今日の昼間、久しぶりに知人男性3名と、政治絡みの討論を行いました
意見を戦わせてみて、大きく意見の違う部分があるというのは興味深い反面、とてももどかしい一面もありました
前回の日記にて、私は「アメリカの本質は国家ではなく実態は企業である」と述べましたが本当にその通りだと思います
そのことについても、今日は(もう昨日になりますが)意見を戦わせました
いま私は、日本の国家の体質そのものがアメリカ的な企業国家の影響を強く受けており、とくに若い世代の人たちが
「勤勉に働くよりも、手っ取り早くお金を増やす方法」として、投資に興味を持つ人が増えていることに、危機感を覚えています
特に最近思うのが、コツコツと努力して基礎研究や技術を積み上げて成功していく、従来の日本的企業経営のあり方から
株式を取得して、手っ取り早く他社から技術を奪っていく、アメリカ型の投資家によるM&A的な資本主義経営に、企業の形が変わりつつある
ここが、最も大きな日本の危機であると思っています
つまり、「楽をして儲ける、手っ取り早くお金を稼ぐ」こうした考え方がスマートで賢いように見えるため
日本の国民性が投機的になっており、勤勉さが失われつつあるのではないか?と、私は思っていて、そのことに危機感があるのです
私はそのことを御三方に伝えたかったのですが、上手く伝わらなくて、もどかしい思いをしました
その原因は、最近では小泉構造改革あたりから始まったと、私は思っています
度重なる会社法の改正によって、会社のM&Aが加速し、「誰かの技術やノウハウを丸ごと奪う」ことが当たり前になりました
私は、M&Aがすべてだめだとは思いません
しかしながら、国が、起業家を育てるんじゃなく、手っ取り早い技術やノウハウの乗っ取りを奨励することは
はっきり言って、国を亡ぼすもとになると思っています
今の世界のスーパーパワーであるアメリカにおいては、残念ながら製造業は完全に廃れてしまった状況です
それは、国そのものが企業化し、技術を育てることを奨励しないで、金融による投機ビジネスを奨励してしまったからだと思います
もちろん、そこに反論のある方もいらっしゃるとは思います
しかし、今のアメリカが世界のスーパーパワーから転落する可能性がでてきて、非常に危うい状況になりつつあるのはなぜかと言うと
ドルの価値を支えてきたエネルギー支配体制、つまり石油利権によるドルの優位性が崩壊しつつあるからです
金融(通貨)の価値を維持するためには、その価値を支えるだけの「何か」がなければなりません
今のアメリカはバイデン政権以降、アフガンにおける、まるで敗戦のような撤退劇にはじまり
ロシア・ウクライナ戦争であれほどの支援を行ったにもかかわらず、一向に戦況が上向かず、ロシアに敗北を喫し続けていて
世界的に見たアメリカの軍事的影響力は、今現在も急速に低下し、崩壊しつつあります
これがドルの価値を崩壊させる誘因因子になっています
日本人は、この「金融(通貨)の価値を支える何か」に気がつかないといけないと思います
アメリカのマネをしていたらダメなんですよ。。。投機にうつつを抜かしていたらダメなんです
日本の通貨である円の価値を支えているのは「製造業の強さ」なんです。。。これは、多くの人がその通りだと納得するでしょう
ところが。。。です
かつての半導体大国であった日本の面影は、今は見る影もなく。。。。
かつて「日本においては、物を作るための部品はすべて自前で調達できる」といわれた時代は終わりました
製造業が技術的に他国に依存するようになってしまっては、円の価値は支えられない。。。。
今の政治家に、このことがちっとも理解されていないことに、私は本当に悲しい思いでいっぱいなのです
おそらく、心ある官僚の方々にはこんなことは自明であって、歯がゆい思いをされている方は沢山いらっしゃるでしょう
でも、今の日本の政治家は全然ダメですね
もうね、日本には狐とか狸とか、人を騙したり欺いたりする政治家は必要ありません
正直さと勤勉さ
これが国民に必要な精神だと理解し、勤勉な努力をする者が報われるための法整備ができる政治家
こういう政治家が必要なんですよ
デジタル庁を創ったり、マイナンバーをごり押ししたり、国民に投資を勧めたり、わけわからんLGBT法を強行採決させたり
こういう馬鹿な政治家はもういらない。。。。本当にそう思いますね
意見を戦わせてみて、大きく意見の違う部分があるというのは興味深い反面、とてももどかしい一面もありました
前回の日記にて、私は「アメリカの本質は国家ではなく実態は企業である」と述べましたが本当にその通りだと思います
そのことについても、今日は(もう昨日になりますが)意見を戦わせました
いま私は、日本の国家の体質そのものがアメリカ的な企業国家の影響を強く受けており、とくに若い世代の人たちが
「勤勉に働くよりも、手っ取り早くお金を増やす方法」として、投資に興味を持つ人が増えていることに、危機感を覚えています
特に最近思うのが、コツコツと努力して基礎研究や技術を積み上げて成功していく、従来の日本的企業経営のあり方から
株式を取得して、手っ取り早く他社から技術を奪っていく、アメリカ型の投資家によるM&A的な資本主義経営に、企業の形が変わりつつある
ここが、最も大きな日本の危機であると思っています
つまり、「楽をして儲ける、手っ取り早くお金を稼ぐ」こうした考え方がスマートで賢いように見えるため
日本の国民性が投機的になっており、勤勉さが失われつつあるのではないか?と、私は思っていて、そのことに危機感があるのです
私はそのことを御三方に伝えたかったのですが、上手く伝わらなくて、もどかしい思いをしました
その原因は、最近では小泉構造改革あたりから始まったと、私は思っています
度重なる会社法の改正によって、会社のM&Aが加速し、「誰かの技術やノウハウを丸ごと奪う」ことが当たり前になりました
私は、M&Aがすべてだめだとは思いません
しかしながら、国が、起業家を育てるんじゃなく、手っ取り早い技術やノウハウの乗っ取りを奨励することは
はっきり言って、国を亡ぼすもとになると思っています
今の世界のスーパーパワーであるアメリカにおいては、残念ながら製造業は完全に廃れてしまった状況です
それは、国そのものが企業化し、技術を育てることを奨励しないで、金融による投機ビジネスを奨励してしまったからだと思います
もちろん、そこに反論のある方もいらっしゃるとは思います
しかし、今のアメリカが世界のスーパーパワーから転落する可能性がでてきて、非常に危うい状況になりつつあるのはなぜかと言うと
ドルの価値を支えてきたエネルギー支配体制、つまり石油利権によるドルの優位性が崩壊しつつあるからです
金融(通貨)の価値を維持するためには、その価値を支えるだけの「何か」がなければなりません
今のアメリカはバイデン政権以降、アフガンにおける、まるで敗戦のような撤退劇にはじまり
ロシア・ウクライナ戦争であれほどの支援を行ったにもかかわらず、一向に戦況が上向かず、ロシアに敗北を喫し続けていて
世界的に見たアメリカの軍事的影響力は、今現在も急速に低下し、崩壊しつつあります
これがドルの価値を崩壊させる誘因因子になっています
日本人は、この「金融(通貨)の価値を支える何か」に気がつかないといけないと思います
アメリカのマネをしていたらダメなんですよ。。。投機にうつつを抜かしていたらダメなんです
日本の通貨である円の価値を支えているのは「製造業の強さ」なんです。。。これは、多くの人がその通りだと納得するでしょう
ところが。。。です
かつての半導体大国であった日本の面影は、今は見る影もなく。。。。
かつて「日本においては、物を作るための部品はすべて自前で調達できる」といわれた時代は終わりました
製造業が技術的に他国に依存するようになってしまっては、円の価値は支えられない。。。。
今の政治家に、このことがちっとも理解されていないことに、私は本当に悲しい思いでいっぱいなのです
おそらく、心ある官僚の方々にはこんなことは自明であって、歯がゆい思いをされている方は沢山いらっしゃるでしょう
でも、今の日本の政治家は全然ダメですね
もうね、日本には狐とか狸とか、人を騙したり欺いたりする政治家は必要ありません
正直さと勤勉さ
これが国民に必要な精神だと理解し、勤勉な努力をする者が報われるための法整備ができる政治家
こういう政治家が必要なんですよ
デジタル庁を創ったり、マイナンバーをごり押ししたり、国民に投資を勧めたり、わけわからんLGBT法を強行採決させたり
こういう馬鹿な政治家はもういらない。。。。本当にそう思いますね