アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

過去に実施したバレル研磨・・・part2

2016-09-23 09:33:04 | バレル研磨
今年は天候不順で雨が多くて困ります。登山をやるようになってからなおさら思うようになりました。夏休みもほとんどパッとしないし最近もパッとしない・・・。しかも来週から気温が高いと来れば紅葉時期に紅葉するかがまた心配です。
 今日は前回報告した過去実施したバレル研磨の実例を追加します。


まずはYAMAHAロードライナー1900用のホイール
2年にわたり約15000本量産しました。



これはスクーターホイール



レアなところではリアのスイングアーム
昔はこんなのも磨きたいとニーズがあったんです。



バイクのエンジンケースカバー



同じくエンジンケースカバー



マグネ製パソコンの筐体でトライ風景


これもマグネのカメラ筐体


このように振り返りますと外観部品への鏡面ニーズは、潜在的にいつの世にもあるってことですね。

BMW・Mシリーズホイールの天面ポリッシュ(仕上げ編)

2016-09-16 08:11:53 | ホイール研磨
 サンディングの次はバフ、バレル、ウエットバフと一気に作業を進めます。


荒バフ



仕上げバフ



バレル



バレル終了



ウエットバフ



洗浄



洗浄



ふき取り



完成



完成・・・いい光沢してます。


バレルで洗浄されていますから非常にクリーンです。
塗装も前処理のみでクリヤ塗装できます。


これらの工程が一気に進められるのがうちの強みです。
それは、ライン化されていてその場に行けば専用の工程がスムースにできる。だから納期とコストが可能となります。

BMW・Mシリーズホイールの天面ポリッシュ

2016-09-15 08:28:25 | ホイール研磨
 最近天面ポリッシュの需要が増えてきました。ダイヤカットに比べ納期やコストが安いのとやはり質感が高いのが受けているようです。やはり削りもんより磨きもんでしょうか・・・。

今回のレポはBMWのMシリーズにはいている純正品で、2本ともリム部周囲にガリ傷発がついてしまったものです。傷ついたところを削って塗装したのでは修理箇所がまるわかり、ならばとダイヤ切削しますと切削だけで1本数万円します。弊社では切削面の部分をガリ修正しながら磨き上げ鏡面にします。
工程はサンディング(削り)→乾式バフ→光沢バレル→湿式バフ→完成

今日はサンディングまで


入荷したMシリーズのホイールです。



ガリ状況(全周にありますが程度は軽いです)



スポークの切削されたところの見切り付近



サンディング状況(ペーパーは#240)


サンディング状況(ペーパーは#320~#600)


この後はバフ、バレル、ウエットバフと進みます。

お楽しみに・・・。

天面のみポリッシュ(最終回)

2016-09-13 08:42:40 | ホイール研磨
 いよいよ最終工程です。前回の経過報告で新たに1本追加注文が入りましたので追って付けで同時フィニッシュとなりました。
 工程はバレル研磨~ウエットバフ~洗浄~検査です。これらの工程は前にも説明していますので参考にしてください。


バレル風景・・・この中で丁寧に磨き上げられています。


いきなりですが完成です。


こちらも完成です。


出荷は工業用ラップを掛けホコリや指紋、傷防止の予防をします。
次工程はクリヤ塗装です。クリヤ塗装しますと光沢感が落ちますがキラキラ感がぐっと押さえられ落ち着きが出てきます。


よくあるのですが、磨いた物を置いておくと必ず何人かのうちの1人や2人は触ります。桃とかといっしょで無意識に手が出て触ってしまう人がいます(笑)

何事もやたらと触らないように・・・大怪我しますよ。。


天面のみポリッシュ追加

2016-09-12 16:12:26 | ホイール研磨
 先週、天面ポリッシュの依頼があり進めていたら追っかけでもう一本入荷した。追加注文品は同じ工程なので作業を進めて同時の完成を目指す。


ガリ傷の状態


サンディング1、傷部分をサンディングし早めに次工程に送る。


サンディング2、ベルトサンダーも使用します。


とりあえずバフ終了。


バフ研磨完成

この後はバレル、湿式研磨です。