goo blog サービス終了のお知らせ 

アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

RX8純正鍛造ホイールのバレル研磨まとめ

2017-04-05 13:11:14 | ホイール研磨
 連載していましたRX8ホイールが完成しましたので工程を追ってまとめます。


塗装剝離した状態



サンディング(#240~#320~#400~#600~一部#800)



細かいところも念入りに



乾式バレル研磨中



乾式バレル研磨後



バフ研磨中



細部をハンドツールでバフ研磨



洗浄しバフの油や汚れを洗い流します



バレル研磨中



バレル研磨後に検査し不具合か所をチェックし手直しか所(黒マジック)を再研磨
OKとなった物を湿式スポンジバフで研磨



完成です。





この工程は商品が変わってもどれも同じやり方です。

手が抜けないのが鏡面研磨品なのです。

塗装品とかメッキ品はベースの上にコーティングしますので下地はある程度ごまかせますが
クリヤー品は肌がもろでますので品質グレードが跳ね上がります。







RX8ホイールのバフ研磨とレガシーとアリストのホイール研磨

2017-04-03 16:11:47 | ホイール研磨
 昨日はちょこっと山歩きしてきましたが山頂付近は雪が降ったようでこの時期にしては珍しい、いくらなんでもこの後は降雪はないでしょうね~。早く満開の桜みたいですがその頃花冷えすると長持ちするのですが、きっとこれから駆け足で暖かくなるので期待薄でしょうかね。


展望地より竜馬ヶ岳(標高1300あたりから積雪あり)


 先週よりレポートしていますRX8のホイールの進捗と、並行して進めていますレガシーとアリストのホイール研磨もレポします。


乾式バレルが終わったら次工程の自動バフ研磨です。
液状研磨剤を塗ります。



こんな感じで



バフ研磨開始、スポークの窓の中も研磨できるようバフを組み立てて行います。



バフ研磨後の状態、次工程は細部をハンドバフした後洗浄し光沢バレルへと進みます。



これはレガシーの乾式バレル研磨後の状態



全体がよく研磨されています。



こちらはアリストの乾式研磨後の状態

続く


BBS製STIホイールのブラッシュドとRX8の経過

2017-04-01 12:28:35 | ホイール研磨
 天気予報通り今日は雨で冷えますな~。
土曜日ですが月末伝票の締めやら登山計画やら(笑)で会社に出ています。もちろん現場も稼働してます。晴れていますと気持ちが焦りますが雨降りだと落ち着いて仕事できていいです。

 那須雪崩の件ですが、問題が発生しますとあれこれ調査され結果的にはあれが無い、これが無いといったいろいろな原因が判明しました。登山の原則は登山計画書の作成です。
計画書作成は仕事で言う「段取り八分」と同じでいかに重要かということ・・・・。

昨日出荷しましたBBS製STI用ホイールの3Dブラッシュドを行い、塗装屋さんから帰ってきましたので写真を撮ったらお客様に送りました。


STIホイール



ブラッシュドの感じ



角度を変えて


RX8のホイールはサンディングが終わり乾式バレル中です。
もう少しで完成です(お待たせして申し訳ない)


サンディング後



このホイールのいやらしい所はスポーク付け根の隅Rが小さいこと


バレル研磨はあくまでも最終工程で全体の研磨を助けるための手法
サンディングをいかに効率よく均等(凸凹にしない)に仕上げるかにつきます。
サンディングがホイール研磨のキーテクノロジーなんですよ



サンディングの研磨面を乾式バレルで一皮めくります(サンディング目からバレル目に変えるということ)。



乾式バレル後の状態



均一な研磨目になっています。


この後は自動バフ研磨、光沢バレル研磨、ウエットバフと流動します。