アメリカもイギリスも、本当に素晴らしいですね
世界恐慌に突入しそうな今の状況を鑑みて、緊急の経済対策を、本当に突貫で行っています
アメリカでは緊急経済対策のその規模、なんと220兆円です
対GDP比率にすると、なんと10%です
これ、日本のGDP比率に換算すると、50兆円規模となります
めちゃくちゃすごい額ですよね!!
しかも、イギリスでも同額の経済対策対GDP比10%、ドイツもほぼ同額になりそうです
しかも、アメリカは3月末までに実施する予定とか。。。。
さすがトランプ氏は経済対策の緊急性を深く理解しています
日本ではコロナウイルス対策で手一杯の様子ですが
コロナウイルスによる死者は数十人から数百人
しかし、大不況、恐慌による死者は、おそらく10万人規模になります
国民の生命を守るのは、ウイルス対策だけではなく、経済対策もまたしかり、なんですね
私は前々回、政府による直接的経済援助はあまり同意できないと言いましたが
物事にはやはり例外があります
今の状況、多くの企業、それも中小企業が経営の危機に瀕しているとき
やはりカンフル剤として直接的な支援を”しなければならないとき”
これはあります
その時には、”政府にしかできない仕事”として、徹底的な経済対策を打つのも
「小さな政府の仕事」です
小さな政府とは、本当は”理念”を言っているんですね
「政府は民間に活力があるときには、その活力を奪わず、自主性を尊重し、補助的な仕事に徹する」
「民間の活力を奪いそうな規制が多すぎる時はその規制を取り除く」
「地震や疫病による大不況、恐慌などの緊急事態には、”民間が自分の足で歩けるようになるまで”徹底支援をして経済を支える」
こういうのが、小さな政府の理念「政府にしかできない仕事をする」なんです
だらだらとした配給。。ベーシックインカムなどを考えるのが小さな政府ではないんですね
そして
トランプ大統領はよく”リバタリアン”や”新自由主義”であるように言われますが
本当はそうではないと思います
何もかも民間に任せておけば上手くいく、というように考えている訳じゃない
今回の一件を見てもそれが分かると思います
トランポノミクス
Trumponomics
私は上↑のトランポノミクスという書籍を多くの人にご紹介しています
今日はトランポノミクスから、少し抜粋をしてご紹介します。英語版から抜粋です
Chapter3 Obamanomics and the Assault on Growth
第三章 オバマノミクスと成長に対する攻撃
TRUMP'S TURN トランプの番だ より
When Steve worked at the Wall Street Journal he used to meet routinely with the men and women who run so many of the great American Fortune 100 companies.
スティーブ・ムーア(トランプ大統領の経済アドバイザーであり著者の一人)が ウォール・ストリート・ジャーナルに勤めていたころ、彼は「フォーチュン(社)が選ぶアメリカの偉大な100社」の企業を経営する男女の経営者に定期的に会っていました。
Throughout the first five years of the Obama presidency, he would often ask these CEOs "Your company is profitable, the stock price is doing well, you've got a lot of cash on hand, so why aren't you reinvesting this money into growing your company?"
オバマ政権の最初の5年間を通じて、彼(ムーア)は面会したCEOたちにしばしばこう尋ねました「あなたの会社は非常に利益を上げている、株価も上がっているし、あなたも沢山のお金を手にしたことでしょう、なのに、なぜあなたはそのお金を会社の成長のために再投資しないのですか?」
The answer was almost always the same: that four-letter F word, fear.
答えはいつもほとんど同じでした:四文字のF(fear)つまり”恐怖”だったのです
They were worried about what Washington would do next to them.
彼らは、次にワシントンが何をしてくるのか?ということに困り果てていました。
These companies had lived through a machine-gun torrent of policy bullets aimed at their balance sheets.
これらの企業たちは、彼らのバランスシートを狙った、まるでマシンガンの連射のような政策弾丸の中を生き抜いてきました。
Tax increases. A regulatory assault. Obamacare.
増税あり。規制という攻撃あり。オバマケアあり。
引用終り
上記引用のように、オバマ時代は、企業に対して増税や規制が沢山課せられ
アメリカ企業は、恐怖で縮こまり、自己防衛のために投資を控えていました
将来的にどうなるかわからないという恐怖心が、設備投資を控えさせ、経済を冷え込ませていた訳です
著者いわく、企業の設備投資と雇用には完全な因果関係があり
企業が設備投資を増やさなければ、雇用も賃金も増えない
ここからトランポノミクスはスタートしているわけです
今の日本政府のやっているような消極的な経済対策で、果たして国民や企業が
将来を楽観視できるのでしょうか?
ここをこそ今、問わねばならないと私は思います
世界恐慌に突入しそうな今の状況を鑑みて、緊急の経済対策を、本当に突貫で行っています
アメリカでは緊急経済対策のその規模、なんと220兆円です
対GDP比率にすると、なんと10%です
これ、日本のGDP比率に換算すると、50兆円規模となります
めちゃくちゃすごい額ですよね!!
しかも、イギリスでも同額の経済対策対GDP比10%、ドイツもほぼ同額になりそうです
しかも、アメリカは3月末までに実施する予定とか。。。。
さすがトランプ氏は経済対策の緊急性を深く理解しています
日本ではコロナウイルス対策で手一杯の様子ですが
コロナウイルスによる死者は数十人から数百人
しかし、大不況、恐慌による死者は、おそらく10万人規模になります
国民の生命を守るのは、ウイルス対策だけではなく、経済対策もまたしかり、なんですね
私は前々回、政府による直接的経済援助はあまり同意できないと言いましたが
物事にはやはり例外があります
今の状況、多くの企業、それも中小企業が経営の危機に瀕しているとき
やはりカンフル剤として直接的な支援を”しなければならないとき”
これはあります
その時には、”政府にしかできない仕事”として、徹底的な経済対策を打つのも
「小さな政府の仕事」です
小さな政府とは、本当は”理念”を言っているんですね
「政府は民間に活力があるときには、その活力を奪わず、自主性を尊重し、補助的な仕事に徹する」
「民間の活力を奪いそうな規制が多すぎる時はその規制を取り除く」
「地震や疫病による大不況、恐慌などの緊急事態には、”民間が自分の足で歩けるようになるまで”徹底支援をして経済を支える」
こういうのが、小さな政府の理念「政府にしかできない仕事をする」なんです
だらだらとした配給。。ベーシックインカムなどを考えるのが小さな政府ではないんですね
そして
トランプ大統領はよく”リバタリアン”や”新自由主義”であるように言われますが
本当はそうではないと思います
何もかも民間に任せておけば上手くいく、というように考えている訳じゃない
今回の一件を見てもそれが分かると思います
トランポノミクス
Trumponomics
私は上↑のトランポノミクスという書籍を多くの人にご紹介しています
今日はトランポノミクスから、少し抜粋をしてご紹介します。英語版から抜粋です
Chapter3 Obamanomics and the Assault on Growth
第三章 オバマノミクスと成長に対する攻撃
TRUMP'S TURN トランプの番だ より
When Steve worked at the Wall Street Journal he used to meet routinely with the men and women who run so many of the great American Fortune 100 companies.
スティーブ・ムーア(トランプ大統領の経済アドバイザーであり著者の一人)が ウォール・ストリート・ジャーナルに勤めていたころ、彼は「フォーチュン(社)が選ぶアメリカの偉大な100社」の企業を経営する男女の経営者に定期的に会っていました。
Throughout the first five years of the Obama presidency, he would often ask these CEOs "Your company is profitable, the stock price is doing well, you've got a lot of cash on hand, so why aren't you reinvesting this money into growing your company?"
オバマ政権の最初の5年間を通じて、彼(ムーア)は面会したCEOたちにしばしばこう尋ねました「あなたの会社は非常に利益を上げている、株価も上がっているし、あなたも沢山のお金を手にしたことでしょう、なのに、なぜあなたはそのお金を会社の成長のために再投資しないのですか?」
The answer was almost always the same: that four-letter F word, fear.
答えはいつもほとんど同じでした:四文字のF(fear)つまり”恐怖”だったのです
They were worried about what Washington would do next to them.
彼らは、次にワシントンが何をしてくるのか?ということに困り果てていました。
These companies had lived through a machine-gun torrent of policy bullets aimed at their balance sheets.
これらの企業たちは、彼らのバランスシートを狙った、まるでマシンガンの連射のような政策弾丸の中を生き抜いてきました。
Tax increases. A regulatory assault. Obamacare.
増税あり。規制という攻撃あり。オバマケアあり。
引用終り
上記引用のように、オバマ時代は、企業に対して増税や規制が沢山課せられ
アメリカ企業は、恐怖で縮こまり、自己防衛のために投資を控えていました
将来的にどうなるかわからないという恐怖心が、設備投資を控えさせ、経済を冷え込ませていた訳です
著者いわく、企業の設備投資と雇用には完全な因果関係があり
企業が設備投資を増やさなければ、雇用も賃金も増えない
ここからトランポノミクスはスタートしているわけです
今の日本政府のやっているような消極的な経済対策で、果たして国民や企業が
将来を楽観視できるのでしょうか?
ここをこそ今、問わねばならないと私は思います