goo blog サービス終了のお知らせ 

ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
他所で見る東北の足跡や繋がり、町の今昔や輝きを発信。

あの日のまちかど第17景 荒井から仙台空港 

2019-03-21 16:18:07 | ゆるゆる歩き:町や通り

震災翌年、7年前の今日は荒井から仙台空港への道を通った。

津波で酷い有様だったが、救援のために、いち早く再開した仙台空港。

2012年3月21日撮影:仙台空港1階にあった展示。

復旧までの努力や各地からの励ましと共に、柱には当時の浸水深さが表示されていた。


津波が押し寄せた仙台空港は、水が引いた後も大量の漂流物で覆われた。

早々に、米軍と自衛隊が協力して片付けに粉骨砕身。

すぐに土木事業者らが加わって尽力し、物資運搬や救援活動を支えた。

 

海沿いの県道を通ると、壊れた建物が点在するのが見える。

解体や片付けなどの工事車両も見かける。


2012年3月21日撮影:県道10号線沿い


荒浜から少し内陸の荒井地区では、新しい地下鉄東西線の駅建設計画が進められていた。

2012年3月21日撮影:地下鉄東西線の荒井駅建設予定地。囲いがなされ、工事が進む。


辛抱強く、日々を重ねる。

厳しい長い冬を繰り返し越すように、東北人は、辛抱強く生きる。


サクラサク

2019-03-20 22:53:37 | ゆるゆる歩き:町や通り

今日(3月20日)、白金台の自然教育園前にあるソメイヨシノが開花していた。

日中の気温が20度に達し、風が心地よく汗ばむ陽気だった。

 

2019年3月20日15:59撮影

 

昼下がりに、自然教育園内で素朴な草花を愛で、七つ下がりには、入り口前のソメイヨシノが咲いているのに気が付いた。

 

一輪かと思ったら、よく見ると、まとまって咲く花のついた枝があったのだった。

 

 2019年3月20日15:57撮影

2019年3月20日15:58撮影

 

靖国神社にある、東京都の標本木は開いた花もあったが開花宣言には至らなかった様子。

暖かい気候が続くようなので、明日21日には開花となるのではなかろうか。


あの日のまちかど 第16景 仙台市本町

2019-03-19 21:39:39 | ゆるゆる歩き:町や通り

6年前の今日、この道のこの店に寄った。

仙台市本町の、仙台こうれん。

2013年撮影

 

この店のごま煎餅が好きで、度々買っていた。

その数か月後に、ゴールデンイーグルスの優勝パレードを見た後もだ。


一昨年、2017年正月に暖簾を下したのが、残念であった。


だがしかし、昨年夏頃から、この店は生まれ変わって暖簾を上げたという。

「餅いさの」という店。

煎餅はもう無いが、餅やおこわ等が食べられる店になった。

転勤先にて、仙台に帰った際の、楽しみが増えたと嬉しく思う。

 


震災とこの8年を思って

2019-03-11 21:07:27 | ゆるゆる歩き:自然

あの日を悼み、良き未来を祈る。

↑2011年4月14日撮影:名取市小塚原。閖上がすぐそこ。

沢山の漂流物が散乱した中に、捜索する人の姿があった。

 

↑2011年4月2日撮影:仙台市若林区深沼方面。

一番奥、震災前は海沿いをびっしりと縁取っていた防潮林がまばらに。

調整区の田んぼの向こう、左奥の防潮林手前には家々が並んでいたが無くなっている。  

 

 

↑2011年10月26日撮影:南三陸町。

志津川病院と高野会館やサンポートが、建造物の破片の山と共に残っていた。

 

↑2011年10月26日撮影:南三陸町の旧防災庁舎。

    

 

↑2012年2月14日撮影:気仙沼市鹿折地区。

大型の船さえも津波は押し流し、しばらく船は陸に乗りあがったままだった。

 

↑2012年2月14日撮影: 気仙沼市鹿折地区。津波後、大規模火災発生。

炎に包まれながら、歩道橋が残っていた。

 

 

 

 

 

↑2014年3月11日撮影:仙台市勾当台公園市民広場。献花のために並ぶ人々。

 

↑2017年7月13日撮影:名取市閖上。日和山の向かいに慰霊碑がある。

 慰霊碑は、2014年8月建立。「種の慰霊碑 芽生えの塔」と名付けられた。

 

↑2017年7月13日撮影:名取市閖上。手前が名取川堤防。

左が港付近で工場、右には数棟の災害公営住宅が見える。災害公営住宅は、共同住宅のそばに戸建てもある。

 


あの日のまちかど第15景 仙台クリスロード

2019-03-07 17:28:36 | ゆるゆる歩き:町や通り

震災翌年、7年前の今日のまちかど。

仙台市中心部のアーケード街。

3.11が近づき、ここに生きる子らの、思いを示す幕が掲げられていた。


撮影:2012年3月7日 仙台市クリスロード商店街

 

私ら大人も、同じ思いだ。

この子らが、将来の希望を抱いて進めるようにしたい。

 

東日本大震災から8年目も目前の今。

まだまだ復興には至らない東北。


だけど、しぶとくいくべ。


ゆるぐねぇども、やめるわげにいがね。

んだって、東北はいい所なんだもの。