもあんた、売るってのも大変よ~。

そうそう。
「可処分所得」という視点で考えてみるとだな、・・・・。

てなことを、延々と語ったんですけど。
どうしたって「家賃は損」という概念から脱出できない様子。

で結局。

今の生活を維持しながら貯金をし、頭金を貯めるというのは、
お金では買えない一つの大きな経験であり、
その経験を持つ者は、持たざる者よりも、
困難に立ち向かう「根性」が着く!!だから強い!!という話をしたら
アッサリ納得していました。

骨の髄まで、スポーツマンな弟。
分かりやすい。

ヒトって。カゲキだねえ。

2007年01月22日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

先週母が「納豆が売ってないのよー!」と言ったので、
「モンタかアルアルの仕業じゃないの?」と私は意地悪く言いました。
母は、「そうかな~。気付かなかったな~」と言ってましたが。

ほどなくニュースで。アルアルの仕業と発覚。
やはり。

昨年食育の仕事を1年間していて、
「フードファディズム」という言葉を知り、
このブログでも紹介したと思うんですけど。

「これさえあれば」というモノは、世の中には存在しないということを、
人は信じたくない(支持しない)んだなーと痛感しました。
どうしても、どうしても。

切実に求めてるんだなーと思います。
「これさえあれば」を。

簡単であることはとても。退屈なことだと思うんだけど。
パズルとかさ。すぐできちゃったらツマンナイじゃん?
な~んて。わたくしは単純に思うんですけど。

でも違うのねえ。

「金さえあれば」「あいつさえいなければ」って考えるのと、
「これさえあれば」痩せるとか頭が良くなるって信じるのは、
延長線上にあると思うけど。

人生は金じゃない、短絡的な考えは良くない!と言う人でさえ、
アルアルとモンタにはとっても寛大。

その辺の微妙なさじ加減が、私にはうまく理解できないのさ。

アルアルのデータが本当だったとしても。
「いったいそれがなんなのさ。」という感じ。
そんな簡単じゃねーよヒトのカラダってさ。と思うし。

しかし。
市場がスッカラカンになるほどに。納豆が売れたということは。
「これさえあれば」を世の中が求めているということで。

当分続く、どころか。
たぶんずっと。永遠に。ヒトはそれを求めるのでしょう。
求められているのだから、そういう商売はなくならないし、
そういう方向に進化して行くんだろうなあ。
カゲキっすね~。


余談ですが。

友人の偉大なお母様が。
脳トレーニングのゲームでね。
「脳年齢が若いからって喜ぶなんて変だ!」と。
「亀の甲より歳の功」の理論で。
二十代の脳の方が四十代の脳より良いなんてオカシイ!と言ったそうですけど。

その時は「ママらしいね~!」とワハハと笑ってしまいましたが。
わたくし。
ママは正しいと、今。切実に思います。

笑ったよ~

2007年01月21日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
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へようこそ!

ブログをアップするのを
すっかりサボっておりまして。
誠に申し訳ございません。

何をしていたかと言いますと。
休息。してました。
ははは。

休息の間に。TVを見てすごく笑っちゃったのが、
モノマネの松村君(最近とってもお痩せになった彼です)の
安倍総理のモノマネ!
爆笑してしまいました。
なんて素晴らしい才能なんでしょうかっ!
似ている・・・。あまりにも・・・。お見事。
どうしてもっと早く、彼のモノマネを見られなかったのか残念になるほどに・・。
松村君。安倍内閣には脅威かも・・・。な~んてね。

そしてNHKの「今日の料理」。
これも面白かった!
しょうもない(ホントにしょうもない)駄洒落をブチかます後藤アナウンサーと
あの平野レミさんが共演!となっては見逃せない!!と、
ひとりマニアックにハイテンションになってTVに噛り付いておりました。

後藤アナウンサーはいつも、隙あらば!という感じで、
駄洒落(例えばブリ大根の日なら「ブリなんて久しブリ」みたいな)を、
お料理中に差し込んでくるのですが、
その寒い駄洒落を受けてのお料理の先生方の反応がとても面白いのです。

陳健一さんは無視して進行します。だいたい。
なれちゃってるみたいで。
女性の先生方ですと「ホホホ(困り顔)」みたいな方が多いのですが、
「そうです。久しブリです。」と淡々と受ける方もいて興味深い。

わたくしはというと、ドキドキしながら駄洒落が「いつでるか!」、
ハラハラしながら「先生どうする!」と、手に汗握って見守る。
正直。お料理の内容はよく覚えていない・・・。

で。平野さんですが。

その日のお題はブリ。(意図的か?!)
そして後藤アナウンサーは、やってくれました。

駄洒落を挟む隙さえ与えてくれないマシンガントークのレミ様の手を、
「あ、ちょっとすみません!ゴホ、ゴホ。」と咳をして止めまして。
「あら、大丈夫ですか。どうしました?」と言われてすかさず。
「風邪が。ブリ返しまして。(ニヤリ)」だって。。。。

レミ様は。
大爆笑しながら
「つまんなーい!どうしますー!ワハハ!これ、良いの?!
 そんなことばっかり考えてるのー!ワハハ!へんなのー!」と
ひたすら明るく笑いながらも、きちっとツマラナイと言ってました。
さすが。

NHKのこの番組のすごいところは。
後藤アナウンサーの駄洒落に、先生方が困惑してしまい、
困ったようにカメラの向こうにいるスタッフに
「どうしましょう」と助けを求めるような仕草をしたときでも、
決して助け舟を出さないところ。
その一瞬の緊張感が、とてもスリリング。
「徹子の部屋」に似ています。
徹子の部屋の方がまだ、お客さまがちょっと笑ってくれたりする分、
救いがあると思うのですが、「今日の料理」にはそれがない。

どんなに困っても。誰も助けてくれない。
後藤アナウンサーと先生の一騎打ち。
真剣勝負。

うちの母などは。
「つまんなーい!」と言いつつ。
後藤アナウンサーの駄洒落をいつも笑って楽しく見ています。

わたしはドキドキ、ハラハラ。

面白いよ~
見てね~♪

うれしい。やっと眠れる。

2007年01月16日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
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へようこそ!

お腹が痛くてまた。
3日間もなーにも食べず、誰とも話さず。
本も読めないし、テレビも見られない。
修行のような日々を送っておりました。

徐々に復活し。
全快でないのが悲しいんですけど。

背筋を伸ばすことができないってのは辛いねえ。
それができるようになったことだけでも。
相当嬉しいと思う。

カラダをまっすぐ伸ばせるってのは
なかなかキモチの良いもんです。

まっすぐ立って歩けるってのも。
奇跡みたいに嬉しい。

ぐっすり眠れるってのも、嬉しいねえ。
不眠症になったら、すっごく辛いだろうな~と思います。

朝。「あ~、よく寝た!」と起きられるってのは
とても贅沢なことだなーと。思います。

明日は仕事ができそうです。
宿題。やらなきゃ・・・。

電話も全然出られなかったので。
お電話もかけなくてはなりません。

やることがあって、やれる、ってのは
嬉しいねえ。

夜、TVで。
美輪さんのヨイトマケの唄を観ました。
一本の。芝居を観たようだった。
あの表現力。この世の人とは思えない。。。

今日は素敵なキモチで。
ゆっくり寝ようと思います。

いろいろあるから面白い。

2007年01月12日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
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へようこそ!

母から「この会社を調べてくれなーい?」と
メモを渡されました。

Pという会社で、なんとお試し価格1000円でお台所のお掃除を
してくれるとのセールス電話がかかってきたんだそうです。

「掃除屋です。ダスキンみたいなものです。
 いつ伺えば良いですか?」と言われ、
「頼んでもいないのにいきなり「いつ?」って言われても困るわね。
 今必要ないから、必要なとき電話するわ」と
その時は電話を切ったそうです。

で早速。ネットで引いてみましたが。
「掃除屋さん」ではなくて「電解水装置」の会社でございました。
電解水を使ってお掃除すると「こんなに素晴らしいのよ!」という
実演販売のことを、彼らは「掃除屋」と呼ぶらしい。

「1000円のお試し」とは、
その電解水の効果効能をありがたく(3時間近く)拝聴する間に、
洗濯機を電解水で回してくれるサービスらしい。

要するに「お水買って頂戴」ってこと。

気になる魔法のお水のお値段ですが。
1.5リットル×5本で\15,000/月~
この『/月』ってのがミソで。
年間契約のみ(途中解約はできない)で、
15,000円×12ヶ月=12万円~を払ってねってこと。

高いね~。
でも大丈夫。

モニター特別コースがあって、
それなら使いたい放題で月々なんと5700円!
8年間「電解水発生装置」をリースすることが条件で、
8年×12ヶ月×¥5,700=¥547,200。
もちろん、途中解約はできません。

ささ!本日限りですわよ!奥様!
ハンコはココに押してね!はよ押さんかねっ!

みたいな。
感じだね。どうも。

詳しいことはごろ~ちゃんの日記で。
かなり面白いっすよ!

洗剤代に年間12万円をかけていらっしゃるお宅にとっては、
環境にも優しいし、お肌も綺麗になるし、
お手頃なのかもしれませんけど。

我が家には、汚れが見えるお手軽浄水器と、
普通の洗剤で充分ではないでしょうかねえ。

電解水の効果効能の真偽の程は別として。

わたしなんかは。
目的は「誰か掃除してよ」ってことなんだから、
年間12万で、ピカピカにお掃除してくれるならまだしも。
お水だけ置いていかれてもね・・・。って思うけど。

こういう「目的すり替えられ」みたいなのって
よくありますよね。

お掃除を頼んだつもりが、電解水を買っていた。
無料エステでトクしたつもりが、何十万もする栄養クリームを買っていた。
仕事を紹介してもらうつもりが、高いパソコンを買っていた。
恋愛しているつもりが、馬鹿高い宝石を買っていた。

などなど。

世の中には。
「目的」を「すり替えられる」ことが嫌な人。
「目的」を「すり替えられた」後で「騙された!」って後で思う人。
それから。
「目的」を「すり変えられた」と思わないで満足する人。
この3タイプがいるように思われます。

何も○○商法と言われるモノだけじゃなくて。
「○○円以上お買い上げで送料無料!」と書いてあるから
いらないモノまで買ってしまうとか。
デパートに粗品をもらいに行ったついでに
買うつもりじゃなかったバーゲンのコートを買っちゃったとか。

「いつかは使うもの」だし、「おトク」だし。ってことで。
「満足」する人もいるんだよね。

だけど。
“「目的」を「すり替えられる」ことが嫌な人”にとっては、
その「おトク」感と「満足」が、到底理解できない!ってことになりがち。

両者の価値感には、深くて暗い溝がある。
両者は別々の谷の住人だ。
一度生まれついたら、あっちの谷からこっちの谷へ移籍することは甚だ困難。
しかし。
それは「性質・心」の住み家であって、
現実世界とは逆で「カラダ」は自由自在に深くて暗い溝を行き来できる。
両者が入り乱れて生活しているんだね。

果たして。
「そんなん捨ててしまえー!」
「うるさーい!!使えば良いんでしょ、使えばー!」的な
バトルが繰り広げられる。なんてことに。

「満足」派は、その満足を様々なシーンで満たそうとする。
世の中。「おトク」に溢れてますから。
「満足」派には幸せな世の中が開けている。
「嫌」派には、落とし穴がいっぱいの嫌な世の中だ。

どっちが正しいとか、賢いとかは言えない。

いろいろあるから。面白い。

アホくさっ!

2007年01月11日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

愚痴って良いですか?

今日ね。
親から
「紅白で裸みたいな衣装を着た人が問題になってるんだって。
 知ってる?」と聞かれて。
「別に良いんじゃないの~?それが何か?」と聞きましたら
「文部大臣(文科省)が、不快感を示したってあるけど、写真見た?」だって。

文科省が?!ありえん。それも大臣が?!するかコメント。
「マジで。そんなことになってんの?」と聞きますと
「”ふさわしくない”らしいよ。」と言うので。

心の底からアホらしくなりました。

黙ってましたら。トドメのように。
「NHKの偉い人が記者会見するんだって。」となっ!

大丈夫か、ニッポン。

親には。
「知らな~い。」と言って仕事に出かけましたが。
心底脱力。

でもさ。
ほんとに。ガックリ。
うちの親みたいな一般人が「見た?見た?」って言うのは、
全然ガックリでもなんでもないんだけど。
「大問題(じゃ絶対ない!!!と思うけど)」になってることだから、
ぜひとも参加しなくちゃって思う気持ちは、
まあ良いんじゃなーい。楽しくやれば。好きなだけ好きなこと言えば良い。
ご苦労様ですって感じですが。

だがしかし。
内閣の人間がコメント出すってセンスがわからんよ・・・。
いくらNHKって言ったって。
たかだか娯楽番組の、それも出演者のアーティストの衣装に対して。
公式な発言もなにもねーぜと思いません?

しかも、言うに事欠いて。
『ふさわしくない』から『不快』って。
そりゃさ。
ガキが「おまえは○○だから入れてあげなーい!」って言ってるのと
な~んにも違わないと思うけど。
教育改革推進内閣で、文科省のトップ張る人が。言うかね?
それも、こんなことで。
いいオトナが。なにやってんだろ。

できることなら。
この件に関することがらは、スパムメールのように、
ファイヤーオールかなんかでブロックしたい。
これ以上、聞きたくなーい。

でも記者会見するとなると。
TVでやるんでしょ。延々。
議論すること自体ナンセンスって。思わないのかな?
やだなー。
TV、みれなくなっちゃうわ~。
一般紙でさえも、油断できないかも。

萎える・・・。

こうなってくると。
彼らの言う「美しい国」とは。
スタローンの主演映画「デモリションマン」の未来なのでは?と
思えてきました。

見ました?デモリションマン。
誰もが清潔で、お上品で、カラダに良いモノを食べて。菜食ね。
もしくはサプリメント。肉を食べる!?Oh!なんて旧式な!という時代が舞台。
汚い言葉は使わない。使ったら罰金ね。完全(?)な無菌状態で。
もちろんキスなんてしない。唾液が汚いから。
暴力もないし、犯罪もない。
仮にあったとしても警官が「Stay!」と言えば、誰もが従う。
もう完璧。ウットリ。みたいな。

あれはもう完全にナンセンスコメディだと思うんだけど。
あれこそ「美しい未来」だと、まさか本気で思ってないよね、内閣の方々。
そこ目指しちゃってる?もしかして。みたいな。

「美しい国日本」の総理のお正月は。
高級ホテルにご宿泊して、ヒルズの映画館で映画三昧だったそうですし。
(タカ&トシに「欧米か!」って突っ込んでもらえばちょっと笑えるのに・・。)

そして今回の伊吹さんのご発言も。

そこか?そこだったの?みたいな気がしてきました。
ちょっと期待してたのに。国会中継まで見たのに。
もはや見切る以外道は無しか?虚しいなそれ。


新年早々。
ツマンナイ愚痴にお付き合いさせてしまって。
申し訳ありませんです。
どうか忘れてくださいませ。

くぅぅ。




デモリションマン

ワーナー・ホーム・ビデオ

ナンセンスコメディだと思ってたよ・・・。
そこそこ笑えます。
ただし。上司の蕎麦をハサミで切る森繁久彌の映画の方がよっぽど面白い。


マイノリティなメンタルを肯定する内容であったとしても。

2007年01月10日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

今日初めて、
プロの編集者に絵本の原稿を見ていただきました。
全くの初対面でなーんのツテもない人なんですが、
新聞で見かけて、仕事のやり方がダイナミックなんで、
「こういう方に教えてもらえたら百人力だな~」と思い
ちょっと勇気を出して。

広告の仕事をしていても、出版(特に小説とか)については
全くの未知なんで、どうやって良いのか分からず、
とにかくやってみ~よう♪的な軽い気持ちだったのですが。

原稿を読んで頂く前の段階で、いきなり躓いてしまいました!

絵本と言えども、「要約(あらすじ)」ってのを添付するのが
セオリーなんだそうで。
私の目指している絵本のスタイルは、
要約みたいなモンなので。
いかに少ない文字数で、
いろんなことを感じてもらうか。が勝負だと思っていて。
要約って言われても、うーん、と思いまして。
「強いて言うならこんな感じ?」と書きましたら。

「要約を拝読したかぎり、特段の面白みを感じない。」
とのコメント。

つまり。
原稿を読むまでもなく、NG!

おお~!そうであったかー!と、驚きました。
どっか舐めてたかもしれない。。。

しかし。なんだかサッパリしました。

すごく多忙な方なんですけど。
原稿をお送りしてから、あっと言う間(30分後!)にお返事をいただき。

「果報は寝て待てだな~」なんて、
こちらはノンビリ構えていたモンで。
のん気に夕飯を作ったり食べたりしており。
仕事部屋に戻って、腰を抜かしました。
なんちゅー早業!と。

NGって言われたら、結構ショックというか、
悲しかったり、恨めしかったり、するのかな~と思っておりましたけど。
あんまりの早業で一刀両断にされたので、
苦しむ間もなく絶命。みたいな。

自分でも驚くほどにショックは小さく。
むしろ、納得感の方がデカかったです。

プロって厳しいねえ。
原稿を読んでもらうまでが、大変なんだねえ。

ま。でも。
他に方法がない訳でなし。
今回は一か八かだったから良いか。と。思うことにしたんですが。

いやいやこれが。
時間が経つにつれ。

拒絶されると「やっぱりこの人にOKと言われたい!」と
思うもんなんですねー。
他の人じゃ駄目なの!みたいな?

この方の何を知ってるってわけじゃないんですけどね。
不思議だわ。

そうは言っても目的は。
「収束」と「拡散」ですから。
編集者との戦いではなくて。

ちゃんと勉強して絵本の完成度を高めるとともに。
他に方法を見つけつつも、
「いつかこの人と仕事ができたら良いな~」という
目標にしようと思います。

それとともに。課題も発見。
やはり。出版業界も会社だし、編集者も仕事だから。
ヒットしなくちゃ駄目なんだな。
多くの人から共感を得るということがゴールで。
読んでもらわないことには、結局、どうしようもない。

マイノリティなメンタルを肯定する内容であったとしても
メタを意識しなくちゃ駄目なんだね。きっと。

「要約」なんて、まさに「広告」なんだから。
そこで迷ってるようじゃ、駄目じゃん。
何年仕事しているんだね、君は!って感じよね。

そーんなの当然じゃん!と言われそうですけど。
全然気が付きませんでした。

いや~。勉強になりました。

頑張ろう。
今年中に。なんとかしたいしな~

2001年宇宙の旅。やっと観ました。

2007年01月08日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
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へようこそ!

キューブリックの「2001年宇宙の旅」を観ました。
この年にして初めて。
いままでいろんな方に薦められてきましたが
なかなか観るチャンスがなかったので
やっと観たって感じです。

「インテリ好みの作品だな~」というのが最初の印象。
セリフが一切なく(一幕目って言うのかな。最初のパート)、
暗示的で。哲学的でもあり。
いろんな解釈ができそうで。

解釈とか咀嚼を映画に求めていない人には、
「何コレ?もういいや。」となってしまいそうな感じ。
とでも言いましょうか・・・。
そこがまた、インテリ好みでしょ?

間奏曲を挟んで次のパートからは宇宙のパートに(セリフもあるよ)。
映像がとても綺麗。見事なまでに!
またキューブリックらしく、空間演出や衣装が、とんでもなく美しい。
モダンなんだけどパキッとしていて。
無重力空間の表現がまた見事でした。

最近は素晴らしい映像を見ても
「スゴイねー、これどうやって撮ってるんだろうねー!」と感激することもなく、
「CGだよ、CG。」と一刀両断にしちゃう人が多いと思うんですが。
あれって、もったいないよね~
1968年に制作されたこの作品の上映当時は
「どうせCG」という変な呪縛が観客にはまだ無かったでしょうから。
衝撃的だっただろうなと思いました。

さて。
この映画で私が一番印象に残ったのは。
ハルという「意識」を持ったコンピューターが、
生きながらにしてそれを奪われて行く場面。
理論的な思考が停止されて、次第に感覚のみになって、
終には意識を失うのですが、
これがとてつもなく怖いんですね。

理路整然と話していたのが、
「感じる」「感じる」→「怖い」「怖い」へ変わり、
言語がだんだん不明瞭になってきて。
でもそれで終わりではなくて、
最後に「私」のルーツに舞い戻って行く!ところ。
そこがすごーく怖かった。

相手は機械なんですけど、人の終焉を見ているようでした。
怖い。本当に怖ーい!!
ドキドキして、この映画の中で一番盛り上がりました。

(ハンニバルでも、こんな場面がありましたよね。
 レクターの”人食い”の場面に。)

リアリティ。だよね。きっと。この怖さって。
一部の隙もないほどの、細かい細かいディテールの積み重ねがあってこそ。
ハルの終焉がゾッとするほどのリアリティを持って迫ってくるのではないか。
思いました。

周辺に(科学的な)突っ込み所が満載だったり、
ちょっとでもファンタジーな気配があったりすると、
こんなにゾーっとしないのかもしれない。

映像は見事に素晴らしいです。感動的に。
「なんびとたりとも、重箱の隅をつつくようなマネはさせじ!!」という
キューブリックの決意と意地みたいなモノの感じました。

難しいことはさて置き。
うーん、でも。
その難しい所が、ミソなのかもしれませんが。
そんなこと言い出したらこの映画が途端に
ツマラナクなりそうな予感がするので。
言い出したらキリないし。
列挙するのはもっと・・。イケテナイ気もします。
さて置き、だな。やっぱり。

「木星」の場面は、間違いなく「美しいけど怖い!」ので。
わたくしもおススメいたします。

極端に言えば、他のシーンはどんどんスキップしちゃってでも
木星でのエピソードだけでも、
充分「はぁぁ怖かった!」って楽しめると思います。

まあでも。恐怖映画ってわけじゃないんすけどねっ!
楽しみ方はいろいろ。
あって良いんじゃないでしょうか。




2001年宇宙の旅

ワーナー・ホーム・ビデオ
監督:スタンリー・キューブリック

レンタル屋さんにも絶対あるからレンタルがおススメ。
好き嫌いもありますでしょうし。


玄関までは、連れて行ってくれる人。

2007年01月07日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
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へようこそ!

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを観ていたら。
母が「とっても綺麗よね~。楽しそう~。
   一度行ってみたいな~」と言いました。

すると、帰郷していた兄が、
「えっ!オカンが行っても、なんにも楽しくないでしょうが!」と
心底驚いたように言いました。

「なんでよっ!」と、いつものように臨戦態勢で訪ねる母に。
兄は、
「だって会場の雰囲気を見てご覧よ。フォーマルでしょうが。
 政治家とか貴族とか、ヨーロッパの上流階級の人ばっかりじゃん。
 お金持ちとかさ。あの中に自分が座ってるって想像できる?!」と。

私は笑ってしまって。
「着るモノなんて着物で良いじゃん。
 高い着物もあるしね。良いカツラも買ったしね~。」と母を援護。

母は、
「そうよ!カツラ被ったら10歳は若く見えるのよっ!
 宝石だって持ってるもんねー!ふふん!」と
鼻息荒く語っていました。

兄は呆れたように。
「カツラって。。。ま、でも。人気があるから何年も前に予約しないと
 駄目なんじゃないの?」

私は「ツアーがあるよ。すっごく高いけど。JTBで見たことある。」と、
どうでも良い情報を提供。

母が「すごく高い?」と聞くので、
「熟年向きツアーで50万とかそんなもんかな。」と言うと、
兄が「高いねー。TVで良いんじゃないの?」とすかさず母に聞きました。

私も「そうだよ。TVならダンスも観れるよ。」と言うと、
「そーだね。ウィーンは前に行ったことあるしぃ。」と小憎らしく言う母。
ホッとする子ども達(連れてけっ!て言われたら、怖い・・)。

兄が
「でもさあ。オカンなんてクラシック聴いて分かるの?楽しい?」と
母に聞きました。

兄からしてみたら。
クラシックは教養なんだと思いました。
うーん、教養。
母からは、確かに。連想できない・・・。
縁遠い感じします。

「お兄ちゃんはクラシック聴かないの?」と聞いてみました。

「聴くけど。詳しいってほどじゃないね。
 コンサートに行くってほどではない。
 TVとかラジオでやってれば聴く感じかな。」

すると母が。
「じゃあ、お母さんの勝ちだ!コンサート行ったことあるもん!
 去年はオペラもたくさん観たんだからねっ!
 ジェットストリーム(ご存知?城達也氏の。)のCDも買ったもん。」だって。

ジェットストリーム全集。。。
それはわたくしの、昨年のビッグサプライズでございました。。。
あれは確かに良い番組だけど。
「この全集を大枚叩いてご購入される方って、一体どんな方なのかしら?」と
思っていたら。
ま、まさかっ!うちの母が買うなんて!!!!
天国の城達也さんも夢にも思うまい。
名調子のナレーションも、声が裏返っちゃったりして。。

ま。それは良いんですけど。
(ジェットストリームはJAZZとかね。。ジャンルもいろいろだしね・・・。)

勝ち負けは別として。

クラシックは教養か?と思うかどうかについては、私は母と一緒で。
教養だとは思ってない。
音楽なんだから単純に、楽しんだり、感動したり、恐れおののいたりできれば。
難しいことは置いておいても、良いんじゃないのー?というタイプ。

だけど。私は結構助平なので。
バックグラウンドも、できれば知っておきたい方で。
その方がよりライブが楽しめるような気はしています。
「見所」を見つけて観に行きたい方なんですね。

しかーし!母はすごい。
事前にパンフレットなんて絶対読まないし。
「知っているメロディーがあった方が楽しいよ」と、
ライブ演目のDVDやCDを持っている場合には渡しておくのですが。
ライブの前に観る・聴くなんてことは、一度もなし!
ライブの後なら後で「一回観たから良いっ!」と観ないし。

そして。幕間の質問がすごい!

「打楽器の人は、ずーっと暇そうにしてたよ。
 ちっとも仕事してないのに、給料は同じなの?」
(染之助染太朗じゃないんだから。。。。)

「第二バイオリンてなんであるの?同じの弾いててもわかんないよね?」
(指揮者が聴いてるから、あなたが気にしなくても良いんじゃないの・・)

「最後に出て来た歌手ってなんて人?」パンフレットを見せると、
「うっそー!全然違う!この写真、何年前の?ずるーい。」

オペラの時など。
「なんであの人は泣いてたの?」と聞くので
「字幕は読まないの?」と聞いたら
「読んでたけど、疲れちゃったから。読むの辞めた。」だって。

帰り道には「面白かったね~。やっぱりすごいね~」なんて言ってるので。
「どの曲が良かった?」と聞くと、
「忘れちゃったよー」・・・。

それでも。
TVなんかでライブで聴いた曲が流れると
「ほらこれ。この間のコンサートでやったよ。」と言いますと、
10曲に1曲くらいは、
「ああ、これ。良かったよねー」と言ってます。
(9曲は「そお?いっぱい聴いたから覚えてなーい」)

ある意味。
母を楽しませ、かつ印象に残すことのできる演奏というのは、
掛け値なしで、素晴らしいんだなと思います。

そもそも。私自身。
クラシックもオペラも。
母のお伴でコンサートに行ったことがきっかけで
興味を持つようになったのですから。
母には感謝しないといけません。

思えば、演劇や舞踊も。
きっかけは母だったように思います。

本人に言ったら、全然自覚していなかったようで。
一緒に行ったことさえ忘れていましたけど・・・。
もちろん。演目の内容だって覚えちゃいません。

わたしの母の役目は。
玄関まで連れて行ってくれることで。
「あとはご勝手に。それじゃ、バイバーイ。」って感じでしょうか。

そこに素直にハマって行く私って。

なんなんでしょうか?
不思議。

暇なの。

2007年01月06日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
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へようこそ!

会社員ではなくなったので、
「明日から会社だ~」という憂鬱な気分もなく
ダラダラと過ごしておりましたら、風邪をひいてしまいました。
喉は痛いし、たら~っと鼻水が出てくるので、
予定をキャンセルしてボーっとしていましたが。

あんまりにも暇だし。
じっとしていても寒いだけなので
朝風呂ならぬ昼風呂に入ることにしました。

買ってはみたけれどイマイチ好きじゃなかった本を
お風呂に持ち込んで
(お風呂で読書すると本がヘロヘロになっちゃうので)、
歯磨きしながら、パラパラと読んでおりました。

予定では
汗がたっぷり出て、
心もカラダもほっこり、リラックス!

の、ハズだったんですけど。

どんどんお湯が冷めて来て、汗をかくどころか、
だんだん寒くなってきました。

いいかげん追い炊きしないと、風邪がマスマス悪化するかも・・。と
思ったんですけど。
いい加減に体中ふやけてきていたので。
もう、やめよう・・・。と。

温かいシャワーを浴びてカラダを温め、
カラダを洗って出てきました。

お風呂から出てみたら。
2時間半もたっていました。
喉が渇いたので、ワインをキューっと飲んだ。
うっまーい。

「温まった?」と母が聞くので
「ううん。お湯がどんどん冷めてきて、
 カラダの心まで寒くなったよ。入り過ぎかな?」と聞くと。
「そんなはずはない!汗がドンドン出てカラダの心から温まるのが正解だ。」と
まるっきり信じてくれません。

「追い炊きしながら入らなきゃ駄目かね?」と聞いたら
「そんなことしなくても、汗が出てくるよー!
 お湯の量が少ないんじゃない?」と言うのですが、
お湯はたっぷりと入っておりました。
肩がちょっと出るくらい。どっぷりと。

シワシワになった指先を見ながら
気温が低いからかな~?
カラダが冷たいのかな~?
と、考えておりましたが。

とりあえず。サッパリはしたので。
ストーブの前でぬくぬくと、ワインを飲んで良し、としました。

まだ3時。
外は雨。
風邪をひき。お外にも出れない。
TVもやってないし。

暇です。

こんなに心底。暇だな~なんて思ったの。
何年ぶりだろう!!!!!!!!!!

小学校時代のようです。
朝。早く目が覚めちゃって。
「早くみんな起きてこないかなー」ってジレジレしながら
布団の中でじっとしている感じよっ!