バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

勝利への努力…2012

2012-07-05 06:21:44 | やっぱりミニバス!
平成24年 7月 5日 木曜日
  
「勝利への努力…2012」



『肝心なことは勝敗ではなく、どう相手と戦ったのかということだ。』

これを、”勝利への努力”といいます。

”勝利への努力”は、勝敗という結果よりもずっと大切です。

過去の試合を振り返ったときに、

「あぁ、あのときは、”もうこれ以上はあり得ない”というほど全力を出し切ったなあ…」

と感じることが出来れば、その試合は、間違いなく、”勝利への努力”に没入したのでしょう。

「いつも、そういう気持ちを残せるように、試合に臨んでいるか?」

この問いかけは、コーチ自身が、また、コーチがプレーヤーにしなければならないものです。

コーチが絶対に陥ってならないことは、勝敗という結果だけで、コーチ自身の指導の成否や善し悪しを評価することでしょう。

これは、言うは易く行うは難いことでしょう。

私も、言葉では、子供達に…「全力プレーをすることが大事だよ」と言いながら、

自分の指導力の足りなさで負けたと思い、落ち込むことは多々あります。

コーチが持つべきハート、忘れてならない想いは…、

「バスケというスポーツをとおして、子供達の心をどのように育むのか?」という指導理念だと思います。

ですから、子供達に、「負けたことは当然だ。」

逆に、「勝って当たり前だ。」と思わせることは絶対に避けなければならないことです。

子供達自身が、また、チーム自身が、次に向かって成長するためには、

負けることに対して、馴れてしまうことがあってはならないでしょう。

子供達が、その馴れを心に持たないようにすることは、コーチの大きな責任です。

子供達の健全な心を育むための大きな責任です。

負けた結果を責めることなく、その原因を的確に説明することは、コーチの責任です。

その原因を直していくには、さらに、全力プレーをするには…、どうすればいいのか?

それを子供達自身に考えさせ、コーチはそのヒントを語り、改善のための練習を創造していくことです。

コーチは、試合に勝っても負けても、内心ではきちんと、『平静さ』を維持できなければならないでしょう。

勝ったときには、「ナイスゲーム!」と讃えつつ、

練習通りにできたところ、練習通りにできなかったところを、的確に、その場面を思い出させて語り、理解させることです。

逆に、負けた場合は、

激昂することなく、冷静に、子供達の今の気持ちを聞き、それに対して応えることが大切でしょう。

負けたときにこそ、次の目標を明確に語り、子供達の心を、そこに向けさせることが大事なことだと思います。

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