OnePointStore.com STAFFBLOG

旧★キャバリアのふく★ブログ

私の後ろの存在。

2006年02月28日 | スタッフコラム
「オーラの泉」って見てます?
私は結構好きで、何時の何番でやっているのかまでは覚えていませんが、
タイミングが会えばラッキー!とばかりに見ています。

心霊現象全般について了解している訳ではないのだけど、
「守護霊」の存在についてだけは、
最近段々「こうじゃないのかな~」という
私なりの考え方の輪郭が見えてきました。

私の人となりが、私の経験によって構成されているとしたら、
私のDNAに、
私の自覚することのない数々の記憶が脈々と受け継がれているとしたら、
江原氏のように霊能力者と呼ばれる人達は、
私の心にある漠然としたイメージや私の知らない遠い記憶を、
敏感に感じることができて、かつそれをビジュアルとして捉えるという
稀な才能に恵まれた方々なのではないだろうか。

例えば。
大好きだった人を亡くすという強烈な体験をした場合、
それは今後の私の人となりに大きな影響を与えることは間違いない。
人生について、死について、体について、生き方について考えるとき、
些細な日常のひとつひとつについて、なんらかの行動を起こす意思の決定に、
大なり小なり影響している。
自分ではそのショックから立ち直ったつもりでいたとしても、だ。

人と話をしている時に、「この人はこんな経験があるのでは?」と、
漠然と感じることがありませんか?
それから連想して「この人が求めているのは、もしかしたらこんなこと?」って、
なんとなく分かるときも。

広告プランナーという仕事をしていると、
それは結構敏感に感じるように訓練されると言いますか、
大海にポトンと落とされたインクの色を当てるような能力が試される世界でもあり。

どういうことかと言うと。
「予算はこれだけ。何にも考えてないので全てお任せ。」などと言う
一見無色透明なクライアントだったとしても、
何らかの漠然としたゴールシーンのイメージを、誰しもが必ず持っているもの。
それを色に例えて「赤」だとすると、
黄色や青のバリエーションをいくつ提出してみたとことろで、
「なんか違うだよね」⇔「なんでも良いっていったじゃん!」という
果てしなく悲しい応酬が繰り広げられるのは必至で、
プランナーはまず赤を探り当てて、
素晴らしい赤い色を表現するクリエイターと組まなければ、
関わる人達全てに悲劇が降掛かって来たりするわけです。

経験を積んでくると、なんじゃそりゃ!と言うような
無色透明もしくは真っ白なクライアントに遭遇したとしても、
その一滴が何色なのか当てる能力が、段々備わってきて、
コンペの勝率が上がってきたりするんですね。
ツボというか、落とし所が見えてくると言うか。

霊能力者というのは、その人が持っている漠然とした願望や
人となりを構成している無意識・意識的な記憶を敏感に感じ取り、
それがババーンとビジュアルとして立ち上がってきて、
それらを実体として目視しているのではないのか。
その存在は彼らにとってみれば、
現実よりもよっぽどリアルに、
真実としてそこにあるのではないだろうか。

でも霊能力者だって人であることには変わりない。
よって彼らが見ているビジュアルも、
彼らの経験や記憶によって構成されており、
だから守護霊というのは、一人の人物が重複して登場する。
誰もが知っている有名人であれば、そりゃもう大忙しである。
例えば偉大な宗教家、政治家、経済人、作家、武将、音楽家などなど。

そう考えると、守護霊というのは、
血縁関係はもちろん多いと思うけど、
実在する人物に限らないのではないのか。

霊能力(才能)が同じでも、診断結果はまちまちかもしれない。
霊能力者の人生が豊かであったか、ボキャブラリーが豊富かにもよるだろう。
例えば。
診てもらう人に、水泳がむちゃくちゃ得意で川遊びが大好きな曽祖父がいたとして、
彼の人となりにその影響が強く出ているとする。
三人の霊能力者には守護霊として同じビジュアルが立ち上がったとしても、
「オリンピック選手の○○さんが守護霊ですよ。」と言うかもしれないし、
「先祖の方が守護霊で、水難事故に注意しなさいと仰ってます」と言うかもしれない。
また子供の霊能力者なら「守護霊は河童だよ」と言うかもしれない。

だから。
守護霊というのは存在するかしないかと言えば存在するし、
守護霊は私を構成する一部であるし、
守護霊は自らの意思で私の後ろに立っているのではないし、
守護霊が実在の人物かどうかを特定することに意味は無いのだと思う。

「調べたけどそんな人はいなかった」なんてことはナンセンス。
また「そんな有名人が、こいつについてるわけねーじゃん。」という理由から、
その霊能力者をインチキだと決め付けるのもどうかと思うぜ。

守護霊はとは、その人となり。
守護霊を進化させることは人生を豊かにするんじゃないのかな。

などと思う今日この頃。

でも。江原氏=スピリチュアルってのは
ちょっと違う気がするし、そうでもないのかもしれない。
その辺はまだ良くわからない。

日本語ではまだこれという訳ななされていないようだけれど。
ただ何年か前に医学会総会のイベントを運営した友人が
これからはスピリチュアルなプランナーになるのだ!と
息巻いていたことを思い出した。彼は元気だろうか・・・。

WHOは1998年「健康の定義」を、
「健康とは、単に疾病または虚弱でないばかりでなく、身体的、
精神的および社会的に安寧な状態(ウエルビーング)である」から、
「健康とは、(中略)身体的、精神的、社会的およびスピリチュアル
ダイナミックに安寧な状態である」と改めようという提案をしている。
スピリチュアルという言葉の訳はなされていなくて、
霊的とか魂とかそういった言葉を使って解説されているようだ。

精神とスピリチュアルを分けているのには、何か意図があるのかな?
よく分からない・・・。
だけどなんだか日本では心霊現象だったり、占いだったり、
はたまた癒しグッズだったりに
スピリチュアルという言葉が多く使われていて、
なんだか分からないけど、
それはマズイでしょ。という違和感というか、うーん。
スピリチュアルという言葉がへたってしまうような危機感を
漠然と感じるのはなぜなんでしょうか。


「オール讀物」3月号で、ななんと茂木先生が
「スピリチュアル旋風を解き明かす!」そうなので、
それを読むのがちょっと楽しみ。
どうか私にも分かる内容でありますように。

たった今。

2006年02月27日 | スタッフコラム
広告プランナーって仕事について
いろいろ思うところを書いた1万字の原稿が、
「投稿」のボタンをクリックした瞬間に消えました・・・。

gooブログの中では、なかったこと。になりました。

でも原稿書きに費やした時間は戻ってきません。

なんて理不尽なんだああああ!

ごはん食べてこよう・・・。

ついに。カメラ買いました!

2006年02月26日 | スタッフコラム
買っちゃったよー。
LUMIXのFZ7。

今一番撮りたいのは?
うーん、やっぱりこのピッカピカのカメラちゃん、君でしょう!
しかし、カメラちゃんがカメラちゃん自身を撮るのは無理?

うーんでも。
やっぱりこのカメラちゃんでカメラちゃんを撮りたい。

てな訳で、セルフタイマーと鏡を使って
自分自身を撮影していただきました。

チラッと写ってる黒い物体が、カメラちゃんです。
ふふ。
良いカメラを買いさえすれば、
良い写真が撮れるって訳じゃないというお手本のような
構図もなにもないお写真ですが、
良いの。満足。
これから頑張るもーん!


LUMIX FZ7 デジタル一眼レフ"
テレビの上のワンコ達を撮ってみました。
おおー!!
なんとなく奥行き感が
出ているような・・・。
満足、満足。
テレビの上の埃まで、
質感バッチリね~。
ピント甘いけど。
フラッシュは炊いてないんだよ。すっげー。
これからいっぱい勉強して、カッチョ良い写真が撮れるようになりたいなー。

テレビの上の埃が気なる?
私は全然OKよ~!
仕事が切羽詰ってこないと、埃さえも美しく見えちゃうの~。

いや~、でもこれで。
わたくしのお仕事の友達ロボのお顔が完成したわよん。

カメラちゃんが、 目 でしょ。
IBMノート君が、鼻 でしょ。
テクニカのUSB ARTmonitorが、耳 でしょ。
プリンタのマジンガーZは、  口 なんですよん。

目、鼻、耳、口。揃いました。
わ~ん嬉しいー!

たくさんの御本様が 脳ってことかな?

ヒトの顔の形に、パーツを並べてみました。
※写真はナシよ。無理。

なんて不細工な。あいらしいお顔なのかしら。
パーツはひとつひとつは素晴らしいのに
バランス悪っ。目が一個だし。

けどあれっすね。
こうやって我が友のお顔を見ていると、
動物の顔って、よく出来てるよね~。素晴らしいねー。
苦手な虫の顔(?)でさえ、素晴らしく思えてきたぞ。

うーん。
満足。満足~

スピリチュアル

2006年02月25日 | スタッフコラム
今日、ひとつの魂が救われたのを目撃した。
感動的な場面だった。

失望と孤独の淵にあったであろうA君の魂を、
いとも簡単に、なんの衒いも無く救ってみせたBさんは、
大河の一滴(五木氏の著書の内容とは関係なく、
言葉の持つイメージとして)がわかるヒトで、
でもそれは「相手の気持ちを汲み取る能力に長けたヒト」として
私の中で認識されていたのだが、
今回Bさんが、A君に関する近況や人と成りを
ほとんど知ることなく(事前情報を持たずして)
軽々とそれをやってのけたのを目撃し、
これこそがBさんの才能なのだと、
改めて感動してしまった。

スピリチュアルという言葉は、私の中でまだ実態を持っていない。
魂とも霊とも癒しとも訳されてはいるが、
何か少し、どれもどこか違うという感じがして、
でもそれがなぜなのかが分からず、
最近ものすごく真剣に考えていたテーマだった。

だけど。
今日その瞬間に、
なんとなく漠然としていたイメージが
突然輪郭を持ったような気がした。

それについて、もっと突き詰めてみたい気がするんですが、
なんせ10時間に及ぶ飲み会が今終わったばかりなので
一旦寝よーっと思います。
5時間後には仕事あるしね・・・。

では、おやすみなさいませ。

フィギュア。堪能しまくりました

2006年02月25日 | スタッフコラム
見所満載でしたね~
ショートプログラムでは体も心も
完璧な絶好調状態であるかに見えたあのサーシャ嬢が、
まさか2回も転倒するとは!

でも良く考えたら。
氷の上であれだけのことをしておいて
バランスを保っている方が奇跡に近いのであって
ジャンプだけでなくスパイラルもスピンも、
ほんの僅かな目に見えない程の重心のズレがあっても
あんな風にはいかないんだろう。
もうこの瞬間はここじゃなきゃ駄目っていう超極小の重心ポイントを、
瞬時に割り出してて成し遂げ続ける凄さったら!!
とても人間技とは思えないけど、人間だからできるんだろうね。

どこまで進化していくのでしょう。
「できたっ!」って喜びに満ち溢れてるんだろうね。
素晴らしいです。
良いワインをあけちゃう、朝だけど。
素晴らしい未来に、乾杯だ!
母は念願の「日本の金メダル」奪取に乾杯!
父は朝から飲める喜びに乾杯!
みんなそれぞれ楽しんでます~♪

村主嬢も素敵でした。
うちの母が「き、綺麗。」と思わず呟いた、
ショートの滑り出しの「集中!」って表情。
忘れられません。
ぜひ別の振り付けも観てみたい。

堪能しました。ホントに。

しばらく余韻にひったっていたいので、
TVも、新聞も雑誌も、中刷り広告からも、逃げ出します!
私にとってのノイズ、そうあの「マジだ」が溢れてるから。
そんな言葉に遭遇すると
せっかくの素晴らしい気持ちがショボーンとなって、
悲しくなっちゃうの。
(理由はこちらよん)
素晴らしい技の数々は、頭の中で反芻しまーす。

愛する親父様よ!
我侭な娘を、どうか放っておいてね~

ワンコ服。反対の反対

2006年02月24日 | OnePoint開発ストーリー
世界にどこにもない、
アレルギーのワンちゃんのための
痒いところをフルカバーする快適なお洋服を開発中の私達。

今日はミニュチュアシュナウザーのルーク君に
スーツバージョンを試着してもらいました!

痒いお腹もスッポリ隠れて
さらに動きやすーい感じに仕上がりましたよー


シュナウザー 写真
ほりゃ!
立ち上がってもこの通り。
ちらっとお腹が見えてますが、この部分に後ろ足や
鼻先が入っちゃったりしないように、
もうちょっとデザインを改良する予定。
ズボンもTシャツももっと深めに
ヒトでいうとおへそが隠れるようにします。

アレルギーが出やすい後ろ足のモモが丸出しですが、
ワンコ達はこちらの方が自由に動けるようです。
活発に走っても、M字開脚で寝ても(するんだよね~)
大丈夫

それにしても、ルーク君のモモったら!
なんて素晴らしい筋肉なんでしょう。うっとり。
走り回ってるお姿を、ぜひとも拝見したいものでございます。

さてこのパンツ。写真では分かり難いかもしれませんが、
一応フレンチスリーブみたいに、かわいい裾がついているの。
モモの付け根の部分にも、アレルギーは出やすいんだよね。
スーツタイプはワンピースに比べて動き(ワンコの動作)重視。
でもモモの付け根をだけは、どうしてもカバーしてあげたくて。
麻子ママにお願いして付けてもらいました。

まだ開発中のワンピースタイプは長ズボンにしますので、
アレルギーがひどいワンちゃんはワンピースの方が良いかもしれません。

ワンピースの方も
ルーク君に試着してもらっらんですが(背中の丸見え部分を改良したもの)、
残念ながらまだちょっとお見せできる段階ではないので
次回のお楽しみってことで。

それにしてもアレだね。
ワンコと人間は、前身ごろと後ろ身ごろが逆の形をしてるのね。
人間だと前後ろ反対にTシャツ着てる感じ。
実はワンコって背中の方が丈が短いんです。

そしてさらに。
私達の開発中のアレルギー用のワンコ服は、通常のワンコ服と反対。
通常開いているお腹をスッポリ包まなくてならなくて、
逆に背中はパックリ開いてても良い。
アレルギーは背中よりお腹の方に症状が出やすいから。
デザイン(開き)が逆なんです。

『反対の反対』
難問です。

うむ~うぅぅぅ

2006年02月23日 | 子供プロジェクト
会社辞めてから今日までの約1ヶ月。
完全オフの日がたった2日しかなかった・・・。
毎日激務って訳じゃないんですよ。
徹夜しても午前中は寝れること多いし。
1日中仕事してるわけでもないし。
仕事じゃなくて遊びに行く日もあるんだけど。

今日はなんにも用事がないって日が、
のんびり本読んでごはんつくってワイン飲んで終わりという日が、
「ああ今日は一歩もお外に出ませんでした。万歩計200」みたいな。
そんな贅沢で幸せな日々が、
私を~私を~私を待ってる~♪(←わかる?)と思っていたのに。

今日もまとめてバババーンと提出が3つあってね。
締め切りってどうして一緒にやってくるのでしょう。
始めた時はてんでバラバラなのに。。。
いつの間にかシンクロしてるの。
くすん。

けど会社員の時と比べたら、魂の開放度は全然違う。
それと余計なお金がかからない。
ランチ代3万円
面倒で清算してなかった交通費4万円
行かなきゃ良かった飲み会5万円
てな感じで。
今無収入なんですけど(お振込みは2ヶ月先の世界なの)、
なんだか気楽で大丈夫なんだよね。今のところ。
今だけ?

締め切りまであと4時間。
ブログ書いてて良いのか?良いよね。駄目?

こんな時って、普段は気にならないTVの画面の埃とか
どーにもこーにも気になるよね。
拭いてこよう。

拭いてきました。
せっかくなので、ぐるぐるぐると指でいろいろ模様を書いて
すっかり楽しんでから拭きました。
はぁ、スッキリ!
他に気になるところはございませんか?

・・・。
なーんて、やってる場合じゃないことは確か。

あれ?今日はフィギュアのフリープログラムの日?
もしかして見逃した?!

違いました。ほっ。

・・・。

今仕事したくなーい!!
でもやるの。
オトナだから。
偉いっ!

・・・。
もうなんにも浮かびませーん!

yell

2006年02月22日 | スタッフコラム
偉業を成し遂げるには
「才能」と「努力」と「幸運」が必要と言いますが。
その努力を支えるのは、「使命感」だと私は思います。
じゃなきゃ、正直やってられませんよね~

フィギア、堪能したっす!

2006年02月22日 | スタッフコラム
圧巻でしたね、サーシャ・コーエン。
最後のステップなんて「う~わ~、すっごーいっ!!」って。
鳥肌立ちました!ひとりでお家で拍手喝采。
衣装も可愛かったねー。
私が一番「かわいー」と思ったのはこの衣装。
配色も細かいビーズ使いも、まさにロシアのお人形さんって感じ。
やっぱり女の子はこうじゃなきゃねぇ。
良く似合ってました。

荒川選手も良かった。
スパイラルはやっぱりこの方が一番素晴らしいと思う。
あのバランス、ありえない。すごすぎ。
どんどん進化してて。
たっぷりと長い時間魅せてくれるのが嬉しい。
本当にありえないくらいに大変な技だと思うんだけど、
軽々とやっているように見せてくれるのが凄い。プロね~。
そして衣装。いつも思うけど今回もゴージャス。

村主選手の衣装も、スカートのグラデーションが
本当に綺麗だなあと思いました。
この方の演技はバレエを見ているようですよね。
特にスピン。氷の上とは思えない。
コインの上で回っているかのよう。うっとり。

会場の雰囲気も最高!
ジャンプに成功したら拍手喝采!
失敗したら「おおおお~」、でもすぐ拍手拍手
OK、OK、問題ない、どうってことないさ!
そんなラテンなノリにシビレました。

ジャッジもシビアだけど、とても公平だったように思う。
映像も最高。全くストレスなく見れました。
日本だと結構顔面アップーみたいなのが多くて
全身見せてー!と叫ばなければならないことがあるんだけど、
今日はおうちで見て良かった~って思いました。

あああ!
フリーが楽しみー!!

良いこと聞きました

2006年02月22日 | スタッフコラム
中学生の娘さんを持つ友人に面白い話を聞きました。

中学生語のひとつに。
「マジだ」ってのがあるんだって。
意味、というか使い方は・・・。

興味のない話題を振られたときに、
「マジだ」と言って終わりにするらしい。
逆に「マジだ」を言われたら、
「このネタに興味がないんだ」と合点して
話題をチェンジしなければならない。
そうやって会話を続けるそうです。

反対語に「マジで!」があり、これは私達の世代で言うところの
「うそっ(ほんとにー!)」と同じ使い方。

「マジだ」一言で会話を一旦分断しちゃうという技に、
一見冷たさを感じるところもあるにはあるが、
現代っ子らししクールな知恵だと、ちょっと感心した。

良いねそれ。

夕飯後、いつも決まってグダグダと憂ううちの親父に、
今日早速試してみよーっと。

オリンピックについて(お願い)

2006年02月21日 | スタッフコラム
今年のオリンピック。
日本がメダルを獲得していないので、
みなさまからいろんなご意見を伺うんですが。

お願い。
私に言わないで。

私はスポーツを見るのがかなり好き。
女性にしては結構見ている方じゃないかな。
オリンピック種目はもちろん、モータースポーツや格闘技も。
ゴルフもね。
ジャンルを問わず、なんでも見る。

アスリート達にしてみれば「結果が全てだ」ということは
重々分かっているつもり。

でも。
見ているだけの私にとっては、勝敗そのものよりも、
今目の前で繰り広げられている人間技とは思えない素晴らしい技の数々、
パフォーマンスこそが醍醐味。
その才能には、感嘆するばかり。
すごいよ、あんなことできちゃうなんて。ホントに。
そこに感動したいの。
サイドストーリーで盛り上げていただかなくても結構なの。

オリンピックは、そんな中でも世界トップレベルの技が
様々なジャンルまとめて見れてしまうビッグな祭典。
私にとっては、ものすごくハッピーな日々なんですよ。

だからね。
なぜメダルが取れないのか?とか、
選手より役員の方が多い選手団は税金の無駄遣いだとか、
視聴率がどうだとか、
近代オリンピックのあり方とは?とか、
選手の生い立ちがどうとかね。
そういったご意見を伺ったところで、コメントのしようが無い!のですよ。

だって私、そこは興味ないもん。
それじゃ駄目なの~?

良いじゃん。私は楽しく見てるの。
敵ながらアッパッレ!ってことも、あって良いじゃん。
そもそもそれがオリンピックなのでは?

はぁ。
もうご意見は聞きたくな~い。

あたしだって言わないでしょ?
こう見ろ!とかさ。わかってない!とかさ。
だからね。
私にも言わないで。
それぞれ楽しく見れば良いじゃん。

え~ん

膨らんでる

2006年02月20日 | スタッフコラム
昨夜から弟が遊びに来ている。
なぜだか今。私の仕事部屋で寝ている。
その寝姿が、デカイ・・。
小山のように盛り上がった布団を見て思った。
元々ガッチリしていたけど、
近頃は膨らんできたような。

そういう私も膨らんできた。
先日もデパ地下で楽しくショッピングしていたら
同行していた母に
「買うな!肉になる!」と言われた。

なんだか膨らんできた我が姉弟。
気をつけないとハリーポッターの映画みたいにプカプカ浮いてしまいそう。

午前中は仕事してないし、プールにでも行こうかな。



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プロセス・アイの感想文

2006年02月20日 | スタッフコラム
私の好きな本には、大きく分けて3つのパターンがある。

まずひとつは。
登場人物達がお互いにどう影響しあうプロセス。
予期せぬハプニングや偶然の重なりからもたらされる結末。
これをググっと一気に2、3時間で読ませてくれる本。
そこで展開される事柄にハラハラ・ドキドキしながらも、
所詮他人事という安全な位置で読んでいたい。
読書というより観察に近い感じ。
現実かと見紛う程に緻密な、仮想世界を見せて欲しい。
別に推理小説マニアって訳ではなくて、
自分にとって、子供でも良いんだけど、
いちいちリアルだな~と感じられるのが好き。

ふたつめは。
史実や良く知られる物語、実際に起こった事柄や人物についての、
著者ならではの解釈や表現を楽しむ本。
例えば「三国志」。
吉川英治、北方謙三、柴田錬三郎と読み比べてみると面白い。
昨年前半はこれにハマってました。
この場合は、読書というより観賞に近い感じ。
吟遊詩人、琵琶奏者、あるいは落語家が語るのを目の前で見ているような、
芝居でも良いんだけど、その圧倒的な表現力に引き込まれる。
強烈なインパクトを求めていたりする。
ビジュアルがばばーんと立ち上がってくるような。
ああ、この人はこんな風に表現するんだって、感動したい。
だから登場人物のリアリティよりも、
作家そのものの表現している様(芸)を見ようとしているんだと思う。

ここまでは読書の目的がそんな風なので、割と決まった作家さんの本を買っている。
中々冒険できない。ハズレもないけどね。
だから私は同じ本をDVDを再生・巻き戻しするように、
何度も読む方です。
そしてそんな風だから、登場人物に恋することはないし、
作家にファンレターを出したりすることもない。(同じ人間とは思えないよ)

みっつめは。
ガイドとして読む本。作家さん以外の本が多い。
建築・美術関係の本とか学者の方が一般向けに書かれた本など。
これはもう「衝撃的な出会い」が重要で、縁です。縁。
美術館や街、TVや雑誌、どこでもあるんだけど、
「な、なんだこれは!」というシビレルようなモノや言葉に出会った時、
「このビリビリはどこから来るのか?」が知りたくて本を買います。
だから美術書などは「綺麗な写真集」じゃ駄目で
(馬鹿だから眺めていてもわからないのですよ・・・)、
解説や作家のコメントなどが載っている黒いページがいっぱいあるのを選ぶ。
Amazonで買うときゃーギャンブルですよ~。

ビジネス書やノウハウ本は読みません。

おおっと!プロセス・アイの感想を書かぬまま1万字も書いてしまいました。
すみません!!

で。
プロセス・アイですが。
割と固定された目的で本を買ってる私は、
どの本であっても大概は上の3つのパターンに分類できちゃうんだけど。
プロセス・アイには参りました。
こんなの初めてです。無理。

この本から私が受けた印象は、ちょっと知っている程度の知人から、
思わぬキッカケで長い長い打ち明け話を聞いた、というイメージ。

もちろんこの物語はフィクションであるし、
著者である茂木健一郎さんについて私は
数冊の本やコメントに感動したり納得したりしてはいるものの、
その人と成りについては何も知らない。
私の中の勝手な作家像も確立できていない。
なのになぜ、そんなイメージを持ったのかが分からない。

だけど。
世界を舞台にダイナミックに展開される物語とは対照的に、
大きな川沿いの広大な芝生の上で、
相模湾を見下ろす小高い山に建つ隠れ家で、
都内にありながら贅沢な緑の庭園を見渡せる快適なホテルで、
落ち着いた雰囲気と旨い魚がある数件の居酒屋で、などなど、
私が知りうる限りの居心地の良い空間を転々と移動しながら、
いつもゴロンと横になって、
小さい声で話すちょっと知っている人の打ち明け話を
ただただ相槌を打って聞き続けているような感覚から
抜け出すことができなかった。

コメントやアドバイスなんかできない。
求められていないことを感じるから。
拒絶されながらもただ聞くしかないのだ。
彼が語る魅力的な人々のように振舞えないことを残念に思ったり、
彼が見た美しい風景を想像し焦がれてみたり、
彼の失望や孤独の深さに、何の答えも見出せない自分を羞じたりしながら、
それでもどこかに居心地の良さを感じていて、
いつまでもこの時間が続けば良いのにと思っている。

なんなんでしょ?
自分で書いていて「これは恋では?」と思ったところですが。
いやいやフィクションですから。
茂木先生が「彼」な訳でなく、
この物語の語り手がそれだけ魅力的だった言う話。
(で、良いんだよね?)

でも今まで、
「ホント凄いな~!超満足。お腹いっぱい。」と、
ライブを見た後のように感動した経験は多々あるのだが、
こんな風に感じたことは一度もない。
不思議。

そんなわけで。
どの章のどんなエピソードが良かった、ここが面白かったという風には
どうにもこうにも書けないのです。
だってさ。
人の打ち明け話をペラペラ喋っちゃったらマズイっしょ?

おしまい。



プロセス・アイ

徳間書店

ええ!あらすじ紹介も無し?なんだよ、ちっ!!とご立腹なママは、下のコメント&Amazonでチェック!銀鏡反応さん、ありがとう!助かりました!!

Wonderful!Waterfall?(表参道ヒルズの感想文)

2006年02月19日 | スタッフコラム
★愛犬写真募集中!★

表参道ヒルズに行って参りました!

いつもならザ・アジアなJR原宿駅から一本折れると現れる
ヨーロッパ的な表参道の美しい石畳のスロープ。
それが。なんということでしょう!(分かる?)
人・人・人。人の頭の色で墨を引いたように真っ黒に染まっておりました!
前回紹介した書道家の吉川壽一氏のブログには、
『人と人・人と空間・人・発信・メディアシップ・の文字が発見できた』
とありましたが、私には『日本人は黒髪の民族です』という
中学校の英語の教科書に出てきそうなフレーズしか発見しかできそうにない。
安藤建築の空間に浸る目論見は達成されないかも・・・。

待ち合わせ場所に先に到着していたトモママ(私、予想通り起きられませんでした!)、
あまりのヒトゴミにエントランス入り口付近で
「駄目。もうモタナイかも。」とボヤいておりました。
同感です。

それでも。頑張って見てきましたよ。
最近「犬ブログ」もとい「雑食ブログ」とのご意見も多々ございますが、
いえいえわたくしどもは「犬ブログ」でございますから、まず、
ドッグブティック「Hannari」をレポートしましょうぞ!
ほら見て!
写真もちゃんと撮ったしぃ~。

Hannari FIORUCCI 写真
写真はイタリアのブランド「FIORUCCI」のもの。
麻子ママが「カワイイ~。
さすが。デザイン良いね。」
と言ってました。
お値段も案外お安いの。

私と言えば、美しいドッグトルソーに目を奪われておりました。
なんて立派なトルソーちゃんなんでしょう。
欲しい・・・。このつるんとスベスベのトルソー。

表参道 犬
そしてこれがお目当ての
リメイクオーダーメイド工房の写真。
ジーンズを持ち込むと、ワンちゃん服にリメイクしてくれるんだって。
縫製価格は1万円ほど。パターンメイドです。

デザイン的には「FIORUCCI」と比べちゃうと
ちょっと。ねえ。
う~ん、でもこの工房の設え。
なんかどこかのお店を連想させませんか?

その答えを、セレブママ御用達の正真正銘の犬ブログ熊猫茶庵で見つけました。
な~るほど。納得、納得。
リンクしてみてね~。
一刀両断、リアルなご意見満載です。


さて。
楽しみにしていた安藤忠雄氏の設計空間ですが。
ヒトゴミでとても建築に浸るどころではありませんでした。
「Hannari」でポメラニアンのムーちゃんへのお土産に、
「キモノウエア(4,800円)」を1着購入し、
早々に脱出する有様。

でもね。
地下3階から続く大階段を昇りきり
青山エントランスから地上に出て
表参道のスロープを246へ向かう途中。

もう人を見るのがウンザリで、
歩道に敷き詰められた様々な美しい石の色々を
じっと見ながら歩いていたのだが、その色彩の連なりが、
表参道ヒルズを貫く大階段の石の配色と
ほぼ同じパターンであることに気付いたの。

エッシャー?
「Waterfall」じゃない?
そう思いました。

246から表参道に折れ、ゆるやかな坂を下ると、
滑らかな曲線を描いて連続する石畳の線上同潤館の脇に、
小さくクチを開けた小道を発見する。
冒険心を刺激され誘われるように細い坂を下ると、
徐々に道幅は広くなりやがて巨大な空間が出現する。
それを取り囲むスパイラルスロープには、
ハイエンドなブティック、ギャラリー、カフェが立ち並ぶ。
ウインドウショッピングを楽しみながら
緩やかな勾配をくるくると上昇し、最上層に辿り着いたとき、
そこが地上から僅か3階の高さであることに唖然とする。

そんなM.C.エッシャーさながらの不思議な世界が
体験できるかもしれません。
今は無理だけど。
あと3ヶ月位したら。

今はね。優雅なスパイラルスロープが、エッシャーではなくて
巨大な人造人間製造機のベルトコンベアのように見えます。




表参道ヒルズ
*オマケ*
M.C.エッシャー/Waterfall(永遠の滝)
美術の教科書にも載ってるの。
覚えてますかー?
表参道と表参道ヒルズの連続した石畳が、
この絵の流れる水のように感じました。



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会話。男と女の違いについて

2006年02月18日 | スタッフコラム
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表参道ヒルズから帰って来た私を、母が待ち構えていてこんなことを言った。

今日ね、お友達のお宅にみんなで集まってお喋りしてたのね。
そうしたら、そこの家の娘さんが、

ママ達、何について話してるの?何が言いたいのかさっぱり理解できない。

なんて言うのよ~。不思議なこと言うわよね。
楽しく世間話していただけなのに。
何が分からないのかしら?

そのお嬢さんは私も良く知っている。
最近は会ってないけど、弟の同級生で子供の時は何度も一緒に遊んだ。
シュガークラフトの勉強の為にドイツに渡り経験を積み、
最近帰国して東京のホテルでシェフパティシエとして働いていると
聞いている。

利発でサバサバした彼女らしい発言だなと、思わずニンマリした。

それはねお母さん。今度会ったら言っておいて。
別に悩むことじゃなくてさ。
女同士の会話は『しりとり』なんだよって。

男性同士の会話は、グラフで言うとY軸上で展開される。
1つのテーマについて、持論をぶつけ合うコミュニケーションだ。
持論じゃなくて受け売りの場合も多いんだけどね。
お互い一歩も譲らず、いっこうに決着を見ない。
熱い戦士達は再試合を誓いお開きとなる。
結局勝敗は延々と次回へと持ち越されることになるんだけどね。
例えばこんな感じ。

ライブドアについてどう思う?
問題の根本は○○にあると僕は思うな。だって・・・
いやいやそれは違うだろう。まず○○について議論するべきなんじゃない?
その意見には大方賛成。だけどそれだけじゃ○○は説明できない。
そもそも・・・・

と言った感じ。

一方、女性同士の場合。
キーワードを繋ぐ「しりとり」形式で会話は進行する。
延々と描かれたスパイラルは、誰かが「ん」と言うまで尽きることはない。
例えばこんな感じ。

ライブドアについてどう思う?
あれはホリエモンが悪いのよ。「TV」に出すぎよ。
「TV」と言えば、最近始まった「ドラマ」見た?
ああ、あの「ドラマ」ね。「タッキー」が出てるやつでしょ?
「タッキー」って「チョコレート」が好きらしいよ。
うっそー!「チョコ」食べたら太るじゃん。「ダイエット」してるのかな?
○○ちゃん「ダイエット」で痩せたよね~。「ジム」にも通ってるらしいよ。
あたしの「ジム」に変な人がいてさー!
・・・・

てな具合。

どっちが正しいとかではなく、コミュニケーションの目的が違うのだろう。

私がこれを”発見”したのは数年前。
居酒屋で女同士で楽しく盛り上がっていた時。
後から1名、当時部下だった超ナイスな男の子を呼んだ。
「美味しいご飯ご馳走するから、車で迎えに来て~」と。
彼を仮にY君としましょう。

Y君は美人で有名な女性作詞家の付き人をしていたことがあり、
彼女に女性の扱いを徹底的に仕込まれていたので、
ものすごーく気が利くのです。
なんでも「女にエクスキューズはいらない」と叩き込まれたんだそうです。
ナイスです、作詞家先生!

その時も好き勝手に盛り上がるお姉様達の会話を、
美しいマナーで食事しながら注意深く見守っていたY君。
なんせ「言われる前に」ツマミもお酒もオーダーせねば、と
ワンコのように気配を察する習性が身に付いているので、
その辺の男子のように、
タバコ吸いながら別のテーブルの美女に目を奪われているわけには
断じていかないのです。

さてさて。会話も尽き、お開きになった後で。
Y君ご自慢のBM(なんかホストみたいだけど、違うのよ)で、
お家まで送ってもらっている車中。Y君が言いました。
「ひとつ質問しても良いですか?」
ええ、かまわなくてよ。

「さっき話してたこと。全部覚えているんですか?」

んん?何をいきなり。なぜそんなことを聞くのか、理解できませんでした私。
Y君曰く、
展開が速すぎて、僕ついて行けませんでした。返事する暇もなかった。
だそうです。

わっはっは!そう言うことね。
爆笑しちゃいましたよ!
ただ情報交換してるだけ。仕入れて出す、みたいな感じ?
意見なんて求めてないもーん。
しりとりみたいなもんよ。しりとり。

Y君。笑ってました。
「なるほど。山手線ゲームですね。
 じゃあ僕は、毎回「ドボン」で良いんですね。良かった。」だって。
うん近い。カシコイ、カシコイ。

その時に気付いたの。
そう言えば男子と女子の会話って違うな~って。
それからは、飲み会なんかでは注意深く、
女の子の会話が延々とスパイラルを描き、
男の子の会話がY軸上で展開されるのを観察・確認し、
うん、やっぱりと。
確信を深めて今日に至るのでした。

でもさ。
女性の場合、歳をとってくると「しりとり」のルールさえ無視で、
ただひたすら自分の思いついたことをクチにするようになるよね。
母を見ててそう思う。そして自分にも。
それで楽しくてスッキリしちゃうからさ、
男性もしくは男性っぽい志向の人には
理解不能マークが点灯しちゃうんだろうね~。ははは!おもしろーい。

男子に「女のお喋りは手に負えない」と言われたら、
「しりとりしてんのー!」と言ってやりましょう!

そして「いつまで喋ってるんだ」と言われたら、
「『ん』が出るまでに決まってるでしょ。そんなの子供だって知ってるわよ!
邪魔しないでっ!」と一括してやろうぜ!



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