「企業を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」
皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。
今日は、ペイオフマトリックスを使って議論を収束させる2つの方法について紹介します。
一般に、議論は発散と収束という2つのフェーズにわけて議論を行うと、多くの出席者の納得感が得られる結論を導くことができます。
発散フェーズ時は、自由に議論を広げて多くのアイデアを集めます。
それに対して収束時は、広がった議論を整理して、実現可能であろう形にまとめるのです。
たとえば、診断士試験のようなある程度のボリュームのある資格試験の勉強方法についてAさん~Eさんの5人が話し合うとしましょう。
試験に受かるという成果を得るためには、効率よく勉強する他に、勉強を続けやすいかどうかという要素も検討する必要がありそうです。
また、お金を無駄にしないために、費用の分析もしておきたいところです。
そこで、以下のようなペイオフマトリックスを使って、色々な受験方法について比較することにしました。

さて、受験校で(生講義ではなく)DVDを見るという方法はどうか検討します。
AさんからBさんまで、自分はなぜそう考えるのかを説明を加えながら、各自思い思いの場所に付箋などを置いていきます。
人の話を聞いて意見が変われば、「私もそんな気がしてきた」と自分の付箋を動かすのも有りです。
こうして、付箋を並べてみると、意見の集約度や意見の違いの度合いが視覚的に明らかになります。
たとえば、上の受験校DVDはだいたい黒丸で囲んだあたりが皆の意見の中心であり、意見の相違も小さいことから、ファシリテーターは皆の同意を得た上で「期待度2コスト3」のところに「受験校DVD」の付箋を置きます。
ここまでは、KJ法というアイデア集約方法の応用です。
そして、こうして他の勉強方法についても同様に検討していきます。

みんなで話し合って、各勉強方法の配置が決まりました。
こうしてプロットされた勉強方法のなかでは、費用がかからなくて成果が見込める方法が一番良いわけですから、この議論の中では勉強会を開催するという選択肢が参加者全員の意見としてクローズアップされたわけです。
以上、例として勉強方法を話し合う過程を考えてみました。
このように、KJ法とペイオフマトリックスを組み合わせると、意見と意見の距離や意見の大勢が見える化され、参加者の納得感が得られやすい意見集約ができます。
※関連記事とこの記事のカテゴリー
KJ法は発散と収束の統合
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AさんからBさんまで、自分はなぜそう考えるのかを説明を加えながら、各自思い思いの場所に付箋などを置いていきます。
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こうして、付箋を並べてみると、意見の集約度や意見の違いの度合いが視覚的に明らかになります。
たとえば、上の受験校DVDはだいたい黒丸で囲んだあたりが皆の意見の中心であり、意見の相違も小さいことから、ファシリテーターは皆の同意を得た上で「期待度2コスト3」のところに「受験校DVD」の付箋を置きます。
ここまでは、KJ法というアイデア集約方法の応用です。
そして、こうして他の勉強方法についても同様に検討していきます。

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