ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
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あの日のまちかど第24景 仙台市蒲生

2019-05-12 22:38:21 | ゆるゆる歩き:町や通り

震災前は豊かな田んぼの風景だった。

10年前の今日、蒲生でアマサギを見かける。


(2009年5月12日撮影:仙台市蒲生付近)

 

田植えの最中、水を張った田んぼに苗が植わっていく。

人が作業する傍で、アマサギは餌をついばんでいた。

 

(2009年5月12日撮影:仙台市蒲生)

 

背後にうっすら見えるのは、南蒲生浄化センター。

この辺りも、震災で津波に襲われた。

 

震災から3年後、この辺りは、どこもかしこも除塩と整備工事中だった。


(2014年撮影:仙台市蒲生付近)

 

この辺りは、かつての風景と少し違った形で再生していく。

かさ上げ道路が通り、農地も大規模施設園芸のハウスなどもできている。

 

作付けが変わっても、再び豊かな自然環境が戻ることが大切。

良い農地は、豊かな海につながるのだから。