暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

年金の損益分岐は何歳か

2020-02-11 06:03:29 | 暮らしの中で


受給額をへらしても「繰り上げ亅で早く受け取った方が得なのか・それとも「繰り下げ」で
   受給額を増やした方がいいのか基本的には、それはどれだけ長く生きるかにかかってくる。
通常の65歳から受け取った場合と、繰上げ受給の60歳から受け取った場合で、受給開始から
      死亡するまでの「年金の受給総額」を比べると、「76歳で同額」になる・

つまり76歳より若くして亡くなるなら、 60歳から受給した方が得で、76歳より長生きするなら
   65歳から受け取った方が、得ということ、この76歳は、繰上げ受給の「損益分岐点」と、
呼ぶことができるだろう・・・一方、70歳まで繰り下げで受給した場合の損益分岐点は「81歳」で、
    81歳以上生きれば、繰り下げで得する計算になる逆にそれまでに亡くなれば損だ・・・

女性の平均寿命は87.14歳で、男性は80.98歳、あくまで平均値だが、それまで生きるなら
   繰上げ受給をするのは損になる「政府は長生きに備えて繰り下げを」とアビールするが、
繰り下げ受給を選択し・・受給開始前に亡くなれば、65歳から亡くなった年齢までの年金は
   「未支給年金」として、遺族が受け取ることができるが繰り下げを選択することによる
「加算分」は消滅する・・・

実際繰り上げ受給するなら、60歳の誕生日3ヶ月前までに日本年金機構から送られる
    年金請求書と住民票・年金手帳など持って最寄の年金事務所へ行き繰り上げ請求書に
署名のうえ申請すればよし、60歳から64歳の年金を貰っていない人も同様手続きを取れば、
       あらためて繰り上げ受給に切り替えることができる・・・・ただし・・
一度申請をすると一生減額された年金しかもらえないので、慎重な検討が必要だ・

将来の年金不安や自分の健康寿命など考え、年金が減ったとしても繰り上げの方が、
ズット安心できる一寸先は闇の時代、とにかく元気なうちに受け取るのが年金の王道だろう。

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